行程・コース
天候
☀ 15℃~30℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
八方スキー場に駐車し
八方バスターミナルから路線バスで猿倉へ
下山は栂池高原からバスで八方バスターミナルへ帰る
この登山記録の行程
【1日目】
猿倉(12:20)・・・白馬尻(13:45)
【2日目】
白馬尻(04:40)・・・葱平(08:15)[休憩 10分]・・・村営頂上宿舎(09:20)[休憩 120分]・・・杓子岳分岐(12:39)[休憩 10分]・・・鑓ヶ岳(14:45)[休憩 15分]・・・杓子岳分岐(15:45)[休憩 10分]・・・村営頂上宿舎(17:00)
【3日目】
村営頂上宿舎(05:00)・・・白馬山荘(05:15)[休憩 5分]・・・白馬岳(05:35)[休憩 10分]・・・三国境(06:30)[休憩 15分]・・・小蓮華山(07:30)[休憩 15分]・・・白馬大池山荘(09:15)[休憩 20分]・・・天狗原(11:50)[休憩 10分]・・・自然園駅(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
☀ 登山口温度15℃ ↑2,868m ↓2,270m 26.2㎞ 17:00分 1人 49,224歩
1日目 猿倉から白馬尻へ
長野道豊科1Cを降り、オリンピック道路で白馬に入ります。スキー場の駐車場に駐車し、八方バスターミナルから路線バスで猿倉山荘まで行き、猿倉から徒歩で白馬尻山荘のテント場を目指します。
13時過ぎ到着。まずはテント設営、続いてビールそして、ゆったりタイム。
初日はここまで、瀬音がごゴー々々と聞こえるテンバで、涼しく眠りについた(-_-)zzz…翌朝は3時起床、外気温は10℃。
2日目 大雪渓を登り鎗ヶ岳へ
テントを撤収し4時半過ぎ出発、大雪渓取付きまで登る。5時丁度、20分ほどで雪渓取付きへ到着、ここで簡易アイゼンをつける。
雪はスプーンカット状、硬すぎず柔らかすぎず。
ザック々々…と心地よくアイゼンを受け止める。白馬山荘までは5時間のコースタイム。頑張ろう( `ー´)ノ
スタートはちょっと寒くて登りにいい感じです。5時13分背後に朝日が出た。明るく照らされたのですぐ振り向いて今日のご来光を遥拝。
ヘルメット着用、両側岸壁の崩落を聞きながら速やかに登って行く。大雪渓通過は6時45分、アイゼンを脱ぎ、急な登山道を登るが、両側は花畑。
7時33分小雪渓下に着いた。トラバース道が切ってあり、1方通行だ。再びアイゼンをつけ、通過すると再び花畑の中を登る。しばらく登ると避難小屋があった。上に頂上山荘が見え出した。
あと少し、頑張って登っていると上からグリーンパトの方が降りて来られた。呼び止めて、師匠のことを聞くと、「さっき別れてきたところ、今日は高山植物の説明担当で、この上にいるよ(^_^)v…」
葱平(ねぶかっぴら)・8:25分・看板が見えて来た。と‼、見たことがある吾人が下ってこられました。
「登ってきました\(^o^)/」師匠の日焼けした笑顔が迎えてくれた。少し話してもうひと頑張り。
9時、山荘下に到着、4時間半の登りでした。ここでお初の花ウルップソウにご対面。時期は過ぎていたが、2株だけ待っていてくれた感じ。(人''▽`)ありがとう☆
受付と思ったが、11:00からだそう。先にテンバで設営をする。
テント設営や昼食・小屋回りの花畑の撮影等2時間休憩。午後は稜線を白馬鎗まで5時間のピストン予定。11:25分午後の部再開だ。テンバから花畑を少し登り、稜線へ出ると大パノラマだった。
北に旭岳・東に白馬・南に向け丸山から杓子・鎗そして南西側奥に立山・剣岳と素晴らしい眺望が広がっていた。
大雪渓から吹き上げる冷気を受けながら稜線の道を杓子岳へ向かう。剣岳や立山を望みながら進む道はまさに天空の散歩道。気持ち良いです(^O^)/
12時過ぎ、杓子岳へ登り返す道で雷鳥が居ると教えて貰う。この時は雛だけ確認した。後立山連峰の縦走路はさすがに午後になっても人が絶えない。南から来る人、向かう人様々です。
小石のザレた道になって来ると、所々ピンクの模様が目につく。コマクサだ\(◎o◎)/!よく見るとあちこち咲いている。そして杓子岳山頂分岐へ着いた。巻道を行くか、山頂経由で行くかでちょっと考えたが、師匠に教えてもらったので元気なうちに山頂2,812mを踏むことにした。
分岐から25分、山頂では先ほどのパーティーが休憩中。白馬側からガスが上がってきた。12:50だ。午後はやはり曇るのかな?
13:25に山頂う回路と合流し鞍部へ降りる。ここから鎗の登りに掛かる。登り返しの2800m付近まで急登の岩場が続いてしんどい^_^;。ここを過ぎると、再び散歩道が鎗山頂へ続いていた。
山頂へ続く道で再び雷鳥さんに出会えた。今度は母と5羽の雛たち。登山道で砂浴びを始めた母鳥に倣って雛も真似事。カワ(・∀・)イイ!! 先を急ぐので登山道を迂回して先へ進ませてもらう。
14:30分今日の目的地3等三角点「 鎗ヶ岳」2,903mに着いた。目の下に続く縦走路をたどれば、鎗温泉への分岐指導票が確認できる。その先には天狗山荘も見えている。そして天狗の頭から400m下り不帰劔キレットを越えて唐松岳に至るのだ。
振り向けば杓子・白馬・旭岳の絶景だ。早朝から10時間歩いてきた。休憩したら帰りましょう。帰りは杓子の巻道を通り来た道を引き返す。
丁度17:00テンバへ帰り、師匠と一杯酌み交わした。19:30分、30張ほどのテント村で(-_-)zzz…
3日目 白馬岳から栂池へ下山
翌朝は3:10分起床、パンとカフェの朝食後白馬岳山頂へ向けスタート。5時前出発、師匠が見送りに来てくださった。
さて今日は白馬岳を超え、小蓮華から白馬大池へ下り、白馬乗鞍から栂池自然園に下ります。約11㎞1,000mの高度差予定8時間の下りです。
先ず国内最大級の白馬山荘を目指して登ります。ご来光登山の方達が下って来られます。登る人もいます。早朝からにぎわっている山頂へ向け登ります。
今日も気温は10度前後快適です。昨日も陽が照ると急に暑くなってきたが、今日も暑くなるだろう。まして高度を下げるのだ。
5:12分に白馬山荘を通過、朝陽が射す斜面を山頂へ向かいます。ウルップソウの穂とコマクサに朝日が当たり、新旧主役の花が輝いている。
5:35分1等三角点が埋標されている山頂へ到着した。眺望を楽しんで次の目的地を目指す。小1時間下ると、新潟・富山・長野県の県境、三国境へ6時32分到着だ。
休憩の後は、小蓮華山へ続く稜線を快適に早朝山歩40分、7:25分に3等三角点「小蓮華」2,763mに立った。ここには首なし地蔵や鉄の剣が祭ってある。遠く前方に白馬大池が見え、そして南側の谷底に白馬尻山荘が見え出した。雪渓を登る人影も確認できる。まるで蟻のように小さな点々だ。
陽射しに向かって歩く事さらに50分、暑くなってきた所で船越ノ頭への登り。8時23分,2,612mのピークへ着いた。この小蓮華からの下りが大河ドラマ坂の上の雲に出て来た登山道らしい。
白馬大池へ続く登山道がなだらかに下っている。走ってでも下れそうに見えるが、実際は小石がゴロゴロでなかなかスピードに乗れなかった。9時過ぎようやく大池山荘のテント場へ到着した。ここにもお花畑が広がっている。
テンバから山荘脇を通り池沿いを白馬乗鞍だけに向け緩く登り返すのだが、道の様子が変わった。這松の中をゴーロの道が続いている。岩の上を飛びんこしながら進むようになる。ほんの数十mの登りだが、けっこう草臥れた。なだらかな山頂にはケルンが建っている。白馬岳も見納めか?進む先には妙高・火打・雨飾山など上越の山影が近づいている。
ケルンから少し下ったところに2等三角点「乗鞍岳」2,437mが埋標されていた。ここを10:30通過、この先雪田が待っている。1つ目の雪田はアイゼン装着はしないで、団体さんの脇を通過した。
2つ目の雪渓は急斜面、アイゼン必須。特に下りは注意が必要だ。そして再びゴーロの道を下り11:42分に天狗原の木道に降り立った。ヤレヤレです(^^♪
ワタスゲが咲く木道で下界の暑さを予感した。更に下らねば栂池へは着かない。振り向けば先程難儀して下った雪渓。あの涼しさが懐かしい。
あと1時間で下れるかな?すゞ竹の間の登山道を暑い々々。よっこら々々下ります。足を止めるな歩け々々と言い聞かせる。13:00ほぼ予定通り8時間の下りで栂池自然園に無事下山やったーと云うより、頑張ったという感じ。
大池で用意したα米はなかなか喉を通らなかった。
無事下山し、後はロープーウエイとゴンドラを乗り継ぎ栂池高原へ降りるだけ。案内放送のオオシラビソの松ぼっくりの説明を呆然と聞いていた。
詳しい山行記録はブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2018/07/2018.html
フォトギャラリー:27枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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