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三舟山~鹿野山~秋元城跡

三舟山、岩富観音堂、鹿野山、春日峰、白鳥神社、神野寺、九十九谷展望台、秋元城跡( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:目黒4:54→山手線→東京5:13~21→総武線快速→君塚6:45

復路:田中台13:21→君塚コミュニティバス中島豊栄線→鈴木病院前13:37~41→日東交通バス三島線(木更津行)→法木作13:50→君津の湯13:59~14:38→法木作14:50→日東交通バス周西線(君津行)→君津15:01~39→総武線快速→品川17:22~26→山手線→目黒17:33

この登山記録の行程

君津駅南口7:00→釜神橋7:12→三舟山ハイキングコース入口(自動車学校先)7:21→登山道入口7:36→三舟山138.6m8:00~8:35→バリエーションルート1→郡ダム湖畔9:13→散策路終点9:29→バリエーションルート2→送電線54号鉄塔(小山野トンネル上)9:48→岩富観音堂9:58~10:10→高速道路の橋10:24→周南入口(ここから車道)10:37→休場(マザー牧場分岐)11:03→久留里上総湊分岐11:29→春日神社(一等三角点鹿野山)352.4m11:31~40→鹿野山山頂バス停11:46→神野寺11:49~11:57→白鳥神社(鹿野山最高地点)378.4m12:03~10→九十九谷展望公園12:12~20→古道入口12:22→九十九谷分岐12:25→車道横断12:32→妙喜寺13:00→市場バス停13:03→秋元城跡13:08~18→田中台バス停13:19

合計6時間19分

コース

総距離
約23.3km
累積標高差
上り約1,070m
下り約1,047m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

12月8日(土)は、千葉県のマザー牧場で有名な鹿野山を、君津駅から三舟山経由で登り、帰りは秋元城跡に下山して、バスで以前から気になっていた君津の湯に行って来ました!

ここは、道さえ良ければ快適なロングコースなんですが、途中があまりにバリバリ過ぎて、結局余裕で間に合うだろうと思っていた粟倉12時47分のバスに間に合わず、次の13時20分は間に合ったんですが、お陰で温泉にラーメンがつきませんでした。

君津市が鹿野山でトレランのレースでもやって、道を整備すれば、いいハイキングコースになるんですけどね-。

君津駅南口から、市民の憩いの場として園地化されている三舟山を目指します。まず駅前の市街地を抜け、小糸川を釜神橋で渡って、道なりに真っ直ぐ進みます。

すると左手に自動車学校が出て来るので、それを通り過ぎた先の交差点を右折しすぐの床屋の横の小道に入ります。その小道が突き当たったところが三舟山ハイキングコース入口です。最初の標識があります。

三舟山のハイキングコースは下の駐車場を経由する道と、直接山頂に向かう道の2つがあって、今日は車じゃないので直接山頂に向かう左手のコースを選び林道のような道に入ります。

左手の道を行くと、すぐに房総往還という古道が左に分岐しますが、後で合流するのでどちらを進んでも良いみたいです。

房総往還に入らずに進むと、道はすぐに三舟台という丘の上の広い体験農場に出て、その農場が山に突き当たったところが登山道の入口です。ここは標識が壊れているので見落とし注意です。

三舟山の登山道は、かつては車も入っていた感じの未舗装の荒れた林道で、傾斜もゆるく迷う心配はないのですが、落ちた木の枝や倒木などが多く歩きにくい道です。

そんな道を25分ほど登ると、駐車場から上ってきた良く整備された道に突き当たり、三舟山の広くて平坦な山頂の一角に飛び出します。突き当たったところのそばにNHK大河ドラマの「八重の桜」の撮影場所の看板があります。そういえば「西郷どん」も撮影協力君津市って出てたな…。

平坦な山頂の遊歩道を進むも、どこが山頂なのかわからないので、朝の散歩の老人グループに聞くと、この先5分位行ったところに展望台があるからということだったので行ってみると、どうも地図の三角点の場所と違う。

とりあえず展望台からの写真を撮ってから戻って、たぶんこの辺だろうと、スダジイの巨木とベンチのあるあたりを探すも三角点は見つからず、再び展望台付近まで戻ると、別の爺さん2人組がいて、もう一度聞いてみると、やっぱりあのスダジイの周辺で間違いないらしく、案内してやるよとのことだったので一緒に行って、ようやくから結構横の笹の刈り払いの隅に三角点を発見!

そしてまた展望台に戻って少し休憩した後、下に下らずに尾根上を郡ダムまで行く道を探すも、それらしき道も標識も見つからず、三舟山山頂付近で30分以上もウロウロしてしまいました!

結局、尾根上を郡ダムまで行く道は、バリエーションルートで標識は無いことがわかり、でも黄色テープだけは小まめにあるようだったので、それに従い尾根上の踏み跡を進みます。

この道は藪もないし一本道なので、バリエーションとしては歩きやすいレベルのなのですが、それでも一般道より時間はかかります。
そして最後、湖畔のラブホテルの裏手に突き当たり、右へ大きく巻いて、畑の脇から車道に出ます。

その車道を左に200mほど上ると、さっきのラブホテルの入口がある湖畔の交差点に出て、郡ダムを見下ろしながら右折して進むと、2~3分で水源巡視路を一般解放した散策路の入口が
あるので、今度はそこに入ります。

この散策路を半周します。するとダムの方に戻る道が分岐するところで、この先立入禁止の白い標識が出てくるのでそちらに入ります。この藪道が鹿野山への縦走路です。道はか細いですがしっかりついており、危険箇所にはトラロープが張ってあります。

このバリエーションルートをしばらく進むと、ほぼ廃道になっているものの、たまに送電線巡視路として使われている感じの荒れた古道に出ます。その古道を進むと、送電線鉄塔54番の先で小山野トンネルの上を越え、岩富観音堂の前に飛び出します。

道が悪すぎて三舟山から1時間半近くかかった~!10分休憩。

岩富観音は高宕観音や三石寺のような巨岩の上に観音堂が祀られたもので、でも無人の廃寺状態になっているため、山門と本堂(もしかしたら社務所)だけが残るだけで、岩の上の観音堂は取り壊されて更地になっています。

昔は鹿野山の参拝路の中継地として繁盛してたんでしょうが、鹿野山まで車道が通って誰も来なくなってしまったんでしょうね。

休憩後、荒れた古道をさらに先へ進みます。この道は笹藪の中をこぐようになって、最後高速道路の橋に飛び出します。

高速道路の橋を渡ると、道はさらに悪くなり、崩落箇所にトラロープが張られているものの、それでも通行不能になって、尾根上によじ登って退避します。そして再び巻き道に戻ると、すぐ先が車道で、周南口の交差点の脇に飛び出します。

周南口の交差点から先は、鹿野山山頂まで行く車道が通じているので、途中でまた古道に入る分岐があるんですがここまで時間がかかりすぎているため、それは無視して真っ直ぐ進みます。

そしてようやく鹿野山の稜線を通っている車道との交差点に到着。交差点のすぐ近所に春日神社があり、その奥に一等三角点鹿野山があるので寄って行きます。

春日神社に戻って次は神野寺に向かいます。途中に鹿野山山頂というバス停がありました。

神野寺は鹿野山の上にある立派なお寺で、前に土産物屋や佐貫町からのバスの終点があります。

神野寺からさらに九十九谷展望台を目指して車道を進みます。九十九谷展望台の上には鹿野山最高地点である白鳥神社があるので、展望台で休憩する前にそちらに寄って行きます。

白鳥神社は鳥居をくぐると
まず日本武尊の恋人である弟橘媛を祀る神社があって、その裏の道をたどって山頂まで登ると日本武尊を祀る富士塚のような物があります。ここが鹿野山最高地点379mです。愛宕山に次ぐ千葉県の第2の高峰でもあります。でも残念ながら展望は無し。

しかし、九十九谷展望台に戻ると、それに余りあるほどの大展望が待っています。眼下に広がる複雑に折り重なった九十九谷の向こう側にまず八郎塚や高宕山の山塊が見え、その向こう側に鋸山から安房高山を経て清澄山へと続く千葉の主稜線が広がり、その向こうに千葉県最高峰である愛宕山がちょこんと顔を出します。 北の方には石尊山や大福山なども見えます。

千葉県の山の大パノラマを楽しんだら、秋元城跡を目指して下山を始めます。秋元城跡への道は、北側に2~3分車道を下ったところに企業の研修所があるので、その横から古道に入ります。入口の標識は九十九谷になっていますが、九十九谷の道は下ってすぐのところで右下に分かれます。

この道は午前中君津駅から辿ってきた古道とは違い木の枝や倒木などがほとんどない一気に駆け降りられるぐらいの良い道です。

なので、あっというさっき分かれた車道に飛び出します。飛び出したら右に下ると、道の反対側の急斜面をつけられた踏み跡が出てくるのでそこをよじ登ります
ここ標識がないので見落とし注意です。

急斜面をよじ登っていくと山頂手前で横に走る山道に出合います。ここが秋元城跡への最短ルートみたいだったんですがここにも標識はなく、とりあえず山頂まで行くと、山頂の反対側により良く踏まれた感じの道が通じていたので、今回はそこに入りました。

山頂北側の道は大きく蛇行しながら高度を下げていき、途中で一回道を間違って戻ったりするも、無事に麓の妙喜寺に着きました。

妙喜寺から集落の中に出るとすぐに市場という君津市のコミュニティバスのバス停があります。でもまだ秋元城跡に行ってないので、その先の田中台バス停まで行きます。

秋元城跡は田中台のバス停の横が駐車場になっていて、道を渡った反対側からとりつきます。すぐ上の平坦地が城跡かと思ったら単なる休耕田で、秋元城跡は山の中を登ります。それで5分ぐらい登ったところに千畳と名付けられた人工の平坦地があり、どうやらそこらしいです。

意外と城跡が遠かったので、滑る道を一生懸命バス停まで戻り、予定より1本遅い13時21分のコミュニティバス中島豊栄線ににギリギリ間に合って
、それで終点の鈴木病院まで行きます。

そして木更津駅行のバスに乗り継いで「法木作」というバス停で降ります。なぜ降りたかというと、今日の最終目的地である君津の湯がここから徒歩5分ほどのところにあるから!

君津の湯はバスで今きた道と交差する広いバイパス横にあって、隣に巨大なパチンコ屋ある東京にはあまり無い感じのスーパー銭湯です。お湯は沸かし湯ですが高濃度炭酸泉の設備があり、料金も土日690円と安いのが魅力です。

ここで、バス1本乗り遅れた関係で飯を食べる時間はなかったものの、バリエーションルートでついた汚れを落とし、ちょうど1時間後のバスで君津駅まで戻り、横須賀線直通の久里浜行総武線快速電車で帰りました。乗り換え無しで品川まで行けるんで非常に便利なんですが、さすがにお尻が痛くなりました。

追記:君津の湯に寄った場合は、君津駅は何もないので、君津の湯周辺で何か食べて帰った方が良いです。法木作バス停周辺知る人ぞ知るラーメン激戦区です!


路線バスのご案内-君津市公式ホームページ
https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/7/91.html

コミュニティバスのご案内-君津市公式ホームページ
https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/7/2371.html

スーパー銭湯-君津の湯
http://www.kimitsu-yu.com/

(参考までに)
木更津-鴨川線時刻表 - 鴨川日東バス
http://www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/kisarazu-jikoku2018.4.1.pdf

交通アクセス - マザー牧場(※君津駅・佐貫町駅・上総湊駅行バス)
http://www.motherfarm.co.jp/access/

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ

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登った山

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379m

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