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残雪の飯豊山見放題・・・花と残雪の倉手山

倉手山( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道17号で月夜野ICへ
小出ICで降りる
国道290号から113号へ移る
関川の道の駅に前泊(車中泊)

県道15号から山村の道で飯豊温泉方面に
梅花皮山荘手前の橋より通行止め
倉手山登山口駐車場まで(往復40分残雪の林道歩き)
帰りは高速を胎内ICより利用して月夜野ICへ
後は国道17号で帰宅・・・やっぱり高速を利用すると早いですね。

この登山記録の行程

4月22日
            自宅    11:00
 13:37  五泉のラーメン砦  14:11 
 15:47    関川道の駅(車中前泊)
4月23日
           関川道の駅    5:00
  5:36   梅花皮山荘手前の橋  
【山歩き】  
         梅花皮山荘手前の橋  6:00
  6:21    倉手山登山口
  7:15    主稜線尾根
  7:40     倉手山      8:33

※ 総歩行時間(休息含む)  3時間50分
  休息時間            59分
  8:51    主稜線尾根
  9:24    倉手山登山口    9:30
  9:50  梅花皮山荘手前の橋
【温泉と車移動】
        梅花皮山荘手前の橋   9:50
  10:07   梅花皮山荘    12:05
  入浴料金   500円(10:00~)
  お蕎麦を食す 11:30~
  梅花皮山荘手前の橋からの距離   400m
      〃       時間   2分
  16:50 前橋朝日町のフレッシェ 17:13
  17:25    自宅
  

コース

総距離
約6.5km
累積標高差
上り約690m
下り約690m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 出発当日の夜中妻の体に異変が発生し、土曜日の山行きは病院診察終了後の出発となり、予定していた倉手山と坂戸山の二つはできなくなり、時間調整と計画の練り直しでどうしても倉手山へは行たくてこちら一本に変更して出発。
 目の下瞼にできた突起物は脂肪とのことで取り除いて事なき事に成り意外と早く山形県へ向かって出発でき、今日の宿「関川道の駅」に早く着いてしまうので小出ICで高速を降りて五泉のラーメン屋(砦)でラーメンと餃子を食べて(何年ぶりだろうか)この間「駿ラーメン」で口が肥えたのか、昔ほど感激は無かったけど餃子は旨かったな、新潟村上にある「道の駅関川」で車中前泊・・・ここでシラネアオイの鉢植えを見つける。

4月23日【車移動と山歩き】

 翌日5時に出発して倉手山登山口駐車場を目指したが林道がまだ通行止めで梅花皮山荘へ曲がる橋の手前に駐車して林道歩きを始める、林道は雪崩跡などがありまだ開通は難しいですね、林道歩きで帰りの立ち寄るミズバショウ湿地帯を見降ろしながら登山口まで20分の予備運動、

 登山口から登山路に入ると夏道ですしかもカタクリが一杯、開花は下山時を楽しみに取って置き、かなりの急登です(こんなに急登だったっけと記憶を呼び戻します)カタクリ階段の後ミツバツツジが現れると足元には今季初見のイワウチワがいっぱい登山路脇の斜面に咲いています、さらに、アズマシャクナゲが現れ急登もこの花達に元気をもらって乗り越えられ、残雪が現れるようになると急登も落ち着き稜線目指して登りあげます、

 稜線トップには目印となる松の大木が生えていますよ、ここからはアップダウンがありますが稜線歩き、シャクナゲとタムシバ街道となり夏道の脇には残雪がびっしり、時々残雪上を歩き青空らが広がると山頂かと2回ほど騙されながら残雪とイワウチワ、カタクリを見ながら山頂が雪で覆われている雪原台地と飯豊山の大展望を目指して登ります、

 山頂台地に着くと正面にまだ雲が取れ切れていない飯豊山がドーンと目の前に出てきます、雲が邪魔してメーン稜線の半分ほどしか稜線が確認できませんが本山は青い空の下に優美にそびえて居ましたよ、雲の流れが早く飯豊山稜線は強風が吹き荒れているのでしょう、

 大分休んでいると飯豊山の雲も取れだし下山する時間ちょっと前に朳差岳を残してスッキリと残雪稜線を見せてくれました、飯豊山を一望でき来た甲斐がありました、あの稜線を朳差志から本山迄歩いた若いころの話を2人でしていましたよ、名残惜しいけど前橋まで帰らないとならない時間となり下山開始、

 今回は今までになく多くの登山者とのスライドがありました、山頂直下のカタクリもクルリンパとなって登山口のカタクリに期待が膨らみました、しかし登山口のカタクリはまだオネム状態なので起こさないでそのままスルーして林道下のミズバショウに挨拶をしてゲート前まで下山終了、

 ザックを置いて目の前の原っぱでフキノトウを積んで温泉入浴時間まで時間調整、

【温泉と車移動】 
山菜取り後梅花皮山荘へ移動して温泉入浴、お蕎麦とてんぷらを食べたかったけど11時30分でないと食べられないと聞いて一旦は諦めましたが目の前にある桜見物をすれば時間になるのではと予約して桜見物へ出ました、蕎麦はちょっと硬めですが美味しいし何と云っても山菜の天婦羅に舌鼓してきました。

 帰りは早く前橋の戻りかったので、胎内より高速に乗っていつもの月夜野で降りて無事に帰宅できました。

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フォトギャラリー:50枚

前泊した「道の駅関川」の売店でまさか
シラネアオイの鉢植えが売られていた
今季初見のシラネアオイはこれになりました。

「道の駅関川」で夕食にはまだ早く、駅内を散策
キンランソウを見つける、帰宅後調べると葉っぱの形が少し変・・・調べ直すと「セイヨウキンランソウ」でした

その駅内にまた山野草が
「カキドウシ」

翌日車で登山口目指しましたが
林道はまだ冬季閉鎖中、
歩いて登山口まで
閉鎖中の状況が解りましたよ

登山路は夏道となっています、
朝が早いのでカタクリの群生は皆オネムです
帰りに期待しましょうね・・・ちゃんと開いてくれるかな

いきなり急登の登山路
ヒーヒー・ハーハの連続も
花達が応援してくれました
「ミツバツツジ?ユキグニミツバツツジ?」

今回も「アズマシャクナゲ」が
開花してくれていました・・・初見です

登山路の両サイド・足元には
イワウチハのフリルが一杯

ピンク色の花より淡いピンク色からシロバナが多いい
今年初見のイワウチワ
見放題

「ショウジョウバカマ」も
顔を延ばしておはよう

残雪が出てくると
急登は終わります

夏道登山路脇には
まだ残雪がありますね

稜線ピークに着いて
これから歩く稜線の先には
目指す倉手山が青空の中綺麗ですね

倉手山の左側には
飯豊山本山が頭を出していますよ

稜線歩きは気持ちよく歩け
花々も声掛けしてきます
「タムシバ」

「アズマシャクナゲ」これから旬を迎えるのですね

まだ残雪に隠れている夏道?
残雪登りが始まりました

青空が近くなり
まもなく山頂かと・・・でもまだ一つしか越していない
結局偽ピークでした

倉手山山頂の雪原より
青空と飯豊山の白い稜線が今目の前に
今年も来る事ができましたよ
御西岳から本山迄の緩やかの白い稜線・・・きれいだね

飯豊山本山のアップ
青い空に似合うね飯豊山の雪山は

山頂看板は持ち運びできますので
看板を持ってウロウロと
烏帽子岳と梅花皮岳をバックに

今度は持ち上げて
ヤッホー

本山をバックにと伝えたのに
伝わっていなかった
山頂写真

妻が気付いてくれなかったら
飯豊山バックの写真は無かったです・・・胸をなでおろす

梶川尾根から本山までは雲はありますが
稜線は良く見えていた

石転び沢の上に避難小屋
その左の梅花皮岳・烏帽子岳と続く雪稜線
イイね飯豊山

北股岳の雲がとれてきた
梅花皮避難小屋と北股岳

チョット引いて
梶川尾根から御西岳稜線を
飯豊山の残雪稜線にかぶりつきだぞ!

倉手山山頂の雪原をバックに
勝利の拳を上げる妻

中央奥の三角形の雪山は地神岳かな?
こちらの雲が一気に取れだしたきました

いつも目を奪われる
飯豊山センターを務める
石転び沢と北股岳

頼母木岳より丸森尾根展望

飯豊山北側の稜線が見えてきた
待っていた展望です

大分見えてきたので
再度飯豊山をバックに記念写真

下山準備をしている格好ですが
下山前に見られてよかった飯豊山の展望

山頂台地を降り出すと
登りでは閉じていた「カタクリ」が
クルリンパとなって飯豊山が見られてよかったねと語りかけてくるようです

稜線トップに来ると
朳差岳の雲も取れて
これで飯豊山稜線はすべて見えましたよ

急登尾根中間あたり
頼母木岳から地神岳当たりの緩やかな稜線景色が見られます

登山口のカタクリ群生地のカタクリは
下山時もまだオネムでした・・・残念

冬季通行止め林道脇に咲いている
「キクザキイチゲ」に虫たちもせっせと仕事をしています

日当たりの良い所では
パカッと開いた
「キクザキイチゲ」

林道をさらに降ると
林道下に「ミズバショウ」群生地が見える

群生地へ降りて見ました

可愛く小さなミズバショウがびっしり
奥には大葉となったミズバショウも
雪融け時期によって変化しているのですね

きれいな「ミズバショウ」が見られました

梅花皮山荘で温泉入浴後食堂営業時間までの間の時間待ちに
前に咲いている桜の林へ見学です
残雪と桜

飯豊山と桜
観光客もここの丘で
カメラを駆使していますね

桜と残雪飯豊山
今の時期の贅沢な景色です

もう観光客スタイルとなった妻

桜の丘の土手には
満開の「キクザキイチゲ」がびっしり

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 熊鈴・ベアスプレー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール スリーピングマット
ライター オーバーグローブ アイゼン

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登った山

倉手山

倉手山

952m

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倉手山 山形県

山頂から望む飯豊山の大パノラマが魅力

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間20分
難易度
★★
コース定数
22
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