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那須三山縦走! 三斗小屋温泉まったり一泊 那須岳絶景と紅葉巡り

那須岳(茶臼岳~朝日岳~三本槍岳)( 関東)

パーティ: 1人 (明日から本気出す! さん )

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行程・コース

天候

1日目: 晴れ後曇り(夜は雨) 2日目: 快晴

利用した登山口

山頂駅  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 峠の茶屋の県営駐車場を利用。

この登山記録の行程

【1日目】
峠の茶屋(県営駐車場)(09:54)…峰ノ茶屋跡(避難小屋)(10:25)[休憩 5分]…茶臼岳(10:55)[休憩 16分]…牛ヶ首山頂分岐(11:33)…牛ヶ首(11:49)[休憩 15分]…姥ヶ平(12:10)…姥ヶ平下(沼原分岐)(12:28)[休憩 10分]…沼原・姥ヶ平分岐(12:55)…三斗小屋温泉(13:10)

【2日目】
三斗小屋温泉(06:47)…隠居倉(07:30)[休憩 10分]…熊見曽根(07:57)…朝日岳分岐(08:04)…朝日岳(08:09)[休憩 28分]…朝日岳分岐(08:42)…熊見曽根(08:48)…1900峰(08:52)…清水平(09:03)[休憩 3分]…北温泉分岐(中ノ大倉尾根分岐)(09:13)…三本槍岳(09:34)[休憩 20分]…北温泉分岐(中ノ大倉尾根分岐)(10:14)…ロープウェイ遊歩道北分岐(11:04)…北温泉(11:45)[休憩 5分]…弁天温泉(12:00)…大丸温泉(12:18)…那須ロープウェイ山麓駅(12:29)…峠の茶屋(県営駐車場)(12:35)

コース

総距離
約20.2km
累積標高差
上り約1,734m
下り約2,024m
コースタイム
標準9時間57
自己6時間37
倍率0.66

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は那須連山の那須三山(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳)を縦走登山してきました!
那須三山はコース次第で日帰り可能ですが、時期的にがっつり登山シーズンもそろそろ終わり、まったり那須岳登山と紅葉楽しもうと三斗小屋温泉に泊まって那須岳を周回してきました。
1日目は峠の茶屋から茶臼岳に登り、牛ヶ首から姥ヶ原を通って三斗小屋温泉へ。2日目は三斗小屋温泉から隠居倉を通り、朝日岳、三本槍岳を登頂して北温泉分岐から中ノ大倉尾根を下りました。
極力ピストンを避けるため、三本槍岳から峰ノ茶屋跡(避難小屋)に戻らず中ノ大倉尾根から下り、北温泉から峠の茶屋に戻って周回しましたが、ただでさえマイナーなコースなのに平日だったのもあって一人も合わずかなり寂しい感じでした。

那須岳で最も有名な茶臼岳は、周辺一帯登山者と観光客でいっぱいでした。ロープウェイで気軽に登れるため犬連れ、子供連れ、幼児連れ、色んな人がいました。茶臼岳は富士山のような溶岩石だらけの道で山頂付近は岩場に覆われています。歩きにくい箇所もあり、登山装備のない観光客も居るため過渡期のシーズンは混雑すると思います。
牛ヶ首もそこそこ賑わっていました。姥ヶ原から先は樹林帯に入り、登山者も段々減って三斗小屋温泉周辺は数人しか会いませんでした。茶臼岳とその裏側の人気差が激しいです。

翌日は平日の早朝だったこともあり、数組・数人程度しか登山者と会いませんでした。朝日岳と三本槍岳で数組程度すれ違いましたが、他のコースはガラガラで非常に静かな登山でした。中ノ大倉尾根から下る時は一人も会っていません。

1日目は晴れたり、曇ったりガスが出たり、夜は雨降ったりと安定しない天気でしたが、翌日は高気圧に覆われ全体的に良く晴れました。
特に、早朝の隠居倉、熊見曽根から見た茶臼岳の景色が素晴らしくとても印象強い絶景でした。三斗小屋温泉に行く以外余り通らないコースだと思いますが、機会あればぜひ通ってみてほしいと思います。


▼アクセス
公共機関では那須塩原駅か黒磯駅から那須線の路線バスがあります。那須ロープウェイが終着駅のため、峠の茶屋までは10~15分程度歩く(階段登るか道路沿い歩く)必要あります。

車の場合は、峠の茶屋の県営駐車場が最も近く利便性があります。峠の茶屋は第一駐車場と第二駐車場があり160台収容可能ですが、10月の紅葉シーズンは超混雑します。この辺りの道路は急斜面の狭い道路で路駐はできません。日曜日の朝8時前に着きましたが、ほぼ満車状態でした。10時前に出発した時は道路に車が並んでいました。
ここ以外の駐車場はロープウエイ山麓駅の駐車場か、さらに下った大丸温泉の駐車場しかありません。大丸からだと20~30分程度歩くことになります。
10月の紅葉シーズンや夏の登山シーズンは駐車場渋滞が予想されるため、早く出発するか車内で休むなどして早めに着くよう強くオススメます。

なお、峠の茶屋の第一駐車場は一方通行で入口と出口が異なります。すれ違い時に注意してください。

第一駐車場内に公共トイレが設置されています。駐車場の階段登ったところに峠の茶屋があり、自動販売機の設置、売店営業しています。その先に登山届提出するところがあり鳥居のところから登山道に入ります。

▼~茶臼岳
峠の茶屋の登山口からスタートし峰ノ茶屋跡(避難小屋)を経由して、那須連山で最も人気のある茶臼岳に登りました。峠の茶屋から峰ノ茶屋跡(避難小屋)までは歩き慣らされていて特に危険個所もなく歩きやすい道です。途中から森林限界になり、富士山のような溶岩石だらけの草木も生えていない道になります。この道で右手側に見える迫力のある山が朝日岳です。手前左手側に見えるのが茶臼岳です。

峰ノ茶屋跡は無人の避難小屋ですが、茶臼岳と朝日岳の中間地点でもあるためたくさんのハイカーが休憩していました。茶臼岳までは稜線沿いを歩きます。草木がなく視界が良いので景色がとても良いです。右手側方面に大倉山や三倉山が見えます。その眼下に三斗小屋温泉の建物が見えます。

茶臼岳は蒸気と火山ガスを盛んに噴出している火山で、山頂付近の周囲は硫黄臭いです。有毒ガスなので噴出口の近くで長居しない方が良いです。茶臼岳は溶岩ドームをぐるりと一周することができ、一番奥に山頂があります。茶臼岳の広大な山頂ですが、岩場地帯になっています。山頂部に那須岳神社があります。ロープウェイ側から登ってくるハイカーと観光客で混雑していました。登山者だけでなく、子供連れ、幼児連れ、犬、ヒール履いてる観光客も居ました。ロープウェイで気軽に登れるのは良いと思いますが、山頂付近はゴツゴツした岩とガレ場で覆われているので、滑ってる人がたくさん居ました。見てて危なっかしいです…

▼~牛ヶ首
茶臼岳の山頂は混雑していたので、山頂でちょっと休憩して牛ヶ首に向かいました。茶臼岳の山頂からロープウェイ山頂駅手前の牛ヶ首山頂分岐まで下り、牛ヶ首に向かいます。
牛ヶ首は山頂というより、茶臼岳から南月山に伸びてる稜線です。遠くから見ると確かに牛の首のように見えます。殆ど平たんで歩きやすい道ですが、牛ヶ首の手前だけ急坂があります。途中に殺生石がありましたが今回は寄りませんでした。
稜線部が牛ヶ首で、右側に茶臼岳・姥ヶ坂、左手の稜線側に日の出平・南月山、眼下に姥ヶ平、その先に大倉山が見渡せます。姥ヶ坂は硫黄ガスが盛んに噴出している箇所でもくもく煙が出ています。
ロープウェイ山頂駅から30分程度でこれるので、茶臼岳の山頂ほど混雑はしてなかったですが観光客がたくさん居ました。峰ノ茶屋跡側に行くこともできますが、茶臼岳の噴出口地帯のため、この道を通る場合はガス中毒にならないよう注意必要です。

▼~姥ヶ平・三斗小屋温泉
牛ヶ首から硫黄ガスが噴出している姥ヶ坂まで下り、さらに下って姥ヶ平(姥ヶ原)に向かいます。断面図で見ると解りますが結構下ります。
姥ヶ平は広大な平野部になっていて広々としています。休憩用のベンチが各所設置されていて、茶臼岳や牛ヶ首の景色が良いポイントです。
ちょっと先に進むとひょうたん池があります。池まで木道を少し歩きますが狭い木道のため、すれ違い時は注意してください。ひょうたん池の周りは木に覆われていて微妙な感じでした。遠くから見た方が良さそうです^^;

姥ヶ平から三斗小屋温泉まで樹林帯の登山道を歩きます。ここまでくると殆ど登山客居ません。静かでしかも樹林帯で薄暗くちょっと怖いくらいでした。
姥ヶ平下(沼原分岐)くらいまで下ると、沼原・姥ヶ平分岐手前の沢まで一気に下ります。断面図で見ると一番下っている箇所です。沢を渡ると急坂の登りがあります。この坂を登りきったところが沼原・姥ヶ平分岐です。この分岐を右側に行けば峰ノ茶屋跡に着きます。峰ノ茶屋跡から来た登山客と話ましたが平たんで歩きやすい道だそうです。
三斗小屋温泉はこの分岐を左に行きます。特に急坂はなく歩き慣らされた平たんな道でした。分岐から20分弱程度歩くと三斗小屋温泉に着きます。

三斗小屋温泉の煙草屋旅館は休憩所はありません。軽食やレストラン等の施設はなく宿泊者以外は利用できないようです。煙草屋旅館は露天風呂が有名な旅館ですが、風呂は全て混浴なので注意してください。女性専用の時間や女性専用の内風呂はあります。秘境の温泉みたく温泉マニアにはたまらない感じです。

▼~隠居倉
今回はまったり登山ってことで三斗小屋温泉に泊まり、2日目は那須三山残りの朝日岳と三本槍岳を登りました。翌日早朝、旅館で朝食いただき2日目の登山スタートします。三斗小屋温泉は山と山の谷間にあるので登り返さないといけません。断面図で見ての通りかなり標高差があります。

三斗小屋温泉の煙草屋旅館から階段上ったところに温泉神社があります。無事を祈願して、まずは隠居倉を通って朝日岳に向かいます。温泉神社からさらに登ると温泉が湧いている源泉に着きます。温泉湧き出ていますが入ることはできません。源泉からさらにぐいぐい登ると尾根沿いに出ます。尾根は景色がとても良く、茶臼岳や牛ヶ首が見渡せました。早朝の太陽と茶臼岳・剣ヶ峰の景色が幻想的な風景でした。
稜線沿いをさらに登ると隠居倉に着きます。隠居倉は山頂部になっていて360度の大パノラマです。茶臼岳、牛ヶ首、剣ヶ峰、朝日岳、三本槍岳、大倉山、三倉山、那須連山全て見渡せると思います。雲海の先にも燧ヶ岳や会津駒ヶ岳が見えました。山頂部は広く休憩用のベンチもあり景色が良く最高のビューポイントです。

▼~朝日岳
隠居倉から熊見曽根を通り、隠居倉分岐から朝日岳分岐を経て朝日岳に向かいます。熊見曽根は一部絶壁のトラバースがあるので足元注意して進みます。ここも景色がとても良く茶臼岳や剣ヶ峰の景色が最高です。
熊見曽根分岐まで来ると急に風が強くなりました。有名な強風ポイントです。吹き飛ばされそうな風で、しかも気温が低くく結構キツかった印象があります。天気が良かったので太陽の日差しは暖かいですが、風がとても冷たかったです。防寒対策はしっかりしておいた方が良いです。

朝日岳山頂までガレ場が続きます。朝日岳は鋭鋒な山で岩場・ガレ場の険しい山容です。峰ノ茶屋跡側から登ると一部鎖場がありますが、危険個所は少ないです。隠居倉、熊見曽根、朝日岳付近は稜線沿いで急坂は殆どありません。ただ、非常に風が強いポイントで強風と寒さがなかなかキツかったです。
風を凌いでなんとか朝日岳の山頂に着きました。平日だったので殆ど登山者は居ませんでした。風に当たらないポイント探して休憩します。山頂は結構狭いですが、景色はとても良く那須高原一帯を見渡せます。遠く雲海の先に八溝山も見えました。群馬側は日光白根山、女峰山が見えました。三本槍岳側の先に旭岳も見えます。

三本槍岳は名前からして険しそうな印象ありますが、実際には山頂部は丸く岩場や険しい箇所はありません。那須岳の最高峰ですが茶臼岳と2mしか差がないそうです。

▼~三本槍岳
那須三山最後の三本槍岳に向かいます。朝日岳山頂から朝日岳分岐を経由し、熊見曽根分岐まで戻ります。再び風が強いポイントを通ります。--;
熊見曽根分岐まで戻り、1900峰を経由して清水平まで下ります。清水平付近は木道で整備された平たんなところで景色が良く、休憩ポイントに適しています。
清水平から少し坂を登ると北温泉分岐(中ノ大倉尾根分岐)に着きます。三本槍岳付近は朝日岳と全く山容が異なり高山植物が多いです。岩場は殆どなく土の登山道です。前日雨が降ったので泥がぬかるんでいて歩きにくかったです。

三本槍岳は清水平からだと1時間も掛からず登ることができます。北温泉分岐から急坂ポイントありますが、大した距離ではないです。
三本槍岳の山頂はちょっと平になっていますが、あまり広さはありません。朝日岳、茶臼岳側は木に覆われて展望はなく、180度パノラマな感じです。手前に旭岳、甲子山、眼下に鏡ヶ沼、右側は赤面山、左側は大倉山、三倉山、土倉山が見えます。特に大倉山の稜線や山容が美しく印象的でした。

▼中ノ大倉尾根 (下山)
下山は峰ノ茶屋跡に戻らず中ノ大倉尾根から下ります。三本槍岳山頂から北温泉分岐まで戻り、分岐から中ノ大倉尾根に入ります。平日だったせいか、ここから北温泉まで誰一人会いませんでした。
中ノ大倉尾根は赤面山に向かうコースでもありますが、冬のシーズン中は途中からゴンドラで下ることもできるようです。草木が低く視界が良い尾根道ですが、なかなか傾斜のある急斜面です。紅葉シーズンはこの尾根コースはとても美しい紅葉を楽しめるそうです。
ロープウェイ分岐まで急斜面を下ると、北温泉まで紅葉がキレイな登山道になりました。落ち葉だらけで不明瞭なところや、一部険しい箇所ありましたが気を付けて通れば大丈夫です。

▼北温泉~峠の茶屋県営駐車場
北温泉は那須では有名な秘境の温泉で私も何度か来たことがあります。平日だったにも関わらず観光客たくさんいました。北温泉から駐車場まで登り、アスファルトの道路をくねくねと曲がったり、下ったりすると弁天温泉の分岐に出ます。
ここからしばらく歩くと大丸温泉があり、大丸温泉から峠の茶屋の県営駐車場まで登り坂です。この辺りはいろは坂みたいなクネクネした道路ですが、登山用にショートカットできる道があります。
ロープウエイ山麓駅から峠の茶屋県営駐車場の間もショートカットできる道がありますが、階段の道で最後の登り・階段がなかなかキツかったです^^;
過渡期の峠の茶屋県営駐車場は満車が予想されるため、満車時は大丸温泉で車停めることになるため、この道を登る必要があります。


アップしきれなかった写真はこちらからご覧ください。
https://photos.app.goo.gl/eEnkZ4H2nWGazcYf8

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フォトギャラリー:119枚

峠の茶屋からスタートします。

県営駐車場は第二駐車場含めて満車状態です。駐車場前の道路に駐車待ちの車が並んでいました。さすが那須岳、凄い人気です。

峠の茶屋から先に進むと、この登山口に着きます。

手前に朝日岳が見えます。

さらに先に進むと前方に剣ヶ峰が見えてきます。

右手側にはどーん!と迫力のある朝日岳。

前方の鞍部に峰ノ茶屋跡(避難小屋)が見えてきました。

この辺りから富士山のような溶岩石が増え始めます。登山道は歩き慣らされています。

振り返ると絶景。

右側は美しい山容の朝日岳。

峰ノ茶屋跡(避難小屋)に到着。無人の小屋です。小屋は茶臼岳と朝日岳の中間にあり、ここでたくさんのハイカーが休憩していました。

峰ノ茶屋跡の左側が茶臼岳です。

茶臼岳の山肌から火山噴煙が出ているのが見えます。

大倉山、三倉山側。

右側は三本槍岳側。

茶臼岳は那須岳でも有名な観光地で、ロープウェイもあり、登山者以外も多くとても歩き慣らされています。

茶臼岳の山頂が見えてきました。

振り返ると朝日岳とその奥に三本槍岳が見えます。

三本槍岳よりさらに左側。

大倉山、三倉山側。美しい山容です。見てるだけで縦走したくなります。

朝日岳と三本槍岳。三本槍岳はその名前とは異なり、山頂は仙丈ヶ岳のようにどっしりしています。

茶臼岳の山頂付近の火山噴煙。近づきすぎないように。

茶臼岳の山頂に到着!多くのハイカーと観光客で賑わっていました。山頂は大きな岩がゴロゴロしています。人が多いときは落石に注意して休憩しましょう。

山頂にある那須岳神社。無事1日目の登頂できたことに感謝!(-人-)

山頂から一帯を見渡します。

この鳥居を潜り、ロープウェイ山頂駅方面にいったん下って、牛ヶ首に向います。

ロープウェイ山頂駅方面の下り。見晴らしは良いですが、ガレ・ザレ場地帯で浮石を踏むと滑りやすいので下山時は要注意です。

振り返って茶臼岳。

ロープウェイ山頂駅の手前に牛ヶ首の分岐があります。

茶臼岳の山腹をぐるりと周ると牛ヶ首に着きます。牛ヶ首は茶臼岳のちょうど真ん中くらいに位置しています。手前に登り坂がありますが急坂ではないです。

牛ヶ首から茶臼岳を見上げます。近くでみると迫力のある噴煙です。ここから茶臼岳の山腹を通り、峰ノ茶屋跡方面に行くこともできますが、噴出口地帯のためガス中毒に注意必要です。

大倉山、三倉山側。

日の出平と南月山。

牛ヶ首から茶臼岳方面に下ったところにある姥ヶ坂。硫黄臭いガスがたくさん吹き出ています。峰ノ茶屋跡方面に向かって茶臼岳を周回することもできますが、噴出口地帯のためガスが凄いです。

姥ヶ平まで下りました。ここは平野部で広々としていて休憩所として最適です。ここから見上げる茶臼岳や牛ヶ首の景色が良いです。

姥ヶ平にあるひょうたん池。時期が悪いのか微妙な景色です。池まで木道で整備されていますが、狭いのですれ違い時は注意が必要です。

姥ヶ平から見た茶臼岳と牛ヶ首。

茶臼岳あっぷ。肉眼だと山頂付近が見えます。

牛ヶ首にもハイカーが見えます。

姥ヶ平から三斗小屋温泉に向かいます。ここから樹林帯に入ります。人気のないコースなのか時間の問題なのか、殆どハイカーと合わず静かでした。

姥ヶ平下(沼原分岐)に到着。沼原・姥ヶ平分岐手前の沢までさらに下ります。沢手前まで急坂です。

ところどころ紅葉がキレイでした。

小さな沢を渡ります。ここがこのコースの最低標高地点です。ということで、三斗小屋温泉は登り坂です。

沢から坂を登り、沼原・姥ヶ平分岐に到着。この分岐は峰ノ茶屋跡に繋がっている分岐で峰ノ茶屋跡方面から来るハイカーさんと会いました。

分岐を過ぎると緩やかな坂になり歩きやすくなります。峰ノ茶屋跡方面から来た方が楽そうです。

三斗小屋温泉の煙草屋旅館に到着。今回はこちらで宿泊します。到着時間が早すぎたせいか誰も居ませんでした。

まだ時間が早く、誰も居ない露天風呂。秘境の温泉です!寒さと温泉の熱さ加減が絶妙でした。混浴ですが夜であれば真っ暗で何も見えないので女性でも安心?だと思います。

翌日の朝、朝食いただきスタートします。隠居倉は煙草屋旅館の間の道を通ります。

煙草屋旅館のすぐ先に温泉神社があります。

振り返ると大倉山が見えます。朝日が山に反射しています。

隠居倉まで急な登り坂が続きます。

この辺りは木が少なく見晴らしが良いです。

どんどん登っていくと大倉山の先の山も見えてきました。

三斗小屋温泉の源泉のようです。煙に近づくと結構熱いです!

温泉の源泉のところ曲がると隠居倉の稜線に入ります。茶臼岳と剣ヶ峰?と眩しい太陽。早朝の登山は空気も澄んでて日差しもキレイでとても癒されます^^

茶臼岳と牛ヶ首。

牛ヶ首からさらに右側。

さらに右にカメラ回します。

隠居倉のピークが見えてきました。

振り返ると絶景が広がっています。

大倉山側。だいぶ登った感じがします。

茶臼岳どあっぷ。

隠居倉に到着!! 360度の大パノラマです^^ 朝日岳も良く見えます。

三本槍岳方面。

茶臼岳、剣ヶ峰。

だーれも居なくて静かな山頂を独り占めです。

雲ひとつないド快晴です!

隠居倉は三斗小屋温泉行く以外で利用しないコースですが、オススメのスポットです!

隠居倉で絶景を堪能して、朝日岳に向かいます。

隠居倉方面から見る茶臼岳は迫力があります。

足場が細いザレ道ですが、気を付けて通れば問題ないレベルです。

下は崖になっています。滑落要注意箇所です。

素晴らしい絶景です!

朝日岳も素晴らしい絶景です!

熊見曽根分岐に到着。ここ辺りから朝日岳まで強風が吹いていました。時折吹き飛ばされそうなくらい強い風でした。朝日岳山頂に向かってからまたこの分岐に戻ってきます。

ガレ場の先に朝日岳。

右に茶臼岳。

朝日岳分岐。噂通り、強い突風が吹いています。風の強さより寒さがキツイです><;

朝日岳山頂に到着!

朝日岳は茶臼岳より険しく山頂も狭く強風や突風が吹くところで初心者向きではないですが、360度見事な絶景を堪能できます。

眼下に見えるのは那須でしょうか。

左は中ノ大倉尾根。今回はこの尾根から下山予定です。

中ノ大倉尾根から三本槍岳方面。ちょっと山頂部だけが見えてるのが三本槍岳かな?

大倉山側。

山頂も強風・突風がすごいので風避けれる場所見つけて休憩します。

茶臼岳への稜線がくっきりと見えます。

那須三山最後の三本槍岳に向かいます。

熊見曽根分岐と清水平の間にある1900m地点。

清水平側から見た朝日岳。

清水平に到着。この辺りはなだらかで歩きやいです。

茶臼岳。

木道で整備された清水平。

中ノ大倉尾根分岐(北温泉分岐)から三本槍岳に向かいます。今回のコースはこの分岐から三本槍岳にピストンします。

前日の悪天候でぬかるんでいましたが、朝日岳より登りやすい登山道です。

那須三山最後の三本槍岳の山頂に到着!

360度パノラマを期待していましたが、登山道側は木が生い茂っています。東北側はパノラマです。

大倉山方面。稜線が美しいです。

茶臼岳方面。早朝、あんな近くに見えたのにすごく遠く感じます。

山頂でしばし休憩して北温泉側に下山します。北温泉分岐まで戻ってきました。

中ノ大倉尾は那須岳の中でもかなりマイナーなコースですが、見晴らしが良く道もよく整備されています。

中ノ大倉尾から朝日岳・茶臼岳方面。

下界の街並みも見えます。

この方面から見る朝日岳はキレイな△の形した山容です。

この辺りの急坂は滑りやすく、金網で滑り止め設置されていました。

ロープウェイ遊歩道から北温泉までキレイな紅葉が広がっていました!

紅葉時期の那須岳は非常に混雑します。北温泉のコースは茶臼岳側より比較的ハイカーが少ないのでゆっくり紅葉楽しめると思います。

色とりどりの美しい紅葉トンネルです!

北温泉まで下山!秘境の温泉ですが、有名になって外国人観光客だらけでした。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
サングラス 着替え 地図 コンパス 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
【その他】 水 1.5ℓ+ペットボトル550ml
2日分の昼食、アミノバイタルx1、ウィダーインゼリーx1(非常用)、プロテインゼリーx2(下山後用)
※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ
※トレッキングポールは折り畳み式非常用(未使用)

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登った山

三本槍岳

三本槍岳

1,917m

那須岳

那須岳

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朝日岳

朝日岳

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