行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
自宅(5:00) → 狭山日高ICから圏央道、関越道で沼田ICへ → R120で戸倉尾瀬第一駐車場へ(7:20) → 乗合タクシーで鳩待峠へ(7:50)
※ 7:50発のバスに乗る予定でしたが、戸倉駐車場からは乗合タクシーがたくさん出ている。人数がある程度そろえば随時出発するため、予定より30分早く登山口に到着で来た。
この登山記録の行程
鳩待峠 → 原見岩 → オヤマ田代沢 → 小至仏山 → 至仏山 → 小至仏山 → オヤマ田代沢 → 原見岩 → 鳩待峠
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日本百名山、花の百名山でもある至仏山に有給をとって行ってきました。尾瀬エリアは以前から行きたかったのですがようやく行くことができました。日帰りなので無理はせず、今日は至仏山だけ。まだ花は残っているのか心配でしたが、数々の花に出会えました。そしてクマさんにも・・・。
戸倉から鳩待峠まではマイカー規制のため、戸倉駐車場に車を停め、乗合タクシーで鳩待峠へ行きました。タクシーは数台停まっており、人数がある程度揃えば出発するので時間は気にしなくても大丈夫でした。やはり人気の尾瀬、アクセスは便利だなあと思いました。
30分ほどで鳩待峠に到着。思ったより広い場所でした。尾瀬ヶ原に行きたい気もしましたが、今日は
至仏山だけと決めていたので迷わず至仏山登山口へ。なだらかな登りで途中から木道や階段も登場します。
空気はひんやりとしていて人も少なく、気分も上々でした。原見岩の辺りで展望が開け、眼下には尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の絶景が広がっており、最高でした。小湿原でゆらゆら揺れる草花に癒されながら小至仏山を目指します。木の階段からだんだん蛇紋岩になり、つるつる滑る岩に気を付けながら高度を上げていきます。途中、下山する登山客に至仏山付近に親子のクマがいたとの情報を聞き、ドキドキしながら登りました。
小至仏山は狭い山頂ですが、360度の絶景が堪能できました。高山植物も残っていたので写真を撮りながら至仏山へ。至仏山山頂もあまり広くはなく多くの人が景色を楽しんでいました。燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、谷川連峰、日光白根山、武尊山、巻機山、平ヶ岳、越後駒ケ岳などの名峰を眺めながらのランチは最高でした。
その後、名残惜しいですが下山を開始。山頂から少し降りたところで前方の男性が戻ってきたのでどうしたのかと思ったら、なんと親子の熊がいました。ハイマツで一生懸命何かを食べており、人間は気にしていない様子。その男性の方が笛を鳴らし、ポールをたたいて音を出したため気が付き、ようやくのそのそとハイマツ帯へ消えていきました。怖いので皆、すばやく通り過ぎ事なきを得ました。山で熊に遭遇するのはもちろん初めてで、一人だったら本当に怖かっただろうなあと思いました。
その後は来た道を戻りましたが久しぶりの本格的な登山だったので結構疲れました。鳩待峠では名物の花豆ソフトをいただき休憩ののち、乗客を待っていた乗合バスで駐車場に戻りました。
今日見た素晴らしい風景を思い出しながら、今日も大満足で帰りました。
フォトギャラリー:112枚
尾瀬の手前の戸倉第一駐車場に着きました。ここからはマイカーではいけないのでバスか乗合タクシーに乗ります。駐車場は一日1000円でした。
建物の中にチケット売り場があるので乗車券を買います。バス、乗合タクシー共通のチケットで片道980円でした。
現地には乗合タクシーがたくさん停まっているのでバスを待たなくてもいいので助かります。係員がいて、人数を聞いてくれて
どのタクシーに乗ればよいか案内してくれます。
鳩待峠に着きました。写真では見たことがありましたが思ったより広い場所でした。
辺りにはいろんな花が咲いていました。これはヨツバヒヨドリ。
ノアザミ?
ゴマナ。
尾瀬、初めてきました。ずっと憧れでした。このすぐ左に山の鼻への入り口があります。
至仏山はこちらから登ります。
こんなのやっていました。
木道があって尾瀬らしいです。
なだらかで歩きやす道。ひんやりしていて気持ちが良いです。
至仏山へは鳩待峠から4.5kmほどです。
大きな木がたくさん。
これはなんだろう。
オオバセンキュウでしょうか。
しっかりとした木の階段が設置されています。
アキノキリンソウ。
左側が開けてきました。
カッコいい山が見えました。多分笠ヶ岳でしょう。
アップ。いつか登ってみたいです。
小さな秋見つけた!
木道わきに咲く花。
原見岩手前で開けてきました。
尾瀬の大湿原と燧ヶ岳がよく見えます。
湿原のアップ。いつかゆっくり歩いてみたいです。
原見岩が見えてきました。
トリカブト。
原見岩からも湿原が見えます。
だんだん高度が上がり眺望が素晴らしくなる。
振り向くと燧ヶ岳と尾瀬ヶ原。
オヤマ田代沢を通過。水が流れていました。
小湿原に出ました!尾瀬っぽい!
なんとも癒される風景。
いつまでも眺めていたい景色。
イワショウブの群生。
風にゆらゆらと揺れていました。
小さな池塘も。
池塘に映る青空。
笠ヶ岳、悪沢岳方面の分岐。
秋の花、リンドウ。
眺めの良い場所にテーブルあり。
ミタマコゴメクサはたくさん咲いていました。
天気も良くて最高の景色。
燧ヶ岳と大湿原。
湿原のアップ。
小至仏山が見えてきました。
歩いてきた道を振り返る。
谷川岳がよく見えます。先週行った一ノ倉沢も。
笠ヶ岳への稜線もきれいです。
だんだん蛇紋岩が多くなってきました。
ウメバチソウ。
左の岩のところを通ります。岩がつるつるしていて滑るので絶景に気を取られて落ちないように。
木の階段続きます。
残っていたハクサンフウロ。
どこまでも続く山々。この辺りで下山中の方に至仏山付近でのクマ目撃情報を聞きました。気を付けて行きましょう。
小至仏山山頂に着きました。そんなに広くありません。岩だらけの山頂です。
これから行く至仏山方面。
尾瀬ヶ原の景色。
至仏山は圧巻の美しさです。
後ろの景色。
岩が多くなるので気を付けて行きましょう。
ウメバチソウ、多いです。
小至仏山を振り返る。
黄色のお花畑!
アップにしてみましたが何の花でしょうか。
至仏山が近づいてきました。
ヒメシャジンはかなり多かったです。
あと少し。
山頂には多くの人がいます。休憩できるかな。
タカネナデシコ。
至仏山山頂に到着。
尾瀬、燧ヶ岳の眺望。
谷川岳、巻機山方面だったかな。
越後駒ケ岳方面かな。
武尊山方面。
360度どの方面でも絶景が楽しめます。
山頂の様子。岩が多いです。
ランチを済ませたら・・・名残惜しいですが下山開始です。
少し降りたところで・・・登山道のすぐわきのハイマツ帯にクマの親子がいました!
親子は危険です。
前方の方が笛を吹き、ようやく人間に気が付いたのかハイマツ帯の中に消えていきました。いないのを確認してすばやく通り過ぎました。
でも考えてみたら人間が熊の棲家にお邪魔しているのですよね・・・。
気持ちの良い稜線をどんどん下りていきます。
至仏山を振り返って。
小至仏山に登り返します。
至仏山、いい山でした。
下りも長いので足にきます。
つるつるの蛇紋岩には気を付けましょう。
日光白根山が近くに見えました。
小湿原に戻ってきました。
雲が多くなってきましたが、癒される空間です。
池塘も点々と。
オヤマ沢田代。
その後も木道を進んで。
鳩待峠に到着です。足がガクガクしています。
名物?の花豆ソフトで元気をチャージしました。とても美味しかったです。多くの人が召し上がっていました。
自販機も尾瀬仕様。(笑)
100mほど下ったところの緑のテントのところには乗合タクシーがたくさん停まっており、係員が誘導してくれます。
駐車場に着きました。明日は仕事です。早く家につけるといいな。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | サングラス |
地図 | 腕時計 | カメラ | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
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