行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→日暮里5:04~5:13→常磐線→水戸6:58~7:28→水郷線→西金8:34
復路:上小川14:01→水郷線→水戸15:08~15:31→常磐線→ 日暮里17:30~17:35→山手線→目黒18:11
※JR水郷線はSuicaがほぼ使えないので注意!
この登山記録の行程
西金駅8:37→湯沢8:47→つつじヶ丘分岐8:55→篭岩分岐9:08→佐中(釜沢越登山口)9:18→釜沢越9:40→鷹取岩10:16~25→×道間違い→小草越11:08→大円地越11:34→男体山11:53~12:08→上小川駅方面分岐12:14→男体山神社12:31→長福観音12:48→大子町立南中学校(登山道出口)13:13→JA特産物直売所奥久慈13:19~25→上小川駅13:34
合計4時間57分
※鷹取岩から小草越の間は、道を間違えているので参考にははしないで下さい!
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
12月1日(土)は、先週の両神山と先々週の加波山を足して2で割る感じで、奥久慈の男体山の南側の鷹取岩の縦走路に行って来ました!
この縦走路は表と裏2本あって、今回行ったのは岩壁の上を歩く表の方です。でも鷹取岩で怪しいピンクテープに引き込まれ、間違って裏の縦走路に行ってしまったので、裏もちょっとばかり下見しました。
表の縦走路は、下から見ると両神山みたいに鎖場が連続してるように見えるんですが、実際はたいした鎖場はなく、中高年でもわりと安全に行き来出来ます。ただ、鎖場があまり無いだけで、これでもか急な上り下りが続くき、距離のわりにえらく時間がかかるので、無理は禁物です。
今回ちょっと下見した篭岩山から続く裏の縦走路も似たり寄ったりなんですが、こちらは笹藪がひどく、鎖もロープもついついない礫岩の登り降りもあるので、中高年のパーティの場合は一応補助ザイルを持った方が良いかもしれません。
ということで、今回も始発電車を乗り継いで水戸まで行き、水郷線に乗り換えて西金駅で8時34分下車。水郷線は特定の大きな駅しかSuicaが使えないので注意が必要です。当然西金は使えません!
西金駅からまずは釜沢越を目指します。本当は篭岩から行きたいところなんですが、篭岩~釜沢越は廃道になっていて通行出来ないので、しょうがないから釜沢越からとりつきます。
釜沢越は湯沢で右折した後、分岐を左へ左へと進むと1時間少々で着きます。ちなみに登山道は佐中から。
釜沢越から尾根づたいの踏み跡を進みます。2万5千分の1の地図では稜線の西側を行く巻き道があるように書かれていますが、実際は鷹取岩まで稜線を進み、鷹取岩から小草越まで岩壁の下を巻いて、小草越から再び稜線に戻って大円地越に目指す感じになります。
この道は最初に書いたように、岩壁の上の土の部分を歩くので特に危険は無いのですが、とにかく急なアップタウンが多いです。高低差がそれほどあるわけではないので、疲れるほどではないのですが、地味に時間がかかります。
まあそれでも40分弱で鷹取岩山頂に到着。谷を隔てた向こう側に入道岩とそのさらに向こうに男体山が良く見えます。今日は朝から休憩していないので、休憩していきます。
ここまでは順調だったんですが、この先が問題!
鷹取岩からの縦走路は、岸壁を一直線に下って行くのですが、それだと下の林道に降りてしまうように見えたので、尾根上を確認すると、ピンクテープと踏み跡があるじゃないですか!
たぶんこっちが縦走路で、下に下る道は林道の駐車場からピストン往復する道だろうと思って、尾根上を下って行くと沢のような道のような場所に降りたちました。そしてその向こう側にまた上る踏み跡があったので、多少道を間違ってる気がしたんですが、再び稜線上に登ったところで合流するだろうと、戻らずそのまま進みました。
そしたら小草越より手前で裏の縦走路に合流したみたいで、しっかりした踏み跡はあるものの笹藪をこいで進むような道で、たまに出てくる岩場にロープも鎖も無い!
岩場はたいしたもんじゃないんで、別に問題は無かったんですが、それでも時間がかなり余計にかかり、鷹取岩岩から小草越まで50分以上かかってしまいました。
小草越の手前で鷹取岩から巻いてきた正しいルートに合流したので、道はなんとか事なきを得ました!
しかしそうなっても時間が予定よりかなりオーバーしてしまったので、次の櫛ヶ峰のルートから外れている山頂を探してる余裕もなく、幾つもの小ピークをただただ巻いて大円地越に到着。
大円地越は広場のような場所で、下の大円地の駐車場から男体山を周回する人気のルートが通っているので、ここから道はさらに良くなります。
その良くなった道を休む間もなくまた登り返して、12時ギリギリちょっと前に約30分遅れで男体山の山頂に到着。西金駅から3時間を少し切るぐらいの時間で着きたかったんだけどな-。
男体山の山頂は山頂標識と電波塔があるピークと神社のあるピークの2つに分かれていて、12月に入ったせいか紅葉目当ての登山者で溢れているわけでもなく、結構快適に休憩出来ました。
この辺完全にアウェイなんで、相変わらず見える山がどれがどれだが全然わからないけれど…。
休憩を終えたら、長福山の麓を回って上小川駅を目指して下山を開始します。
本当は長福山も登りたかったんだけど、水郷線は本数が少なく、14時の列車を逃すと16時まで2時間待たなくてはいけないため今回はあきらめます。
ここいら水戸まで1時間以上かかる関東の最奥なんで、16時の列車になって、もし特急の指定席とれないと(常磐線の特急に自由席はない!)、今週もまともな時間に帰れないことになるのでそれは避けたいし。
ということで、急ながら良く踏まれている登山道を小走りでかけ降ります。
かけ降りたところに男体山神社と登山者用の駐車場があって、そこから簡易舗装の林道を進むとすぐに長福山山麓の集落に出ます。
集落の道に出たら、右へ少し上ると、長福観音の標識があるので、そっちを回った方が近道なので、そちらの山道に入ります。
その山道をしばらく登ると、登りきったところに長福観音の長い階段があるので、長福山に登らない罪滅ぼしにせめて観音堂ぐらいはお参りしていきます。
長福観音からは、階段じゃない山仕事の作業道のような道でまたさっきの山道に戻り、ひたすら長福山の山腹を巻いて行きます。
するとそろそろ飽きてきた頃に、左手に上小川駅方面の標識が出てくるので、今度はそこをひたすら下ります。この道は男体山から下る道とはちがってなだらかなまともに走って下れるような道です。
そしてその下るのにもいい加減飽きてきた頃に、その道は溜池と田んぼと脇に出て、そこから僅かの距離で中学校の裏手に飛び出します。お疲れ様でした。
最後帳尻を合わせるために多少頑張って時間の余裕が出来たので、中学の横から広い車道に出たところにあった奥久慈の特産物直売所に寄り道してから駅に向かいます。
そして上小川駅に13時34分到着!列車の時間の約30分前に着いたので、長福山に寄れたような気がしないでもないけれど、バリエーションルートなので30分で帰れる保証は無いので、やはりパスして正解だったでしょうか。
そんな感じで駅前の酒屋で買ってきた缶ビールを飲みながら、防寒着を着込んで後片付けをして、水戸駅で乗り換えの時に立ち食いそばを食べて帰りました。
男体山・湯沢峡ハイキングコース | 大子町公式ホームページ - 大子町役場
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page000013.html
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