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20190330 脊振山地を行く④~春爛漫の河童・羽金・雷

河童山、羽金山、雷山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ!

登山口へのアクセス

バス
その他: [往路]福岡市内~白糸
①福岡市内 福岡地下鉄空港線(筑前前原行) - 7:50着 筑前前原
<< [糸島市コミュニティ]はまぼう号[白糸線](白糸行)>>
②8:00発 前原駅南口 - 8:25着 白糸
[復路]雷山観音前~福岡市内
<< [糸島市コミュニティ]はまぼう号[雷山線](前原駅南口行)>>
①16:10発 雷山観音前 - 16:45着 前原駅南口
②16:58発 筑前前原 筑肥線(福岡空港行) - 福岡市内

この登山記録の行程

白糸バス停08:20 - 09:24白糸の滝09:36 - 09:55デッカ橋09:56 - 10:48河童山10:55 - 11:25羽金山11:28 - 14:33雷山14:37 - 14:52雷神社上宮 - 15:23雷山国際キャンプ場 - 15:44雷神社15:52 - 16:07雷山観音前バス停

コース

総距離
約18.3km
累積標高差
上り約1,606m
下り約1,616m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 福岡にいる間に脊振山地を歩いてみたい!(公共交通機関で)ということで始めた赤線つなぎによる脊振山地歩がいよいよ終盤に突入しました。
 今回は、前回(3月24日)までに繋いだ『雷山~基山』で残った脊振山地西側エリア(十坊山~浮嶽~女岳~羽金山~雷山)になります。距離にして約19km、一度につないでしまおうかとも思ったのですが、ネックになったのがどこから登るか。こちらの都合よく運行しているバスなどはあるはずもなく、結局、筑前前原駅南口から出る「糸島市コミュニティ はまぼう号」の「白糸バス停」を拠点に
 ① 白糸バス停~河童山~羽金山~雷山~雷山観音前バス停
 ② 白糸バス停~女岳~浮嶽~十坊山~まむしの湯
と2回に分けて歩くことにしました。
 今回は①ルートのチャレンジとなりますが、スタートから、まさかの道迷い。「山と高原地図」(昭文社)では白糸バス停から小蔵橋付近から川付川に遡上するようなルートが記載されていますが、実際には小蔵橋を通り過ぎて大きく迂回をするようなルートとなっていました。これに気づくまで、ぐるぐると辺りを彷徨ってしまい、まさかの時間ロス。
 これに加えて、河童山の筑紫ショウジョウバカマの群生等に気をとられてはしまい、気が付いてみれば大幅にCTオーバー。このため、余裕で間に合うだろうと思っていた雷山観音前発の終バス(糸島市コミュニティ はまぼう号)に3分前に到着となってしました。これを逃すとほかに交通手段はなかったこともあり、久しぶりにあせりました(^-^;。無事にバスに間に合うことができたのはうれしかったのですが、途中で愛用していた帽子、手袋を落としてしまったようで、ちと複雑な心境です。。。

[参考情報]
◎羽金山山頂のはがね山標準電波送信所敷地内への入り方
 http://www.city.itoshima.lg.jp/s026/s040/010/010/20180316100135.html

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フォトギャラリー:115枚

おはようございます。今日のスタートは筑前前原駅です。ここ、南口のバス停からでる「糸島市コミュニティはまぼう号」に乗って糸島バス停に向かいます。

約25分ほどで糸川バス停に到着。

「山と高原地図」(昭文社)では、登山口はこの県道12線沿いとなっています。

この川付川にかかる橋のたもとあたりにあるはずですが、よくわかりません(@@)。

川付川沿いの右手にある工事用の道を歩いてみましたが、砂防ダムに行く手を阻まれ、あえなく引き返し。。。

近くにあった駐車場に案内板があったのでのぞいてみると・・、全く違うじゃありませんかぁ~・・(-_-;)。折角なので、地図にある熊野神社にも寄ってみましょう。

ムスカリ

熊野神社。こじんまりとした赤瓦葺きの神社です。手入れが行き届き、いい感じです。

こちらは拝殿の前にいた狛犬。大きな口としっかりした歯並びに特徴があります。大正7年生まれのようで、今年は101歳になります。

こちらは旧前原町の「農業集落排水ふた」だそうです農業という言葉がつくだけあって、マンホールに使われているデザインは稲穂のようにですね。ちなみに、前原市は糸島郡二丈町・志摩町と合併して、今は「糸島市」となっています。

スミレ

クサイチゴ

風がやや冷たいですが、春ですね~♪

これはショウジョウバカマでしょうか、筑紫ショウジョウバカマに比べ赤みが強いですね。

あの橋を渡って、所定のルートに合流するんですね。ホッとしました。

川付川沿いをガシガシ歩いていきます。

どぉ~も~(''◇'')ゞ

白糸の滝の近くにあった水車。以前は動いていたこともあったようですが、現在は止まっていました。

こちらが白糸の滝。落差は約24メートル、岩肌をなめるように流れ落ちる様子が、その名の通り、「白糸」のようですね~。

滝のそばにも筑紫ショウジョウバカマ♪

羽金山は筑紫ショウジョウバカマの群生地として知られており、これは期待できそう~♪

白糸の滝からのながめ。随分、標高が高いところにあるんですね。霞んではいますが、糸島市、その先には玄界灘が広がっています。

白糸の滝からデッカ橋まで舗道歩きとなります。が、道迷い+道草(花撮影)と、思いの外、時間がかかってしまいました。今日は楽勝のはずだったのですが・・(-_-;)。

ヤマネコノメソウ

コガネネコノメソウ~!
「もしも~し、こなに道草ばっかりくって、帰りのバスは大丈夫ですかぁ。」

このまま舗道を進んでも羽金山に行けるようですが、デッカ橋の先にあった分岐から、縦走路(山道)に入ります。

羽金山と荒川峠を結ぶ尾根にでました。今日はここで左に折れ羽金山に向かいます。ちなみに明日はここを右に折れ荒川峠に向かうことになります。

おぉ~、ありました。筑紫ショウジョウバカマの群生地です。それでは、しばしの「筑紫ショウジョウバカマ祭り」をお楽しみください!

~♪

~♪

~♪

~♪

~♪

縦走路からちょっと外れますが、寄っていきましょう~!

本日の一座目「河童山」ゲットしました!標柱の後ろに見えているアンテナが羽金山の山頂になります。ちなみに、この標柱には羽金山を示す道標(標柱を越えて真っ直ぐに進む方向)が付けられていて、その方向に進んでみたのですが、藪に行く手を阻まれ断念。おとなしく来た道を戻ることに・・。

河童山から羽金山に向かう途中にも、筑紫ショウジョウバカマの群生地がありました。群生地の橋からすると、羽金山というより、河童山が筑紫ショウジョウバカマの群生地といったほうが良さげな感じがしますね。

~♪

~♪

羽金山に向かう登山道の様子。

フェンスの横を通っていくと

はがね山標準電波送信所の前に飛び出しました。

へー、こんな施設だったんですね~(@@)

実は羽金山の山頂はこの送信所の中にあって、インターホンで中に入れてくれるよう、お願いをしなければなりません。山頂でインターホンを押すなんて、初めての経験です(笑)!

山頂にあった送信所の建物。

標柱は建物の前にありました。本日2座目ゲットです。

今日も忘れいません、お約束のタッチ!
えっ、「今日は手袋をつけていないじゃないか」って・・。実はどこかで手袋の片方を落としてしまっったんですよ・・(-_-;)。

山頂からは、これから向かう雷山が見えています。意外と遠い・・。予定よりかなり遅れていますが、帰りのバスは大丈夫でしょうか。

送信所の門の近くから再び山道に入ります。

フェンス沿いに送信所を回り込むように進んでいきます。

分岐に従い

長野峠を目指して一気に下っていきます。

アブラチャンでしょうか。

小さい黄色いボンボンが宙をまっているようできれいですね~。

左手のピークは雷山でしょうか?

大量発生していました(笑)。

長野峠

300mほど、舗道歩き

ここが雷山への取り付きになります。

これって・・コンテナですよね。なんで、こんなところにあるんでしょう(@@)。

斜面を登っていくと

ツンと一軒家・・?

雷山の山頂が見てきました~!

最後の急登

こんなところを歩いてきました(振り返っての一枚)。

本日3座目ゲットしました~!
昨年8月以来、2度目になります。

忘れていません(笑)!

やはり、あの大岩には登らねばなりませんね。

明日登る予定の羽金山、浮嶽

左奥に見えているのは天山でしょうか。

尾根向こうに頭を出しているのは井原山

糸島市、その奥に玄界灘がうっすらと見えています。

バスは16時10分。急がねば・・

雷(いかづち)神社上宮。周囲のモミジが色付いて、秋の色合いを感じさせる景色です。

雷神社に立ち寄るため、今回は雷山スキー場の方向に下ります。

5分ほどで林道に合流します。

ここから長い舗道歩き・・。。。

ようやく雷神社に到着しました。ここまで45分、思いの外、時間がかかってしまいました・・。

好きですね、パワースポットのようなこの雰囲気~♪

石段途中の大イチョウ

わざわざ立ち寄ったのは、これです!大正8年生まれの一品、吽形は玉取の型になっています。大きな口にしっかりとした歯並び、白糸の熊野神社の狛犬とよく似ていますね。神社の雰囲気によくマッチしていています。

こちらは杉の巨木

観音杉と呼ばれているそうで、高さ33m、幹回り7(6?)m、樹齢900年以上とも言われているそうです。立派なのですが、蒲生の大楠を見た後では。。。。

境内のツツジがすでに開花していましたよ。

時間がなくなってしまい、今回も雷山観音の前でスルー。

ギリギリセーフで間に合いました~。計画では余裕だったはずですが・・。でも、この日はこれで終わらず、帰りの電車で帽子がないことに気が付きしました。どこかで落としてしまったようで、手袋にくわえて帽子まで・_| ̄|○
・・「おやっとさぁ」でした。 

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 カップ

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登った山

雷山

雷山

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