行程・コース
天候
雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
スキー場の終着点に十数台駐車可。
この登山記録の行程
大白川登山口(6:15)・・・エデシ(7:21)・・・三之芝(8:14)【休憩5分】・・・【雨宿り5分】・・・袴岳山頂(9:28)【休憩5分】・・・三之芝(10:11)・・・【雨宿り5分】・・・大白川登山口(12:01)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
恒例の夏山遠征は台風の影響で二転三転し,最終的には守門岳と越後駒ヶ岳に決定した。8月17日の早朝は雨が残るものの,天気はしだいに回復してくるだろうという予報である。
守門岳は二百名山の一つである。コースはいくつかあるが,大白川から登るコースを選んだ。大原スキー場の最上部へ続く道を進むと,突き当たりには十数台駐車できるスペースがある。ここが登山口である。
今日の天気は不安定で,晴れ間が覗くと思えば,時折雨が降ってくる。登山口で天気の回復を待ちながら朝食をとった。4,50分待ったが,天気が好転する見込みはない。意を決して6時15分に歩き始める。
登山口は山菜畑である。魚沼市が主体となって進めているのだろうか,立ち入り禁止の札が立っている。畑の間に古い木道があり,靴を濡らしながら進んで樹林帯に入る。
ブナの林に入ると,ようやく登山道という感じがする。ここからはジグザグの急登がしばらく続く。ときおり陽が射して期待を抱かせるが,また小雨模様に変わってしまう。
右手には深い谷が望め,襞のある山間の景色が楽しめるが,山頂部には雲が立ちこめている。単調な登りと,単調な景色が続き,7時に布引きの滝への分岐点を通過した。
ここからも似たような登りが続く。岩が露出している箇所があったり,急斜面のロープ場があったりと初心者向けではないが,晴れていれば対岸の景色が楽しめるコースだろう。
7時21分にエデシと思われる場所に着く。ここからは対岸に滝を見る。何段か,それぞれに個性のある滝である。望遠を一杯にして写真に収めた。反対側には新潟の平野が見え,山間部には虹がかかっている。これは好天の兆しかと喜んだが,たちまち天気は悪化していった。
小雨の降る中を歩いて,山腹をトラバースして水場に至る。ここから左手の沢を遡行し,湿原に出る。ここが三之芝である。咲き残りのニッコウキスゲを見て歩くと,また低灌木帯に入る。
低灌木帯をしばらく行くと,右手が切れ落ちた道となる。この道はそれほど危険ではなく,晴れていれば眺望が素晴らしいという。ところが今日は,ガスに巻かれて何も見えない。それどころか,雨が本降りになってきた。木陰で雨を避けるが,展望を期待するのは無理らしい。
雨の中,9時28分に山頂に着く。回りは白い霧である。青雲岳に行く予定だったが,とても行く気にはなれない。5分ほど休憩して下山する。
一之芝の湿原にはイワショウブが咲いていた。ここを過ぎて低灌木帯に入る直前で,また雨脚が強くなってきた。雨宿りをして,再び歩き出す。途中で,単独の男性とすれ違う。
三之芝を10時11分に通過し,そのまま下りて,12時1分に登山口に帰る。登山口から守門岳方面を見上げても,山頂部濃いガスに覆われていた。雨の中の山歩きは久しぶりである。
午後になると天気は回復し,道の駅「いりひろせ」から守門岳方面を眺めると,その稜線をはっきりと確認することができた。
フォトギャラリー:36枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 行動食 |
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