行程・コース
天候
初日:晴れ、やや風強い、2日目:晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
茅野駅からアルピコバスに載って終点「奥蓼科温泉渋の湯」バス停で下車。下車後のバス停がほぼ登山口なので、迷いませんでした。またトイレも水洗で用意されており、男性の洋式トイレには温便座タイプのトイレが用意されていました。
この登山記録の行程
【1日目】
渋ノ湯(11:00)・・・八方台分岐(12:06)[休憩 10分]・・・唐沢鉱泉分岐(13:03)[休憩 10分]・・・黒百合平(14:25)
【2日目】
黒百合平(07:20)・・・中山峠(07:25)・・・東天狗(08:45)[休憩 20分]・・・西天狗(09:20)[休憩 20分]・・・東天狗(10:00)[休憩 10分]・・・黒百合平(10:50)[休憩 60分]・・・唐沢鉱泉分岐(12:30)[休憩 5分]・・・八方台分岐(12:50)[休憩 5分]・・・渋ノ湯(13:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口~黒百合ヒュッテの登りは登山口から12本爪アイゼンを付けました。
コースは雪の上にかれた針葉樹の葉が落ちており、数日は降雪していないことがわかりました。また、トレースもはっきりしているので道に迷うことはありません。日が当たるところはそれなりに水分の多い雪になっていましたが、何か所もとけた水分が再度凍って氷で覆われた箇所がありました。アイゼンを付けていたので平気でしたが、気を付けるべき個所だと思います。
ルートは基本的には登りばかりで、下りは唐沢鉱泉分岐の手前に1か所あるくらいです。
2日目の黒百合ヒュッテ~(中山峠)~東天狗岳~西天狗岳については、中山峠方面への看板がないことと黒百合ヒュッテ前に天狗の奥庭へ行くルートがあることもあって、わかりづらいです。黒百合ヒュッテに向かって右側のテント場の奥の方に中山峠へ続く細い道がありますので、そこから向かいました。
余談ですが、黒百合ヒュッテは窪地にあるためご来光が見えないです。東側が開けた中山峠へはすぐなので、もしかしたら朝食前にそこまでいけばご来光が見えたかもしれません。
東天狗岳の直前から急斜面になってくるのでここで初めてピッケルを使いました。斜面を登ると背中側に北アルプス~妙高~浅間山といった山々が180度パノラマで拡がっていてとても気分よく上ることができました。
東天狗岳は大きな岩がいくつもあるので風よけしながら休憩できましたが、西天狗岳は頂上に遮蔽物がないので風が強いときは長居できなさそうです。
西天狗岳から黒百合ヒュッテへ戻る際には、西天狗岳から東天狗岳へ上る直前で左側に巻き道を発見したため、東天狗岳の頂上を経由せずに天狗の奥庭に向かいました。この巻き道はすぐにルート復帰しました。(ちなみに巻き道に入る部分の正面にロープが張ってあったような形跡もあるため、正規のルートかはわかりません。トレースは多かったのですが……)
天狗の奥庭は、雪が少なく大きな岩がむき出しになっていたのと細かいアップダウンが多いためピッケルが邪魔でした。またアイゼンでの歩行も歩きづらかったです。天狗の奥庭を過ぎてから黒百合ヒュッテの直前あたりにトレースが複数に分かれていてルートを見失いかけました。(発見した立札は風にやられて文字が全く読めませんでした)進行方向に沿ってそのまま歩けば正規ルートになりますし、1分ほどでヒュッテが見えてきます。
黒百合ヒュッテ~登山口はアイゼンを履いたままサクサク歩けました。自分としては珍しいくらいコースタイムより早く歩けました。上にも書きましたが、ルート全体でアップダウンが少なく、下りの時は唐沢鉱泉分岐の後に1か所登るだけなので、歩きやすいのだと思います。
予定より早く下りられたので、バス待ちの時間(1.5時間)を使って渋の湯を利用することができました。みなさん、バス停前にザックを順に並べて渋の湯へ行っているようです。並んでいなくても「お互い様」といった感じでした。
バス待ちのタイミングで唐沢鉱泉から来た人のお話しでは、その日に唐沢鉱泉の駐車場に熊が出たそうです。山の春というには少し早いですが、クマ避けの鈴ももう必要かもしれません。
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登山道の様子。
黒百合ヒュッテです
日中と夜の寒暖差が激しかったです。
夜はマイナス10度くらいまで下がってました。
夕食は2交代制でした。
有名なハンバーグで夕食。大皿のおかずが2皿つきまして、同じテーブルの方々と取り分けます。
なお、お茶用のカップ持参と、食べ終わった食器はまとめてカウンターまで持って行くのがルールのようです。
こちらは朝食。
テント場。この奥に中山峠まで行くルートがあります。
中山峠を過ぎてから本格的に見えてくる東天狗岳(左)と西天狗岳(右)
西天狗岳から北側を撮った大パノラマ。同行者の顔がつぶれてしまったので、逆にプライバシーを気にせず公開できる(笑)
西天狗岳から東天狗岳方面を見た写真です。
西天狗岳側のとりつきあたりから東天狗岳頂上を見上げた図です。往路は向かって左の北側斜面から頂上に登りました。
天狗の奥庭側から下ってくると、最後は黒百合ヒュッテが目の前に出現します。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 |
健康保険証 | 医療品 | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | アウターウェア | オーバーパンツ |
オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ゴーグル |
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