行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
立川発6時37分大月行き猿橋下車。猿橋から富士急山梨バス8時18分浅川行き。浅川着8時50分
帰りは不老下発15時30分上野原行き富士急山梨バス利用
この登山記録の行程
浅川バス停(09:00)・・・林道終点(09:15)・・・浅川峠 (09:35) [休憩 10分]・・・権現山(10:50) [休憩 45分]・・・雨降山 (12:00) [休憩 10分]・・・和見峠(12:35) ・・・高指山 (13:05) [休憩 10分] ・・・不老山 (13:20) [休憩 35分]・・・金比羅神社(14:25)・・・不老下バス停(14:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
山梨百名山でありながら、交通の便が悪くてなかなか機会がなかった。晩秋の一日、浅川バス停から不老下バス停へと縦走した。あいにくの曇り空で展望は得られなかったが、晴れていれば富士の展望が楽しめることだろう。
中央線猿橋駅から浅川に向かうバスは満員だった。バス停から荒れた林道を浅川峠に向かう。林道終点から本格的登りになり約40分で浅川峠。バス停付近の紅葉は盛りだったが、稜線はもう落葉し、晩秋のたたずまいだった。峠から権現山まで一部急登があるものの、ほぼ尾根道の登山道。麻生山方面からの縦走路に出れば権現山はすぐである。
権現山山頂は、北側と東から南東にかけて、そして南西側が切り開かれている。北側の正面には三頭山が近く、その左に雲取山が。東から南には生藤山から陣馬山、さらに丹沢や道志の山々。そして南西には富士が見えはずなのだが残念ながら雲の中だった。
下山は道標にしたがって雨降山方面に向かう。下山を始めるとすぐ大勢龍権現神社の社が林の中にたたずんでいる。雨降山にかけては落ち葉を踏んでの快適な尾根道が続く。雨降山の山頂は樹林帯の中で展望なし。東側に大きな電波塔が建っている。山頂からは北に初戸、東に用竹方面の道が分かれている。和見方面には雨降山の手前から南に分かれるのだが、電波塔から南へ下る下山道がある。山頂からこの道への道標ないが、電波塔の下から南へ下る踏み跡がある。電波塔への作業路のようである。
雨降山からは展望のない樹林帯の道が続く。和見峠を過ぎるとすぐに舗装された和見方面からの林道が登ってきている。2台ほど登山者の車が止まっていた。高指山山頂も展望なし。秋の台風による倒木が下山路をふさいでいた。不老山への下山道にかかると中央道の騒音が聞こえてきた。途中棚頭方面辺への分岐を左に折れ、道標にしたがって不老山へ向かう。不老山頂からは南の展望が開けている。眼下に中央道談合坂サービスエリア下り線、相模湖も見える。ここからも富士がきれいとのことである。
下山路では秋の台風のよる倒木が何回も登山道をふさいでいた。道がわかりにくくなっているところもあるので注意して通行したい。中央道の騒音がうるさいのは玉に瑕である。
本コースはバス利用となるが本数が少ない。不老下から上野原へのバスは休日でも2時から1時間に1本ほど。用竹あるいは初戸へ下る他のコースもバスの便は同様なので時刻を調べて計画することが必要である。
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