行程・コース
天候
晴れ時々雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
夜叉神峠に4:30に着きましたが、天候が悪いせいか、その時点で50台くらい空きがありました。広河原は第3駐車場に誘導していました。
この登山記録の行程
【1日目】
夜叉神峠登山口(05:30)・・・夜叉神峠(06:30)[休憩 18分]・・・杖立峠(07:53)[休憩 15分]・・・苺平(09:23)・・・南御室小屋(09:53)[休憩 138分]・・・薬師岳小屋(13:08)[休憩 42分]・・・南御室小屋(14:33)
【2日目】
南御室小屋(04:30)・・・薬師岳小屋(05:27)[休憩 20分]・・・観音岳(06:20)[休憩 40分]・・・アカヌケ沢ノ頭(08:00)[休憩 65分]・・・高嶺(09:43)[休憩 17分]・・・白鳳峠(10:44)[休憩 20分]・・・白鳳峠入口(13:30)・・・広河原(13:43)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
お盆休みを利用して、学生時代の友人と夜叉神峠から鳳凰三山をテントを担いて広河原まで縦走してきました。
お盆休みなので駐車場が満車となってしまうと思い、一日目の行程は短いのですが、早めの集合・行動開始としました。
一日目は、曇り空のなか雨雲の様子を伺いながら樹林帯を南御室小屋まで進みました。樹林帯で蒸しているのか、前日の不摂生が祟ったのか、ものすごい発汗量でした。熱中症にならないように水分と塩タブレットをこまめに取り、10時くらいには宿泊地の南御室小屋に着いてしまいました。
汗をかいた後の南御室小屋の水は、すごく冷たくて美味しい、何よりのおもてなしでした。テントを張って、ご飯を食べ、ゆっくりしてから、薬師岳まで足を伸ばしました。しかし、この日は眺望は得られず、翌日に早朝から登ることにしました。
テント場では、ビールを飲みながら、小屋の周りの花々を見て回り、深夜には雲が晴れ、たまたまその日だった流星群を楽しむことができました。
2日目は、2時起床、4:30には小屋を出発しました。ヘッドランプを点けながらの出発でしたが、前日、薬師岳までは歩いていたので安心して進むことができました。早朝出発が功を奏し、薬師岳手前で陽が昇り、前日ガスに包まれていた山々を見ることができました。
薬師岳~高嶺までは、アップダウンが頻繁にあり体力的にはきついですが、富士山、白根三山、甲斐駒ヶ岳、奥秩父、八ヶ岳など360度に広がる名峰を眺めながら、白い砂地の縦走路に咲くタカネビランジやホウオウシャジンなどを楽しみながらの山行なので、あっという間に過ぎてしまった印象です。
アカヌケ沢ノ頭にザックをデポし、地蔵峠の山頂看板を通り越し、オベリスクの中腹まで登ってみました。片道10分で往復20分程度です。休憩等を含めて1時間程度みておくのが無難だと思います。
アカヌケ沢ノ頭~高嶺間は、オベリスクで体力を使い果たしたのか、日差しが強かったせいか、本山行中で最もキツく感じました。
鳳凰峠からの下りは、ハシゴなどを含む急坂でテント泊装備のザックの重さでは足がつったり、転倒・滑落するなどの危険があると思い、もともと慎重にと思っていました。しかし、中腹から下に差し掛かる所で天候が急変し、雷雨となってしまいました。濡れた石や木の根は滑りやすく、レインウェアの中はムレムレ、メガネは汗と湯気で曇り、最悪のコンディションのなかでの要注意箇所の通過となってしまいました。慎重と緊張を重ねた結果、時間はかかりましたが、無事下山することができました。
帰りは広河原から乗合タクシーで夜叉神峠まで戻り、駐車場脇にある「夜叉神の森」でお風呂をいただき、スタミナ丼を食べて帰りました。
下りで天候が悪化してしまいましたが、360度の名峰に囲まれ、白い砂地の縦走路に咲く花々を楽しみながらの山行は、山の魅力が凝縮された印象深いものとなりました。
フォトギャラリー:44枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー |
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