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三ツ峠山・開運山(憩の森公園~達磨石~三ツ峠山荘~山頂)

三ツ峠山・開運山( 関東)

パーティ: 2人 (Virginia さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ後曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅発(5:35)・・・所沢IC 関越道⇒鶴ヶ島JCT 圏央道⇒八王子JCT 中央道⇒大月JCT⇒都留IC⇒県道40号線⇒R139 西桂町役場を右折⇒三ツ峠グリーンセンターを左方向へ⇒憩の森公園駐車場着(7:50)
*関越道・圏央道:渋滞なし、中央道:交通量多め(渋滞開始前に通過)
*R139沿いのセブン・イレブンで朝食(おにぎり弁当)・昼食(パン)を 購入
*駐車場は道路の左右の空き地(未舗装・区画無し)
*トイレは進行方向右側の林の中にあり、目立たず分かりづらい

この登山記録の行程

憩の森公園・駐車場(8:15)・・・達磨石(8:33)・・・股のぞきの松(9:12)[写真撮影休憩7分]・・・馬返し(9:35)・・・愛染明王塔(10:02)・・・八十八大師(10:24)・・・神鈴権現社(10:44)・・・屏風岩(10:50)・・・三ツ峠山荘(11:10)[昼食休憩30分]・・・四季楽園(11:50)[トイレ休憩5分]・・・三ツ峠山頂(12:07)[写真撮影休憩10分]・・・四季楽園(12:25)・・・屏風岩(12:40)・・・神鈴権現社(12:51)・・・八十八大師(13:09)・・・愛染明王塔(13:32)・・・馬返し(13:48)[コーヒー休憩20分]・・・股のぞきの松(14:17)・・・達磨石(14:44)・・・憩の森公園・駐車場(14:55)

コース

総距離
約7.6km
累積標高差
上り約1,209m
下り約1,209m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

富士山の眺望が良いという三ツ峠山。片道4km弱で標高差約1000mと全体的に急登・急降な登山道です。紅葉は丁度見頃となっていました。「股のぞき」からは山腹に雲がかかっているものの冠雪した富士山を間近に見ることができました。達磨石や八十八大師など石碑が多く、歴史を感じます。
「馬返し」からは更に斜度が増し、心拍も上がり気味になります。屏風岩では多くのロッククライマーがアタックしていました。「親不知の碑」から山頂直下の分岐までは、崩落していて道が狭くなっている所がありますので、慎重に素早く通過した方が良さそうです。「三ツ峠山荘」「四季楽園」とも売店営業はなく、飲料の自販機があるだけですので、昼食などの食料は持参しましょう。「四季楽園」から先は一部登山道整備中で迂回路の指示があります。途中からは整備された登山道を登ります。山頂標識の前では写真撮影の行列(4,5組位)で順番に譲り合い・頼み合いで撮影できました。山頂は平地が少なく、人も多いので休憩スペースはほとんどありません。「三ツ峠山荘(無料)」「四季楽園(有料:100円)」の前にあるテーブル&ベンチを利用しましょう。山頂では雲が大分出て来て残念ながら眺望は今一つでしたが、遠くに標高が高い南アルプスはかろうじて見ることが出来ました。
詳細は以下の通り

【~憩の森公園駐車場】
三ツ峠グリーンセンターから先も舗装道路が続きますが、道幅が狭く車1台分といった感じですので、すれ違い用の路肩には絶対駐車しないようにしましょう。
憩の森公園は特に何もありません。駐車場は道路を挟んで左右各10~15台位のスペースでそれ程広くはありません。私たちは右側の方にスペースを見つけて停めることが出来ました。
トイレは道路の上り方向右側の駐車場の下の林の奥にありますが、目立たなくて、到着時には気が付きませんでした。男女兼用の個室が一つと、もしかしたら男性用の小便器が一つあるかもといった感じでした(利用していないので詳細不明)。

【憩の森公園駐車場~達磨石】
 駐車場にある階段を登って、舗装道路を少しショートカット出来ます。そのまま舗装道路を道なりに登って行くと、左側に広い空き地がありここも駐車利用できそうです(富士急バスの旧バス停「眺望逆さ富士」が目印です)。私たちが行った時は誰も駐車していませんでした。
少し登ると正面に白い「三ツ峠山登山道」、左手に「富士箱根伊豆国立公園」の看板があり、直進して林の中の登山道に入って行きます。木の一人分が通れる橋を渡るとその先に「達磨石」が現れます。「三ツ峠山頂 3.0km」の標識があります。

【達磨石~股のぞきの松】
 「達磨石」の先は左側に石塀のある涸れた沢沿いに緩やかに登って行きますが、その先からは急登です。でも紅葉・黄葉が綺麗で、時々立ち止まりながら登って行くと心拍の調整が出来て良いです。
「股のぞきの松」は松の幹が地上から1m50cm位の所で二股に分かれていて、そこから富士山を見られるようになっています。子供用に踏み台も置いてあります。その奥が開けていて、雲海の上に冠雪した富士山が綺麗で感動しました。丁度手前の山腹が紅葉していて、写真撮影にも絶好のポイントでした。休憩用のベンチもありました。

【股のぞきの松~馬返し】
 周囲の木々が全体的に紅葉・黄葉し、地面には松ぼっくりやドングリも沢山落ちていて秋真っ盛りの中、登山道を進んで行きます。「馬返し」は少し広くなっていて、標識看板と休憩用のベンチがありました。

【馬返し~八十八大師】
 「馬返し」から先は、その名の通り更に勾配が急になり、息も上がります。途中にあった「愛染明王塔」「不二石」は古い石碑で、彫ってある文字が全て読めないほどでした。登山道も土メインから岩メインと様相が変わって来ました。
「空胎上人の墓」に到着すると周囲が広くなっていて、その先の斜面に赤い帽子と前掛けをしたお地蔵さまがずらっと並んでいる光景が現れ、その赤色が枯れた風景に目も鮮やかで少なからず驚愕させられました。ここが「八十八大師(八十八躰供養塔)」です。でもお地蔵さまは八十八体より少ないように感じました。遠くの木に今は懐かしい「三ツ峠登山道 八十八大師 頂上へ1km」という今は懐かしいさくらフィルムと書かれた看板が幹にくくりつけてありました。

【八十八大師~屏風岩】
 八十八大師を横に見ながら登山道を進んで行きます。「親不知」を通り過ぎると勾配は緩やかになりますが、道幅が狭くなり左側はがけ崩れをしている場所がありますので、足早に通り過ぎます。「愛宕尊」「坂東三十三カ所観音塔」では、昔展望台か売店があったと思われる残骸がありました。「屏風岩」も少し遠くに見えて来ました。「神鈴権現社」は登山道から奥まった所に石の祠があるようです。「一字一石供養塔」を過ぎると「屏風岩」も大分迫ってきました。「屏風岩」では多くのクライマーがアタックしていました。女性もいて、高所恐怖症の私としてはただただ凄いと思うばかりでした。

【屏風岩~三ツ峠山荘】
 「屏風岩」を廻り込んで進むと、正面奥に「三ツ峠山荘」の建物が見えて来ました。
「西国三十三カ所観音文字塔」もかなりの古さを感じました。
「三ツ峠山荘」直下は二股に分かれていて、左へ進むと「三ツ峠山荘」、右へ進むと
「四季楽園」に出ます。いずれも最後の急登です。私たちは昼食を摂るべく左手の「三ツ峠山荘」方面へ進みました。

【三ツ峠山荘~四季楽園~三ツ峠山(開運山)山頂】
 階段状の急登を登りきると黒いワンちゃんが吠えてお出迎え。「三ツ峠山荘」に到着しました。左手に建物があり、その先に木のテーブル&ベンチがいくつかあります。私たちも場所を確保して昼食休憩としました。
「三ツ峠山荘」から右手に直進し、緩やかな登りの先にも丘のような広場があり、ベンチや地面に敷物を敷いて、昼食を摂っている方々も多くいました。その先を下ると「四季楽園(山荘)」の建物があります。建物の先に木のテーブル&ベンチが多くあり、木の幹に括り付けてある箱に「休憩料 お一人百円也 この箱にお入れください」と書かれていました。有料ですが、多くの人々が利用していました。その先を下ると左手に入って行く道があり、奥に公衆トイレがありました。男女別で、男性用は個室・小便器各1、女性用は個室2(洋式・トイレットペーパー有)、無料で利用できました。外にある手洗い場は蛇口がなく使えませんでした。
登山道に戻り、道なりに登って行きますが、途中整備中で迂回路の指示があり道なりに進むと整備済みの登山道に戻り、階段状の道を進むと山頂到着です。
私たちが到着した時は、大分雲が垂れこめて来て、残念ながら富士山は隠れてしまっていましたが、眺望は良く、下界の市街地や遠くの山々は見ることが出来ました。
「三ツ峠 海抜1786.1米」と書かれた石碑と「三ツ峠山 山梨百名山 山梨県」と書かれた木の標識、三角点がありました。地図上では「1785.2m」となっていて、標高が異なることに気が付きました。

【山頂~四季楽園~屏風岩】
 山頂から「四季楽園」までは同じ道を戻り、「四季楽園」からは休憩場所の間にある「達磨石・三ツ峠駅」方面標識がある木の階段を下ると、二股に分かれていた場所に出ました(上りで右手の道)。

【屏風岩~憩の森公園駐車場】
 登りと同じ道を下って行きます。「馬返し」でコーヒー&おやつ休憩を取り、駐車場まで戻りました。

下山後は、「三ツ峠グリーンセンター」にある「開運の湯」で入浴しました。下駄箱を見るとほとんどトレッキングシューズが置いてあり、登山客が多いようでした。
帰りは、中央道の渋滞を避けるため、R139(富士みち)から県道24号線⇒R413(道志みち)で相模湖町に出る予定でしたが、途中「青根」から「青野原」まで先の台風の影響からか通行止めだったので、県道76号線に迂回を余儀なくされ、R20の手前で合流渋滞に遭遇してしまったのが想定外でした。相模湖近辺のファミレスで夕食後、R413⇒圏央道「相模原」IC経由で、帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
カップ
【その他】 機能性タイツ、敷シート、携帯電話、携帯ティッシュ、ウェットティッシュ、日焼け止め、化粧ポーチ

登った山

三ツ峠山

三ツ峠山

1,785m

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