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まさに残雪飯豊山の展望台《マイナー倉手山》

倉手山( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅より月夜野まで国道17号で
月夜野ICより関越道、北陸道、日本海東北道を経て胎内ICで高速を降りる
今夜の宿「道の駅関川」へ
「桂の関温泉・ゆーむ」に入浴し休憩室で夕食
翌日登山口まで移動かと思ったが、冬季閉鎖中で梅花皮荘手前の橋駐車場まで、倉手山登山口まで約20分の舗装道路歩き

この登山記録の行程

【車移動】4月27日
          自宅     13:50
  19:00 道の駅関川(温泉入浴と車中泊)
     入浴料金      500円
     自宅からの距離   278.6km
      〃   時間   5時間10分
【車移動】4月28日
        道の駅関川          5:10
  5:46 梅花皮荘分岐交差点駐車場 
【山歩き】  
       梅花皮荘分岐交差点駐車場    6:18 
  6:34  倉手山登山口
  8:00   倉手山           8:45       9:43  倉手山登山口
 10:15 梅花皮荘分岐交差点駐車場
【車移動】
       梅花皮荘分岐交差点駐車場   10:27
 10:30   梅花皮荘
        日帰り温泉と昼食      12:10
    入浴料金       500円
  登山口駐車場よりの距離  500m
     〃     時間  3分
  17:45    自宅

コース

総距離
約6.9km
累積標高差
上り約696m
下り約696m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 西上州笠丸山から山形県の飯豊山山麓まで高速利用して移動、道の駅関川で車中泊と温泉入浴を予定して前橋を出発、順調に関越道から北陸道へ、ここでアクシデントが発生、燕三条から事故火災で通行止め表示が、渋滞場所まで3キロとなっていましたのでそのまま高速降り口迄並ぶこと1時間以上、通行止めは解除されたようなのでそのまま先に進み目的地の道の駅に19:00着。
車中泊の山歩き一泊二日・・・山は日帰り

【山歩き】
 翌朝登山口まで約一時間の車移動、でも、その手前通行止め、梅花皮荘と別れるところに駐車場(先行車の二台あります)、
 橋手前に車を置いて出発、約20分の林道歩きで登山口へ到着、
先行者がいると思ったけど踏み跡から見て今日はトップだったのですよ、

 登山口よりすぐにカタクリが現れましたが皆閉じたまま帰りを期待して結構な急登を登っていきます、ネット検索どおりですね、でも、途中群生とはいかないけど花が現れ結構楽しめられた急登です、右側を見ると本日目標の山が見えていますが主稜線に出ていないので、時間通りに着くのかな?登っていけば着くでしょうという気持ちに花達はさせてくれました、残雪が現れるとやっぱりトップだったなと実感、だってトレースが全くない最近の踏み跡すら見受けられない(昨日の降雪の影響か)夏道と残雪が入り乱れていますが、残雪は一気に直登(尾根を外さない事)夏道と適度に残雪と会話をしながら登っていきます、

 主稜線に着くと昨日は風吹だった模様を感じさせる幹に着いた雪が物語っていましたし、夏道の花も雪?氷をかぶっていました、残雪は怖い場所も(新雪10センチ位かな)クレパスは雪で隠れ、最後の急登は表層雪崩が起きてもおかしくないくらい急登で警戒しながら極力夏道狙いでアニマルトレースを追って山頂台地の雪原へ、

 山頂台地は誰も歩いていない雪原の先に見えるは飯豊山稜線・・・素晴らしい展望台です、ネットでの表現以上に感激です、だって、昭和の時代に目の前に見えている稜線をすべて歩き通したのだから、昔の記憶が甦り感無量の倉手山山頂、飯豊山展望は二王子岳よりスゴイ、これを投稿してくれた方に感謝です、また残雪時に投稿が集中していたのも納得、良い展望に酔いしれながら(アルコールは飲んでいません)コンデジでも一枚の写真では写せない飯豊山連峰を目の前に昔話が夫婦の会話でした、山家には最後まで残る重装備で登る飯豊山脈、衣食住をすべて背負っての山旅お金を出せばなんとかなる日本の背骨とは違います、「東北にもこんな良い山があるんだぞ」と叫びたいですね飯豊山は。

 飯豊山トレッキング倉手山は、短時間で登れるため皆さん出発は遅めで下山時はスライドが多かったですね(誰とも会わない貸し切りの山、マイナーな山と思っていました)、

 まとまりがなく(いつもですが)最高のゴールデンウイーク遠征山歩きやっと念願がかないました。
下山時駐車場であった夫婦の方の無事下山を祈りますテン泊で石転び沢を登る事を目指していました。
帰りの高速道では事故の無い事と起こさないことを肝に入れて無事の自宅へ生還。
後は、孫迎えるだけになりました(準備で夫婦喧嘩勃発)。

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フォトギャラリー:65枚

橋の上より
飯豊山雪解け水が流れる玉川と卵のような岩

これからこの景色を楽しみに登る事に
飯豊山の全容が見える山頂へ

まだ冬季通行止めの車道を歩いていきます

登山口に着きました
えっ
こんな所から入るの

雪で押し潰された木を越して行くと
カタクリが現れます・・・帰りに期待します

イワウチワの花もフリルを一杯広げて咲いていました

赤い椿も綺麗でしたよ

イワウチワを眺めながら急登尾根を登っていきます

群生地は崖斜面により近づけませんので、
登山路に咲いている花を追います

チョット見頃は過ぎていますが
今年初の顔合わせでした

ショウジョバカマもあります
皆雪融けを待った顔を出して来ています

展望の利くところからは見えていた雪山
これが倉手山です

残雪歩きとなった来ましたら
マンサクの花を見つけました

雪の尾根斜面を登ります

残雪の向こうには
青空のピークが(稜線だけでした)

振り返って、足跡を残した斜面を見る

溶け出した雪が残るマンサク

雪の帽子をまだ付けたままのショウジョバカマ

アニマルトレースをを追う

夏道と残雪の境目

山頂台地に到着
雪原の向こうに飯豊山が
待っていた景色です

綺麗な雪原台地を疲れも無く
登ってきます・・・ほとんど平らです

三角点に到着

この台地にある足跡は俺達だけです

これが見たかった
飯豊山の展望台です

梅花皮岳・石転び沢・梅花皮避難小屋・北股岳です
飯豊山のメーンですね

一枚の写真には入り切らない
でっかい飯豊山

ネットで知っていた景色より迫力ある飯豊山
メーンより右側は門内岳、地神山、頼母木山、大石山と続いています

梅花皮岳、北股岳、門内岳へ続く
梶川尾根、丸森尾根

倉手山山頂台地は真っ白

雪原の高いところで休息しようとしたけど
風の来なかった三角点地点へ移動します
後は雲がかかっている朳差岳

朳差岳をとらえますが
頭は雲の中

北股岳のアップです

同じような写真をいっぱい撮っていましたね

昨日の降雪で
山頂下の木の枝が白い
バックはもちろん飯豊山

この稜線が一番目の前にあり目を見張る稜線美です
北アとは違った東北の残雪稜線美

メーンより左側は
梅花皮岳の隣に烏帽子岳と御西岳

御西岳、大日岳、本山と
本山に続くダイグラ尾根
見飽きることのない飯豊山稜線

三角点より
倉手山雪原を見上げる

三角点地点で休息

倉手山山頂風景

モデル撮影会
まずなメーンの北股岳と梅花皮岳をバックに

次には
本山とダイグラ尾根を入れて

そして下を覗きこむように

飛び上がる前(体を縮んで惰性を付けている)

倉手山ジャンプ大会でしたが
写真は空を飛んだところがなかったです
まだ雪の上です

着地していました
妻はあきれ顔
もう一回と催促しましたが断られた

おいらも本山を入れて

木が邪魔しないところへ移動して
飯豊本山とダイグラ尾根

朳差岳はまだ雲の中

帰りの高速運転が長いので下山します
最高の展望の噂は嘘ではなかった

雪をかぶった
イワウチワとカタクリ

雪は解けだして来ています

やっと姿を見せた
朳差岳

山頂下の残雪は
このようにクラックが走っています
怖いです

タムシバと朳差岳

雪庇稜線の所より
朝日連峰を見ます

下山時のイワウチワ
スライド待ち時間を利用

登山口近くまで来て
やっと開きかけのカタクリを見つけました

イナバウワーではないが
咲いていました

どうにかカタクリも見る事ができました
花の事は何もネットには載っていなかったけど花見もできました

登山口には数グループ居ましたたけど
カタクリを探しているうちにいなくなった登山口

舗装林道途中で見つけた
キクザキイチゲ

フキノトウをいただいている間に
まだ小さいキクザキイチゲをまたも発見

ミズバショウも林道下の群生しています

最後に
ミズバショウ
遠くなかったら何回でも足を運ぶことになる山旅終了です

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 熊鈴・ベアスプレー 非常食
行動食 トレッキングポール ライター オーバーグローブ アイゼン ワカン

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登った山

倉手山

倉手山

952m

よく似たコース

倉手山 山形県

山頂から望む飯豊山の大パノラマが魅力

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間20分
難易度
★★
コース定数
22
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