行程・コース
天候
高曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)西武秩父駅、川俣経由中津川行きバス(8:35発-10:05着)
復)中津川最終バス(16:05発)にて西武秩父駅(17:40着)(実際は10分遅れました)
この登山記録の行程
中津川バス停(10:15出発)-たつまの吊橋(10:27)-鎌倉橋・南天山登山口(10:50)-法印の滝(11:13)-沢コース分岐(11:40)-稜線(12:15)-南天山山頂(12:37着/13:13発)-鎌倉橋(14:08)-中津川(14:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
ちょっとした小旅行気分で奥秩父中津川の南天山を歩いてきました。行動時間は4時間程度のプチ山行ですが、沢と滝、尾根腹の急登に山頂の眺望まで、コンパクトに凝縮された◎コースでした。
≫秩父の先達、P.F.さんとの山談義を思い出しながら、緑の季節がお勧めの南天山に向かいます。
レッドアロー3号で降り立った西武秩父駅前は、三峰神社行きの急行バスや、ゴルフ場の送迎バスの混雑がひと段落すると急に静かになって、中津川行きのバスは乗客10人程で出発しました。初めてのバス路線とは楽しいもので、奥秩父もみじ湖のループ橋の高さや滝沢ダムの大きさに感心したりしながら川又経由で中津川に向かいます。
鄙びた集落をイメージしていた中津川ですが、バス停の先には観光マス釣り場があり、垢抜けた感じの宿泊施設や森林科学館などが立ち並んでいます。 その宿泊施設に「日帰り温泉」の看板を見つけると、頭の中で下山の時間を計算しながら林道を進んで登山口に向います。
林道の鎌倉橋を渡ると南天山の登山口で、沢の右岸左岸を交互に渡りながら進んでいきます。場所柄、多くの登山者で賑わうとも思えませんが、沢に架かる木橋や高巻道のクサリなどから、このルートが丁寧に手入れされているのを伺い知ることが出来ます。楽しみにしていた法印の滝は水量が少なく、写真で見るような幅広のナメを見る事は出来ませんでした。
ルートは途中で沢コースと尾根コースに分かれます。 登りの定石は沢コースからで、杉に囲まれた急な尾根腹を九十九折れに登らされますが時間にすれば40分程です。 登り切った稜線を東に暫く進めば南天山の山頂で、生憎、両神山の稜線には雲が掛かっていましたが、ほぼ360度の大展望をじっくり独り占めにできました。
山頂から、今度は尾根コースを下って、2時過ぎには鎌倉橋に戻ってきました。
計画では、バスまでの時間に余裕があれば、途中の不動滝と勘兵衛滝に立ち寄るつもりでしたが、「日帰り温泉」の文字がインプットされてしまってはそうはいきません。
600円でお風呂を独り占めにした後は、渓流沿いのテラスで湯上りセットを頂いて、16:05のバス時間までのんびり過ごしました。
アプローチは長いけれど充実の1日、次は紅葉の季節に来ましょうか。
本日の総歩数26,640歩、歩行距離18.2km、消費カロリー1,192kcal、脂肪燃焼量85g也。
フォトギャラリー:56枚
8:30発三峰神社行き急行バスの大行列。中津川行きはこの後8:35発で、乗客は10人程でした。
奥秩父もみじ湖手前のループ橋が見えてきました。
ループ橋から滝沢ダムを一望できます。
奥秩父もみじ湖。この後長い大峰トンネルを抜けて川又に向います。
川又では5,6人の登山者が下車しました。
再び大峰トンネルを戻って、今後は中津峡に入って行きます。
ようやく終点の中津川に到着。所要1時間半、、、長かった~。
宿泊施設に日帰り温泉があるという、貴重な情報をゲットして出発です。
南天山登山口まで、林道を進みます。
右手の山側は険相な崖になっています。
たつまの吊橋。
中津川の左岸沿いの林道。トンネルもあります。
35分程で、登山口のある鎌倉橋に到着しました。
登山口には、登山届のポストが有ります。
鎌倉沢右岸から沢に入って行きます。
沢筋に掛けられた木橋を渡りながら進みます。
所どころ荒れた箇所も有りますが、丁寧に整備されています。
沢筋を歩くのは久し振りです♪。
樹木標も見かけました。
法印の滝の下部。
楽しみにしていた法印の滝ですが、水量が少なく、流れが一筋になっていました。
苔も成長中。
コースを整備されている方々の思いが伝わって来るような道でした。
石舞台の様な、、、。
沢コースと尾根コースの分岐です。沢コース(左)に進みます。
しばらく、涸れた沢道を歩きます。
沢筋を離れると、急斜面の尾根腹を九十九折れに登って行きます。
稜線の西側にも踏み跡が有りますが、通行止めにされています。
稜線を東に辿って、山頂を目指します。
ヤマツツジ。
五葉ツツジ(シロヤシオ)の株も有りましたが・・・、花を着けた形跡すらありません。
南天山の山頂直下。
南天山の山頂。残念ながら肝心の両神山は雲に隠れています(涙)。
それでも、こちら側から初めて目にする稜線の眺めに息を呑みます。
南側の景色も雲掛っていて、同定に苦労します。
東に見えるのは、秩父槍ヶ岳かな??
北の山肌は荒れていて、微かに採石の重機音が聞こえてきます。
大ナゲシと赤岩岳。いつか登ってみたいけど、、、。
しばらく待ってみましたが、両神山の稜線はすっきり見る事は出来ませんでした。
山頂のシロヤシオ。今年はちゃんと咲いたのでしょうか?
アセビに囲まれた尾根コースで下山します。
沢コースとの分岐点に戻ってきました。
後は鎌倉沢を下るだけです。
山頂から小1時間で鎌倉橋に戻ってきました。
滝見物は後日の楽しみにして、今日はこまどり荘のお風呂で汗を流しましょう。
円形の宿泊施設です。
入浴料600円で、お風呂を独り占めさせて頂きました。
沢にはマス釣りを楽しむ皆さんの姿が。
バスの時間まで、テラスで湯上りセットを頂きました~。
森林科学館もちょっと覗いてみました。
中津川に縁があるという本多静六博士(?)。日本の林学の基礎を築いた方で、日比谷公園や羊山公園を創設したと知ってビックリ!
平賀源内は、何と中津川で金山を開業していたのだと!!
とても立派な施設でした。
三峰神社の混雑で運行が乱れたらしく、帰りのバスは15分遅れの出発となりました。帰り道も長い~。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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