行程・コース
天候
晴れ、山頂付近は濃いガス
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
二ッ箭山駐車場、トイレあり
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
14日、知人に誘われて雨の中、北茨城まで。五浦美術研究所を見学、六角堂、五浦海岸と観光。二ツ島観光ホテルへ移動。昼から酒を飲む。
帰りは、初めて勿来関跡(諸説あり)へも立ち寄り、遠い昔を偲び、知人宅にて二次会。久しぶりに飲んだ。21時過ぎトラックへ戻り就寝。
15日、5時起床。昨夜の酒は残ってない。とりあえず小川町のLAWSONへ向かう。朝食はおにぎりと味噌汁で済ませて昼食のパンと飲み物を買う。LAWSONから二ツ箭山登山口駐車場まで約5分で到着。登山客らしき乗用車が3台、ただの時間潰しが3台、隅っこへ大型ダンプで駐車する。準備をして7:00スタート!鬱蒼とした杉林の中を歩いて行くと沢コース、尾根コース分岐に。「昨日の雨で沢はヤバイよな」と。少し登ってみてから判断する事に、進んでみると大き目の滝が。御滝と言うのか。滝の横を鎖で登るルート、こんなのが何箇所もあるのか?初めてのコースでは危ないと判断して分岐まで戻り尾根コースへ行く。途中、滝の巻道分岐もあり、無理しない方々もいる事が分かった。尾根コースも右下は結構な崖、下から沢の音がする。所々に標識があり迷う箇所は見当たらない。一般コースと岩場コースの分岐を一般コースで進む。男体山と女体山の真下まで来ると垂直な岩山が見えて凄さがわかる。その中間を鎖で登るが高さ30mはあるだろうか?油断は禁物だ。
女体山は鎖で登るルートにした。女体山からの展望は凄い。草野心平もここに登って小川の町を見下ろし、いわきの街、遠く太平洋を眺めたのだなと思うと堪らなくなる。女体山山頂付近は二箭山神社の祠とその他数社の祠があり、海の漁師が崇拝するだけあってアワビ、サザエの殻が供えられていた。隣の足尾山はスルーして二ツ箭山へと急ぐ。二ッ箭山山頂は周りに樹木が生い茂り展望は無かった。
二ッ箭山からは猫鳴山へと縦走する。緩い下りで周りには背丈ほどの笹だが、ルート跡はしっかりしている。ただ前日の雨で泥泥になったが。上空でブーンと風切り音がしてきたと思うと東京電力の鉄塔に出た。広野火力発電所からずっと稜線沿いに鉄塔が立っているようだ。その下にルートがある。猫鳴山はルートから左へ少し入った所にあるが、ここも鬱蒼とした樹林帯の中に山頂のプレートとケルンがあるだけで展望はない。
猫鳴山から屹兎屋山へも同じ様な緩いアップダウンのルートを進む。鉄塔脇に屹兎屋山山頂へのルートがあり、山頂脇にも鉄塔がある。山頂からは天気が良ければ景色も拝めるのだろうが、今回はガスガスガスのガス日和。
屹兎屋山山頂から茱萸平登山口への下りが思いの外急勾配。これを登るのは難儀するだろう。下りきって小川を越えれば廃道状態のルート、道なり進めば立派な林道になる。林道脇には良い渓流があり釣り人とすれ違う。アスファルト道路、国道に出ると直ぐに茱萸平橋、橋を渡ったら直ぐに左を見れば茱萸平登山口のプレートがあるが、薮の中でルートが分からず、廃道状態の薮道を進んでしまい5分ぐらいのロス。よく見れば入り口から左、渓流沿いへ行けばハッキリとしたコースがある事が分かった。伐採後の開けた登りが続き、樹林帯へ入れば境界線上の幅1m程の痩せ尾根の上を歩く。ゴツゴツした岩場を登りきると女体山の裏側へと出る。登りと同じコースを進み、月山分岐を右へ行き月山へ参拝。月山からは男体山、女体山も眺められ太平洋側はは四倉海岸も眺められた。月山からは桐ヶ岡駐車場へと進み、アスファルト道路に出れば間も無く桐ヶ岡大山祇神社へと。いわき最高の水と看板があったのでいただいてみる事にした。確かに美味い水だ。参拝後、竹林の中、参道を抜け二ツ箭山駐車場へ向かったが、思い込みで進んだ道が間違いでUターン、そんなこんなで無事に駐車場へたどり着く。
今回、初めての阿武隈高地逍遥。男体山、女体山、二ツ箭山、猫鳴山、屹兎屋山、月山と巡ってみたが、何処もルートがハッキリして標識も多いコースだ。ただ天気に恵まれなかったのが残念だった。
また来ることがあれば沢コース、足尾山も立ち寄ってみたい。
そしていつかは「いわき七峰縦走」もやってみたい。その時には、草野心平記念館、草野心平生家もセットで来てみたい!
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