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高舘山・八森山(鶴岡/ユキワリソウとイワウチワ)2019

高舘山・八森山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

曇り時々貼れ(強風)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 大山公園駐車場には数十台駐車できます。

この登山記録の行程

大山公園駐車場(8:25)・・・尾浦城址・・・ほとりあ(9:09)【休5分】・・・・・瀬の沢コース・・・高舘山山頂(11:42)【休10分】・・・八森山山頂(12:50)・・・上池コース・・・上池から車道に出る・・・大山公園駐車場(14:30)

コース

総距離
約13.2km
累積標高差
上り約744m
下り約744m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 この数年、春になると高舘山を訪れている。今年も、高舘山と加茂水族館をセットにして春の一日を楽しむことにした。
 
 5時過ぎに仙台の自宅を出て、釜房湖の向こうにそびえる雪の蔵王連峰を見ながら車を走らせる。山形自動車道に乗って雪の奥羽山脈をくぐり、山形県に出る。仙台は快晴に近いが、山形は雲が多い。風も強く、春の暖かさは少し遠い気がする。

 8時25分に大山公園駐車場を出発し、尾浦城址を一回りしてから、下池のほとりにある「ほとりあ」に向かう。自然観察のための施設である。今日は、ここでミスミソウの咲く場所を教えてもらうつもりである。
 「ほとりあ」の駐車場はツアーの登山客でいっぱいだった。数十人いるだろうか。仙台ナンバーのバスも見える。「ほとりあ」の中に入って、職員にミスミソウの場所を尋ねたところ、尾浦城址の先にある崖を教えてくれた。ここはミスミソウを増やす努力をしている保護地区で、私も毎年ここの花を見ている。やはりここがもっとも規模の大きい群生地のようだ。

 「ほとりあ」を出て、下池を周回する。途中、崖の上にイワウチワの群生地を見つけた。3/4周したところで、瀬ヶ沢コースに入る。ケヤキやブナの大木が林立する、深山幽谷の趣にあふれたコースである。林床には、ニリンソウ、エンゴサク、カタクリ、キクザキイチゲが咲いているが、昨日の降雪のためか痛んだ花が多い。
 沢を詰めたところで右手に登り、尾根を越えて行くと、また沢に下りる。この周辺はカタクリの群生地なのだが、今年はすでに花が終わっていた。昨日の雪にやられてしまったらしい。

 ここを大沢コースに向かい、合流して山頂方面へ進む。ケヤキの大木が目立つようになると、道は回り込んで登りになり、やがて車道に飛び出る。車道からまた入り直し、階段状になった道を進むと、道の両脇にカタクリやキクザキイチゲが密生してくる。すばらしい場所である。
 ここを登り詰めると山頂に出る。山頂は広く、展望台も立っている。展望台からは日本海が見える。今日は強風で波が荒い。

 山頂からは八森山に向かい、八森山からはカタクリの道を下ってイワウチワの群生地に出る。ここからブナの林を抜け、右手に進んで上池に向かう。道端にはカタクリやキクザキイチゲが咲いている。ニリンソウも咲きかけている。
 上池にはミズバショウが数輪咲いている。それを見ながら杉林に入り、登って尾根に出たと思ったら、そこは車道である。車道を大山公園に向かった。

 今日は強風のため、花の写真はブレたものが多かった。加茂水族館から見た日本海にも、白い波が絶え間なく押し寄せていた。

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登った山

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273m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間10分
難易度
コース定数
14
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