行程・コース
天候
曇りのち雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
水郡線「上小川駅」の駐車場(無料)を利用させて頂く。駅なのでトイレはあると思うが、外から見た限りではよく分からなかった。駅周辺にはコンビニがないため、事前にトイレと買い物は済ませておくとよいと思う。
この登山記録の行程
上小川駅(09:30)・・・奥久慈男体山上小川駅登山口(09:44)・・・長福観世音(10:18)・・・長福山(10:39)・・・男体神社(11:00)・・・袋田の滝・月居山分岐(11:30)・・・奥久慈男体山(11:43)・・・健脚コース登山口・・・<林道>・・・上小川駅(13:39)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
雨降りの週末。
土曜日は家の近くの図書館で本を読みながらボーっとしていたが、やっぱり山にも行きたいと言うことでトレーニングも兼ねて奥久慈男体山へ行くことにした。
奥久慈男体山は、年に何度も足を運ぶお気に入りの山の一つで、ほぼ知らないルートはないが、前から気になっていた水郡線「上小川駅」から長福山を登って奥久慈男体山へ通じるルートを試してみたくて、折角の機会なので歩いてみることにした。
上小川駅の駐車場に車を停めて出発。車が数台停まっていたが、登山者らしい人はいなかった。村の中を抜けて、まずは目印の大子町立南中学校を目指す。ピンク色をしたかまぼこのような建物(たぶん体育館?)。
「長曾根・長久保ハイキングコース」と「長福・男体山」の看板が設置されていた。地名に「長い」と言う字が多いが、なにか意味があるのだろうか。
民家の脇からようやく山に踏み込んでいく。不審者と思われているのか、手前の民家で飼われている犬に「わんわん」吠えられた。「あやしい登山者だけど、怪しくはないので、そんなに吠えるなよ!」 笑
なかなか趣のある「奥久慈男体山上小川駅登山口」。
緑のトンネルのような登山道が延びていた。
人が歩いてない朝の登山道は、とにかく蜘蛛の巣が多い。笹の枝で振り払いながら進んで行く。
いったん、車道を横切ってさらに登って行くと、長い階段のある「長福寺」へ出た。お寺でお参りをしてから右手前にあったお地蔵さんの脇を抜けて尾根伝いに登って行く。
なかなか歩きやすく素敵な縦走路だった。
ところどころに、最近、整備している県北トレイルの標識が建っていた。
縦走路の突き当り。正面に樹々の間から男体山から袋田の滝へかけての見慣れた縦走路が見えた。「なるほど、こう見えるのか?」。
登山道は、ここから一旦降って、その縦走路へ向かって登り返すルートとなっている。
ふと「うん?降る???」。
「あれ?長福山はどこだ?」。
「ピークらしいピークは無かったのに」と地図を確認すると数百メールほど前に通り過ぎていた。知らず通過したというのもなんだか頂の神様?に申し訳ない気がして、もう一度戻ってみることにした。
なるほどこれは気が付かないのも無理はない。「ここが山頂です」と言われても縦走路と見分けがつかない単なる痩せ尾根の通過点だった。ただ、ちょうどそのポイントから男体山の山頂を綺麗に眺めることができた。あまり見ない珍しいアングルなので、これはこれで貴重だ。
登山道を降って男体山へ。
登山口の標識のところに「男体神社」と書かれていたので、登る前に立ち寄ってみることにした。こんなところに神社があるなんて全く知らなかった。
神社自体は小さな小屋のようで正直みすぼらしい感じだったが、その裏側にある滝は「これぞ滝」という正統派でなかなか見応えがあった。一見の価値あり。
男体山の斜面を一気に駆け上がると、男体山と袋田の滝を結ぶ縦走路の見覚えのある場所へ出た。袋田方面へ足を延ばしたくなったが、今日はおとなしく男体山の方へ進む。
男体山の頂にある気に入りポイント「祠裏から裏側」から眺望を楽しむ。ここに立つと、周囲の山々が緑色の海原のように見える。天気に恵まれると富士山も見える絶好のポイントだ。
今日はあいにくの天候。
風の中に雨の気配を感じると思っていたら、遠くから雨雲が近づいてくるのが見えた。雲が流れる速度が速い。雨が近い証拠だ。
少しだけ山頂で休憩をとり下山開始。
健脚コースを使って降っていく。
少し降ったところで、ついに雨が降ってきた。
シトシトから始まって、徐々に強まっていく。
ただでさえ鎖場の多い健脚コース。岩が滑りやすくなっていたので慎重に降った。
下山後は、出発地点の上小川駅まで林道を使って戻る。それなりの距離があるので、普段であれば嫌になるが、雨に濡れた新緑を見ながらテクテク歩くのはそれなりに楽しかった。
長福山から奥久慈男体山。今度は長福山から白木山方面へ足を延ばしてみよう。
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