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南アルプス制覇に向けて②

光岳( 南アルプス)

パーティ: 1人 (つりおね さん )

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行程・コース

天候

初日:曇時々晴、2日目:雨後曇

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 北又渡発電所を過ぎてからダート、落石多数。芝沢ゲートから易老渡までは徒歩(約5㎞、1時間)。芝沢ゲートには簡易トイレあり。

この登山記録の行程

【1日目】
易老渡(05:00)・・・面平(06:55)[休憩 15分]・・・易老岳(10:15)[休憩 15分]・・・三吉平(11:30)[休憩 5分]・・・イザルガ岳分岐(12:35)[休憩 5分]・・・イザルガ岳(12:50)[休憩 10分]・・・イザルガ岳分岐(13:05)・・・光小屋(13:20)[休憩 10分]・・・光岳(13:45)[休憩 45分]・・・光小屋(14:45)

【2日目】
光小屋(04:40)・・・イザルガ岳分岐(04:50)・・・三吉平(05:20)[休憩 10分]・・・易老岳(06:30)[休憩 10分]・・・面平(08:00)[休憩 10分]・・・易老渡(09:15)

コース

総距離
約16.4km
累積標高差
上り約2,233m
下り約2,233m
コースタイム
標準11時間
自己12時間5
倍率1.10

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

南アルプスの百名山完登まであと2座、光岳・聖岳となり、今回は休みの都合もあり、台風上陸の直前に光岳のピストンにトライした。テント泊したかったが、体力的にも時間的にも余裕が無く、光小屋素泊まりとし、荷物を少なくするため、水場を当てにし水分は1.5Lにしたが、これが後で後悔することになった。
深夜、高速を走り、3:00過ぎに芝沢ゲートに到着。駐車場は半数ほど埋まり、今まさに出発しようとする登山者も居た。30分ほど休憩し身支度開始、暗闇の中4:00ごろスタートした。易老渡まではほぼ舗装された林道で、天候が安定している限りでは車両も問題なく通れるように感じた。
易老渡からは噂通りの樹林帯の急登続きで、易老岳まで、樹相の変化以外はモチベーションを上げるものは全くなかった。ようやく易老岳にたどり着き、三吉平まで一旦下り、そこを過ぎて、歩きづらい急傾斜のゴーロ帯を進んだ。1時間近く歩いてようやく静高平に到着。水場は枯れており、持参の水はあと一口残すのみとなった。そこからイザルガ岳分岐まではすぐ。分岐に着くと目の前にセンジガ原が広がり、光小屋も見えた。ザックをデポするためのベンチがあり、空身になってイザルガ岳へ向かった。山頂まではすぐで、山頂はなだらかでとても広かった。周囲には雲が上がってて、展望ゼロ。しばらく待ったが、展望が開ける気配が全くなく、あきらめて下った。
その後、光小屋まではすぐ。光小屋でチェックインと水分補給(水場が枯れてたので補給してくれた)し、いよいよ山頂へ向けてスタート。山頂までは15分ほどで到着。70座目の百名山に登頂した。山頂は木々に囲まれ展望が開けているわけではないが、この日は曇りで展望は無かったが、晴れていればそこそこ展望がある感じだった。小休止の後、光石に向かった。そこから光石までは急な下りで、登り返しが大変だった。光石でも周囲は真っ白。間近の光岳のみ良く見えた(ただのヤブ山だが)。光石で昼食を採り、再び山頂を通り、光小屋へ戻った。光小屋は小さいながら、快適な小屋で、時間もあったため、かなりのんびりできた。夕方、雲が切れ、富士山や聖岳などが見え、苦労して登ったことが報われた気がした。
翌日、台風が近づいているせいで、雨が強く降っていた。風が強くないのが救いで、4:40に出発、アプローチの林道の状況が心配なので、一気に降りる。昨日寄らなかった、易老岳のみ立ち寄る。終始、降雨のため、写真も撮らずひたすら下った。おかげで、易老渡には9時過ぎに到着し、雨もそのころには一時やんでいた。そこから小一時間ほど歩き、駐車場に到着。林道も大丈夫そうなので、着替えて、速やかに帰路についた。
光岳は、事前には、山頂の展望も無く、長い急登で、あまり評判が良くない印象だったが、光小屋の心地良さのせいか、小屋周囲に見どころがコンパクトにまとまっていて、楽しめる山だと思った。天気に恵まれていればもっと良かったと思いました。
今年は、前回の鳥海山といい、今回といい、天気に恵まれていない。ただ、天気予報が良く当たる、ということがわかりました。

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フォトギャラリー:26枚

易老渡到着。すでに一時間歩いてる。

ひたすら急登。

面平到着。

樹林の隙間から聖岳。

2000m到達。これだけ歩いてもまだ2000m。

ようやく易老岳。山頂標識がわからなかった。

三吉ガレ。周囲見えず。

ゴーロ帯の急登。ここは疲れた。

静高平到着。水場は枯れてた。

イザルガ岳分岐到着。ベンチがあってザックをデポ。

イザルガ岳山頂。周りは雲。

光小屋を目指しセンジヶ原を歩く。正面は光岳。

光小屋。

光岳山頂。誰も居ない。

光石。誰も居ない。

光石から見た光岳。

光岳山頂は狭い。

小屋から見えた聖岳。

聖岳から富士山まで、パノラマ。雲が多い。

後ろに光岳。

イザルガ岳と富士山。

下山時、易老岳に寄った。

急下降が続く。

易老渡到着。足が壊れてる。

芝沢ゲート到着。疲れた。

駐車場はこんな感じ。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
ストーブ 燃料 ライター クッカー
【その他】 携帯電話、ラジオ

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登った山

光岳

光岳

2,592m

易老岳

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2,354m

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