行程・コース
この登山記録の行程
美濃戸口(06:00)・・・御小屋尾根登山道入口[休憩 10分]・・・御小屋山(御柱山)(08:10)[休憩 20分]・・・不動清水[休憩 10分]・・・阿弥陀岳(12:20)[休憩 60分]・・・不動清水・・・御小屋山(御柱山)(15:00)[休憩 20分]・・・御小屋尾根登山道入口・・・美濃戸口(16:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
御小屋尾根から阿弥陀岳を往復しました。夏はそのまま中岳コルから行者小屋まで下りて南沢を下山するのですが、中岳沢の雪崩が心配なのでピストンしました。
今の八ヶ岳は、一年で一番人が少ない季節です。この日も平日ということもあり、途中出会ったのは2組3人だけでした。八ヶ岳は先週まとまった積雪がありましたが、もともと人が少ない御小屋尾根もトレースはしっかりしており、問題ありませんでした。
美濃戸口の別荘地を超え登山道にはいると断続的に雪が積もり始めました。かたく凍っていて、難儀しました。御小屋山の手前からは斜面がきつくなりますが、その手前でアイゼンをはきました。
御小屋山の積雪は50~60cmくらいでしょうか。その先はどんどん増えてきました。不動清水から先は一気に斜度がきつくなり、その斜面がかなり長く続きます。雪のしまりも悪く頻繁に足を取られます。このあたりが、一番きつかったです。
やがて森林限界を超えると、阿弥陀岳が目の前に現れます。そこからは山頂は見えません。そこの斜面もきついですが、雪が風に飛ばされ足を取られるような積雪ではなくなり、森の中よりは歩きやすいです。この斜面での雪崩の危険は全く感じませんでした。
山頂付近には気まぐれな雲が行き来していましたが、まずまずの山頂でした。ただ遠望はだいぶかすんでおり、富士山はかなり見えにくくなっていました。
全体として快適な山歩きとなりました。装備は厳冬期ですが、中間着は一枚少な目、手袋も厳冬期用でしたが途中暑くなり非冬用の軽いものに替えました。山頂には雪庇が成長していて、多発地帯ではいつ雪崩っても不思議ではないのでは、と感じました。
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