行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
バス
その他:
[往路]~祖母山登山口
◾️11/9
①12:57発 博多 ソニック25号 - 15:00着 大分
②15:15発 大分 豊肥本線 - 16:30着 豊後竹田[泊]
◾️11/10
<<竹田市乗合タクシー>>
③7:00発 豊後竹田駅 - 7:30着 祖母山登山口
[復路]~福岡市内
<<同上>>
①15:30発 祖母山登山口 - 16:00着 豊後竹田駅
②16:36発 豊後竹田 豊肥本線 - 17:46着 大分
③18:11発 大分 ソニック54号 - 20:22着 香椎
この登山記録の行程
祖母山登山口バス停07:17 - 07:31祖母山一合目駐車場07:48 - 08:21祖母山五合目小屋08:34 - 09:47国観峠09:48 - 10:30祖母山10:51 - 11:29国観峠11:30 - 12:52祖母山五合目小屋13:02 - 13:34祖母山一合目駐車場13:35 - 13:54祖母山登山口バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
祖母山(そぼさん)に登ってきました。五合目小屋付近で紅葉が見頃を迎える一方、山頂近くでは霜が降りており、九州の山々にも冬がそこまで来ているのを感じました。
何やら懐かしさを覚える名が付けられた祖母山。大分、宮崎、熊本の県境に位置し、標高1,756m、山頂にある神武天皇の祖母トヨタマヒメを祀る石の祠(ほこら)が山の名前の由来と伝えられています。また、日本百名山の一座であり、祖母傾国立公園の中核、さらには昨年6月には周囲の傾(かたむき)・大崩(おおくえ)山系とともにユネスコのエコパークに登録されるなど、その豊かな自然には国際的にも高い評価がなされています。
三県にまたがることもあり、登山口までのアクセスや登山ルートはバリエーションに富んでおり、公共交通機関派を自認(?)する私が使ったのは大分県竹田市側の神原登山口。現在、竹田市は祖母山登山口まで直行する予約型乗合タクシー(カモシカ号)を運行しており、今回はそれを利用しました。ご参考までに、竹田市のお隣の豊後大野市でも同市側の尾平登山口近くまでコミュニティバスを運行していますが、運行の時間帯、駅の近くに温泉(竹田温泉花水月)がある等の理由から、竹田市側からのアプローチをチョイスしています。
カモシカ号は、月~土にかけ運行されており、往路は7時、9時15分、復路は15時30分、17時30分のそれぞれ2便。私の棲家からは始発電車でも往路の2便に間に合わず(豊後大野市のコミュニティバスも同様)、そのため竹田市に前日入りして、温泉に入りのんびり過ごして翌日の登山に備えました。
実際に歩いたルートは
〇祖母山登山口バス停~一合目駐車場~五合目小屋~国観峠~祖母山~国観峠~五合目小屋~一合目駐車場~祖母山登山口バス停
となります。登山口から山頂まで問題なく歩行でき、(五合目小屋のところで神掛岩(カンカケイワ)トレッキングコースに進んでしまうといったハプニングがありましたが・・(汗))道標もしっかり整備されています。五合目小屋を少し登ったところから急坂となり、前日降った雨の影響か、滑りやすい登山道が続きます。
苦労して登った山頂からは、まさに絶景~!帰りのカモシカ号の時間もあり、後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にすることになりました。山頂付近の九合目小屋あるいは五合目小屋を利用すれば、ゆっくり祖母山を堪能することもできたかもしれません。次回はトライしてみましょうかね(笑)。
[参考情報]
〇阿蘇・奥豊後のんびりきっぷ
http://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/233
○たけた駅前ホステルcue
https://solairodays.com/
◯祖母山・越敷岳登山口行きバス(カモシカ号)
https://www.taketan.jp/sp/topics/detail/287
◯竹田温泉花水月
https://www.taketan.jp/spots/detail/40
フォトギャラリー:102枚
突然ですが、ここは豊後竹田駅です。私の棲家からは始発電車でも、竹田市が運行するカモシカ号の往路便に間に合わず、そのため竹田市に前日入りです。
今夜のお宿は、竹田駅のすぐ近くにある「たけた駅前ホステルcue」。
こちらが「たけた駅前ホステルcue」。築80年を越える古民家をリノベーションしたゲストハウスで、豊後竹田駅から徒歩1分です。
こちらは駅近くにある「竹田温泉花水月」。たけた駅前ホステルcueでは、竹田温泉花水月の入浴料が350円となるチケット(通常500円)を購入することができます。明日の分を含めて2枚購入しました。荷物をおいて早速ドボ~ン♪
素泊まりの予定だったのですが、この日(11月9日)はcueの日ということで、夜にパエリアとホットワインのパーティが!地元の方も訪れ、竹田地元の焼酎等をいただきながら、スペシャルな出会いをゆるゆる楽しみます♪もしもし、明日は祖母山ですよー!
パエリアのおかわりもありました~!
おはようございます。ここは、こちらはカモシカ号の祖母山登山口バス停、無事に到着です!前泊して乗り遅れたらシャレにならないと、早々と目が覚めてしまいました(笑)
こちらがカモシカ号。帰りは15時30分のカモシカ号を予約しています。遅れないよう、CTキープで行きましょう~!
さぁ、頑張りましょう!
10分ほどで山道に入ります。
登山道の途中にあった一合目の滝。神原渓谷のスタート地点の滝となります。周囲の木々が紅葉を初めており、なかなか風情があります。
天気はいいのですが、午前中は日陰になっているようです。日が当たればもっときれいでしょうね。
一合目駐車場に到着。さすがに人気の山ですね、満車に近い状態です。駐車場にはトイレがありました。
駐車場からは再び舗装された林道を進みます。途中で神原渓谷トレッキングコースと神原登山道(九州自然歩道)の分岐があります。往路はトレッキングコースに進みます。
涸れ沢を渡り雰囲気の良い森に入ります。
こちらは二合目の滝。トレッキングコースから外れますが、立ち寄ってみました。神原登山道(九州自然歩道)からは見えないそうです。なんだか得した気分(^^)v。
御社の滝が見えてきました。
御社の滝は2段になっていました。
折角なので2段目の滝の上まで行ってみました。岩肌を滑るように流れ落ちています。
滝の周囲では見事に色づいていますが、残念ながら日陰になっているため今一つ。帰りに期待しましょう。
沢沿いの斜面にトラバース気味につけられた登山道を進みます。
かつて根だったようにも見えますが・・・・
上を見上げると普通の木ですけど・
五合目小屋のところで、迂闊にも神掛岩トレッキングコースに進んでしまうというチョンボ。CTキープといいながら痛恨の時間ロスです(汗)。
五合目小屋から続く登山道。ステップがきってあり歩きやすい。
徐々に傾斜がきつくなってきました。
ようやく日差しが!
慎重に・・。
国観峠に到着~!
広い草原になっています。
祖母山の山頂もばっちり見えています。それにしてもまぶしい~!
峠にあったお地蔵さんに本日の無事の山行をお祈りして
いざっ!
山頂近くにあった霜柱。もう、冬がそこまで来ているようです。
祖母山、ゲット~!
お約束のタッチ!
祖母山の名前の由来となったといわれる祠もありました。
素晴らしい展望が広がっています。右のピークは傾山。
中央奥は大崩山。
奥に見えるのは市房山
九重連山
阿蘇山かな・・(^-^;
絶景を眺めながらのランチ。ちと早いですが、日本が誇る(?)カレーメシ!
のんびりしていたい気もしますが、帰りのカモシカ号の時間もあるので早々に下山します。
再びの国観峠
こんな急登を登ってきたんですね~。
登るときは一生懸命だったせいか、あまり記憶になく。こんな岩場も(振り返っての一枚)。
登りとは打って変わって、日差しがあたり、色付いた木々が青空に映えてとてもきれい。やはりこうじゃなくっちゃいけませんね(笑)。
五合目小屋まで戻ってきました~。
時間的に余裕もあるので、後学のため中を拝見します。二部屋あって、中央に囲炉裏があります。
結構、広いですね。
2段ベッドもありました。
下りは神原登山道(九州自然歩道)を通ります。
五合目小屋あたりは、紅葉が見ごろを迎えています。
沢沿いに付けられた登山道
再びの御社の滝。見る角度によって随分雰囲気がちがいますね。
カモシカ号の祖母山登山口バス停に戻ってきました~。気合が入りすぎたのか、14時前についてしまいました。予定の15時30分まで1時間半もあります。・・遅れるよりはいいでしょうが、それにしも待ち時間が長すぎ。もう少し山頂でゆっくりすればよかったなぁ・・。
気持ちが通じたのか(?)、カモシカ号が30分ほど早くきてくれました。気温が下がり寒いなぁと感じていた矢先でもあり、助かりました。30分ほどで豊後竹田駅前に戻り、そこから竹田温泉花水月に直行しました~。ちなみに、花水月では一日おきに男湯と女湯を入れ替えているそうで、両方のお風呂を楽しむことが出来ました(^^)v。
さっぱりしたところで豊後竹田駅に戻ってきました。
豊後竹田駅の後ろの岩肌が黒く塗れているところは落門の滝(らくもんのたき)。落差約40mもあり、自然のものではなく灌漑用の農業用水が流れ落ちているそうで、この日はあまり流量が多くないようでした。
豊肥本線。大分に向かいます。
大分で「ソニック52号」に乗り換えます。毎度のことながら、「ソニック」の面構え、メタリックボディと合わせ男の子的にはワクワクします(笑)。
大分駅での乗り換え時間を利用して「とり天弁当」を調達できました!念願の祖母山登頂とともに、cueでのスペシャルな出会い、なかなか充実した山行でした。こうして「とり天」をいただける幸せをかみしめながら、今日も無事で「おやっとさぁ」でした。
[番外編]JR九州がほこる(?)「特急 あそぼーい!」(於 大分駅)
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | カップ |
みんなのコメント