行程・コース
天候
1日目:晴れのち夜曇り、北の風のち南の風。20〜27℃ 2日目:未明より晴れのち曇り、静穏のち強い南西の風。7〜17℃
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:JR越後湯沢駅から南越後観光バス平標登山口BS下車
復路:谷川岳ロープウェイ駅から関東交通バス水上駅BS下車
この登山記録の行程
【1日目】
平標登山口(09:00)・・・松手山(10:33)・・・平標山(11:58)[休憩 52分]・・・平標山乃家(13:27)
【2日目】
平標山乃家(03:20)・・・平標山(04:04)[休憩 30分]・・・仙ノ倉山(05:25)[休憩 10分]・・・エビス大黒ノ頭(06:32)・・・毛渡乗越(07:25)・・・万太郎山(08:40)[休憩 5分]・・・大障子避難小屋(09:45)[休憩 5分]・・・オジカ沢ノ頭避難小屋(10:40)[休憩 10分]・・・中ゴー尾根分岐(11:32)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:55)[休憩 10分]・・・トマの耳(12:14)[休憩 6分]・・・谷川岳肩ノ小屋(12:25)・・・熊穴沢避難小屋(13:18)[休憩 10分]・・・分岐(13:50)・・・天神平(14:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
一昨年、紅葉の谷川岳に登った。次は花の時期に登ってみたいと思い機会をうかがっていたが、梅雨の晴れ間を突いて計画を実行した。
平標山仙ノ倉山のお花畑は評判通りの素晴らしい眺めだった。縦走路の途中にも各所に花が咲き乱れ、強風のなか勇気付けられた。
平標山乃家は立派で清潔な山小屋。シュラフ、マット持ち込み、避難小屋スペース素泊まりで一泊2000円。この日、避難小屋スペースは自分を含め4人の利用で、ゆったり過ごすことができた。
2日目は日の出後から南西の風が強く、一時推定15m/sに達した。普段は写真を撮りながらダラダラ歩くスタイルだが、できるだけ早く安全に歩くスタイルに切り替える。痩せ尾根上で煽られると危険なので、途中からトレッキングポールを使用した。
2日目昼食はまとまった形で摂らず、行動食を随時補給する方法にした。
強風だが気温が高かったので、歩いている分には問題なかったが、立ち止まると体が冷えた。もう少し気温が低かったら危険な状況だった。避難小屋での停滞もあり得た。
平標山〜谷川岳間は幕営禁止区間である。ルート上に避難小屋が4ヶ所あるが、いずれも収容人数は少ない。すれ違ったハイカーによれば、大障子避難小屋は、前夜平日にも関わらず満員で、入りきれず外でビバークした人もいたとのこと。安易に宿泊場所として計画するのは避けた方が良いと思う。
大障子ノ頭〜中ゴー尾根分岐間は痩せ尾根、岩場多い。何ヶ所かルートが不明瞭な所があり注意深く見極める必要あり。トレランやスピードハイカーは迷い込まないよう注意。
計画ではオキノ耳まで行く予定だったが、天候が荒れていたため早めに下山する事を優先、今回はパスした。谷川岳は少なくともあと1回行く予定なので、その時まで取っておくことにする。
天神尾根ルートを使うのは今回初めて。初心者ルートとの事だが、なかなか険しく、初心者がいきなりここを登ったら山を嫌いになってしまうのではなかろうか。
強風でロープウェイが止まっているのではないかと心配したが、標高が下がるにつれ、嘘のように風は穏やかになった。
この時期樹林帯付近ではヌカカ多い。虫除けスプレー必須。
万太郎山から同じルートをゆく登山者一人と即席PTを組み行動を共にした。風が次第に強くなり天候の読めない状況でとても心強かった。
2日目携帯水量:水2L、お湯(サーモス)0.5L。お湯0.3L残る。
フォトギャラリー:100枚
越後湯沢駅からスタート。
平標登山口からの登り始め。
サラサドウダン。
タニウツギ。
ヤマツツジ。
チゴユリ。
ウラジロヨウラク。
マイヅルソウ。
イワカガミ。
ベニサラサドウダン。
松手山山頂。
ミツバオウレン。
平標山。
ツマトリソウ。
苗場山。
アカモノ。
ナエバキスミレ。
コバイケイソウの葉。
イワカガミ。
ヨツバシオガマ。
ミネザクラのサクランボ?
シャクナゲは見頃を過ぎたが、咲き残りも多かった。
バイカオウレン。
平標山山頂。
日本海側。佐渡島は見えず。
仙ノ倉山。
手前に谷川連峰、奥に平ヶ岳、燧ケ岳、至仏山。
八海山、越後駒ヶ岳、巻機山、中ノ岳、小沢岳、平ヶ岳
。
平標新道。
赤城山、子持山、十二ヶ岳、榛名山、うっすらと妙義山。
浅間山。
平標山乃家に降る。
タテヤマリンドウ。
振り返って平標山。
オオカメノキ。
平標山乃家。
ゴクリ…
平標の鐘。
避難小屋スペースで素泊まり。
わたしはおかねでうごく…なにかと思ったら灰皿だった。
することもないので再び平標山へ。
コシジオウレン。
ショウジョウバカマ。
コメバツガザクラ。
ミネズオウ。
山頂から苗場プリンスホテルを目視できる位置に来ると通話可能。(ドコモ)
ハクサンコザクラ。
山の家に戻って夕食。
今回のカレーはまずまず。
夜曇ったが未明に晴れる。
払暁の平標山山頂。
日の出と共に出発。
チングルマ。
遠くには昨年登った白馬三山。
日が昇るにつれて南西の風が強まる。
仙ノ倉山山頂、谷川連峰最高峰。
エビス大黒避難小屋と仙ノ倉山。
エビス大黒ノ頭。
正面奥に目指す谷川岳が見える、とにかく風が強い。
越後湯沢市街地方面を目視できる位置だと通話可能(ドコモ)
毛渡乗越(最低鞍部)
越路非難小屋。
ミネカエデの花。
万太郎山。
痩せ尾根。
オジカ沢ノ頭から俎嵓山稜(川棚ノ頭、本谷ノ頭)と赤谷川本谷。
万太郎山山頂。
エチゴキジムシロ。
シラネアオイ。ルート上に3、4カ所しか咲いていなかった。
大障子ノ頭。
大障子避難小屋、行く手はガスに隠れて見えなくなった。
扉が壊れている。
子障子ノ頭。
オジカ沢ノ頭避難小屋。
オジカ沢ノ頭。
痩せ尾根が続く。
本ルート核心部、高度感のある岩場。
風は次第に強まり推定15m/sに達したと思われる。
ガスの切れ間から谷川岳肩の小屋が見える。あともう一息。
中ゴー尾根分岐。
肩の小屋到着。
谷川の鐘。
来た道を振り返る、縦走路はガスの中。
まだ残雪は多い。
谷川岳トマの耳、標識が新しくなった。
下山開始、天神尾根を降る、雪田はかなりの急斜面。
熊穴沢避難小屋。
さらば谷川岳。
シラネアオイ、ロープウェイ山頂駅周辺にたくさん咲いていて盛大にズッコケる。
ロープウェイ山頂駅、ゴール。
ベースプラザでゆっくり身支度を整え、計画より1時間早いバスで帰路に着く。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター |
カップ | クッカー | カトラリー | |||
【その他】 カメラ三脚、モバイルバッテリー |
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