行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(07:42)・・・ミクリガ池・・・エンマ台・・・雷鳥平(08:29)[休憩 57分]・・・新室堂乗越(09:57)・・・別山乗越(10:50)[休憩 43分]・・・南峰(12:09)・・・真砂岳(13:06)・・・大走り分岐・・・富士ノ折立(13:53)・・・大汝山(14:21)・・・雄山神社(14:42)[休憩 26分]・・・一ノ越(15:35)・・・立山室堂(16:21)・・・エンマ台・・・雷鳥平(17:00)
【2日目】
雷鳥平(08:01)・・・エンマ台・・・ミクリガ池・・・室堂ターミナル(08:51)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初めてのテン泊登山。出発前夜汗ダクになりながら荷物を詰める。55Lのザックに入りきらない。弟に連絡。「食料と衣類が多いのでは。それか入れ方が下手」とのこと。出発当日1食分の食料と衣類を減らして何とか収まった。その重量17Kg。弟に「3泊くらいの縦走でもするの?」とからかわれる。
3時過ぎ立山駅到着。第1駐車場は超満車。第2駐車場に向かう。数台の空きがあり駐車し仮眠。5時過ぎ切符売り場へ。すでに100人くらいは並んでいる。ケーブルカーは6:20発の3便目となった。美女平でバスに乗り換え室堂到着。晴れ渡る空に立山がきれいにそびえる。そこそこにテン場に向かう。エンマ台付近から地獄谷からの硫黄臭がきつい。それほどでもないアップダウンだが荷が重く脚にくる。最後のピークからテン場が見えた。結構な数のテントが見える。テン場に到着し受付を済ませテント設営。35分程で完成。小休憩後立山巡りに出発。剱御前小舎を目指す。直接目指したつもりが間違えて新室堂乗越に向かっていた。しかし結果的にはこちらのコースの方が歩き易かったかも。稜線に出ると富山湾から能登半島までの景色が一望。剣岳もちらっと見える。出発から1時間半別山乗越に到着。剱御前山に向かう。初めて間近で剣岳を見た。甲斐駒もかっこいいが剣岳もかっこいい。その姿に圧倒された。しばらく剣岳に見とれていた。さらに剣岳右側には白馬岳から鹿島槍までの山々がきれいに並んでいる。また、妙高の山もちらっと。ここから別山に向かい稜線歩き。剣岳を左手に見ながら。昼食も剣岳を見ながら。贅沢。別山に到着。ここからも剣岳や北アが一望。妙高の山や浅間山・八ヶ岳・富士山までも。ここから下って登って真砂岳。途中別山に向かう方から「剣岳見えましたか?」って聞かれて「見えましたよ。剱と槍に挟まれて痛かった」と冗談交じりで答えたら弟が「大丈夫。ここは盾(立)だから」うまいこと言ったな。下って登って富士ノ折立。厳しい登りだ。ここからは下に黒部ダム、対岸に燕岳から槍ヶ岳への砂色の稜線が見える。この先最高峰大汝山に向かう。登頂後雄山へ。雄山神社で祈祷をしてもらった。ここから一ノ越へ急降下。険しいガレに渋滞発生。これまでにかなり脚にきていたがここが最後と思い渋滞回避ルートを見つけて下る。到着。緊張の糸が切れた。ここからダラダラと雷鳥平に向かう。出発から7時間半無事到着。二人とも相当に疲れてしまった。しばし歓談後夕食準備。私はヒュッテに行きビールを購入。夕食を取りながら反省会。日が沈み冷えてきた。月と星を見ながらビールを飲む。8時テントに入る。しかし寝付けない。テン泊に興奮したか、枕が合わないのか、寒いのか、大量に着込んで暑かったのか?寝付けぬまま朝になってしまった。今日は奥大日岳を登るつもりで準備したのに。弟は少々体調がすぐれないとのことで昨日のうちに行かない宣言。私もほぼ一睡もできなかったので登頂を断念。5時過ぎから外で一服していた。しばらくして弟が起床。奥大日岳の断念を伝えた。「じゃー今日は早々に下山し風呂入って美味いもん食って帰ろう」ってことにして朝食の準備をしていた。すると朝日がかかる奥大日岳手前の室堂乗越付近に見事な滝雲が現れた。何とも幻想的な景色。数分間のショーを見ることができた。荷物をまとめて8時出発。が、重たいザック、昨日の疲れ、昨夜のビール?脚が重くなかなかペースが上がらない。汗ダーダーで室堂到着。2日間お世話になった立山をあとにした。
2日間ともにいい天気に恵まれいい展望にも恵まれました。剣岳や対岸の北アの稜線を同じ目の高さで見ることもできました。最後には滝雲まで。テレビでしか見たことのなかった景色を実際にこの目で見れてたまらなく贅沢な時間を過ごせました。
この次の課題として、荷物のコンパクト化・軽量化、パッキングの検討。そして何と言っても、今回はテン場までが1時間程度でしたが半日程度は歩ける脚力をつける。ですね。
必要品購入からサポートしてくれて2日間付き合ってくれた弟に大感謝でした。
都道府県最高峰12 大汝山(富山県)
気が付きませんでしたが、富士山・白山・立山の3つで日本三霊山でした。制覇です。
百名山 30座目/100























