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70代で山行一年、富士山に登る

富士山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (平和と自由 さん )

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行程・コース

天候

初日、二日目とも晴れ

登山口へのアクセス

その他: 新富士に集まり、ツアー企画会社のバスで富士宮ルート五合目まで行く。

この登山記録の行程

登山口・富士宮口新五合目(13:00)---八合目(16:30)山小屋泊
山小屋発(05:00)----頂上・浅間大社奥宮(08:00)休憩30分---剣が峰---お鉢巡り---御殿場口(10:00)休憩30分---須走(12:00)休憩30分---宝永山馬の背(13:00)---火口底(13:40)休憩20分----富士宮R六合目(14:30)---登山口・富士宮新五合目(14:50)

コース

総距離
約13.6km
累積標高差
上り約1,593m
下り約1,592m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

予定されていたツアーの2日前、8月19日には台風19号が本州に接近しつつあり、富士山および周辺の山の天気予報はいずれも「風雨が強く登山には不適」だった。ツアー会社に電話すると「台風は西にそれてるから大丈夫」という。この言葉を信じて、20日、松山を出発。名古屋で一泊して、翌21日集合場所の新富士に行った。

ツアーは「50歳以上の中高年者だけ」というコースで、19人の参加者のうち最年長者は75歳で、私は2番目だった。5合目から8合目まで4時間以上かけて、ゆっくりしたペースで登った。
この日は一日、快晴に恵まれ、風も適度に吹き、薄手の長袖シャツと半袖シャツの重ね着でちょうどよかった。
しかし、唯一私だけが高山病にかかってしまい、8合目の山小屋では頭痛で全く眠れなかった。持参した酸素を吸ったが効かなかった。

夜中に雨がぱらつき、「御来光登山」を目的に午前1時半に小屋を出発したグループは、頂上では雲がかかって御来光をみることはできなかったという。しかし、私達のグループが5時頃に宿を出た時には雲はなく、見事な御来光を見ることができた。
結局、2日目も快晴で、前日よりも風は強かったが、前記の薄手のシャツ2枚の上にカッパを重ね着して歩くとちょうどよい温度だった。
深呼吸と歩調を合わせるようにして歩くとよいという、ガイドの教えに従って一歩一歩を意識して歩いたところ、頂上に着くころには、頭痛は収まり、元気を回復することができた。

下にはところどころに綿雲が浮いているだけで、富士五湖、箱根、相模湾、駿河湾、そして裾野、その先の富士市などの市街地がよく見えた。ガイドは芦ノ湖をストックで指さしながら、これが見えるのは1年に1回か2回しかないんです、と我々のグループがめったにない好天に恵まれたことを強調した。
予報が悪かったためか登山客は少な目で、途中の渋滞もなかったし、行列ができて時間がかかると言われた頂上の剣が峰の石柱での写真撮影もスムーズだった。

山に興味をもったのは、1年前の昨年10月郷里の新潟を訪ねた際に、60年以上前に小学校の遠足で登った弥彦山(標高634m---弥彦神社で有名)に、郷里の友人ともう一度登ってみた時から。それまでは松山の家の近くの低山にウォーキング的に時々通った程度。
今年5月に、宇和島のグループに加わって、石鎚山1980mに登った時には、高山病にかかり、ひどく苦しい思いをした。
富士山では、ガイドのよき指導で高山病から回復でき、富士登山を完遂することができたが、5月の石鎚山登山の後、週2回程度のペースで、家の近くの低山を何度も上り下りするトレーニングを行ったことで基礎体力をつけられたことも無関係ではなかっただろうと、考えている。

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フォトギャラリー:6枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え ノート・筆記用具 健康保険証 医療品
ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール
【その他】 携帯電話(ガラケー)、ヘルメット

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登った山

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3,776m

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