行程・コース
この登山記録の行程
加仁の湯(05:10)・・・日光澤温泉(05:20)・・・丸沼分岐(05:40)[休憩 5分]・・・オロオソロシの滝展望台(06:20)[休憩 5分]・・・鬼怒沼湿原南端(08:05)・・・T字路(08:25)[休憩 5分]・・・鬼怒沼山(09:15)[休憩 10分]・・・T字路(10:05)[休憩 5分]・・・物見山(毘沙門山)(10:45)[休憩 5分]・・・湯沢(13:10)[休憩 5分]・・・大清水(13:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日の疲れは温泉では完全に癒されることなく、だる重な感じで2日目スタート。小雨がちらつく。
「最初のうちは樹林帯だから」とカッパはまだ着ないで歩き出す。
展望台からも案の定、滝は見えず。奥鬼怒沼まであと3分の2。先は長い。
今回、数年ぶりにT字ストックを使用した。北海道の疲れも癒えてないのに、さすがに2本脚だけじゃ辛かろうと携行した。I字2本だと邪魔になるので、こちらで大正解だった。
これがなかったら多分、加仁湯から下に降り、路線バスで帰っていたことだろう。だいぶ助けられた。
そんな甲斐あって無事に湿原に到着。客は我々のみの貸切状態。いい感じに紅葉していて、靄がまた幻想的で素敵だった。夏の新緑の頃も素敵なんだろうな。
巡視小屋にザックをデポして奥鬼怒山へ。登らない選択肢もあったが、ここで1時間以上待つと体が冷えて歩き出しが逆に大変だと思い、上ることにした。
そしたら雨足が強くなってきた。荷物を小屋に置いておけて本当に良かった。
下りてきて小屋に着く頃には雨も収まって来て、本当にラッキー。
ここからが「激下り」。今まで経験したことのないような無理・無茶な下りが2時間続く。
足も限界、心も折れそう。そして最後の難関、湯沢の沢渡り。
それほど水量は増えていなかったが、石が滑りやすい。私の後ろの男性は待っていただけで足を滑らせ、沢の中に転げ落ちてしまった。浅かったので良かったけれど、一瞬緊張が走った瞬間だった。
バスの時間も迫っているのでここからはラストスパート、皆で頑張って歩いたおかげで出発の12分前に無事到着、一安心。
ここから沼田駅まで路線バスで1時間半。沼田からはSLに乗って渋川まで。今日イチのテンションだった。
渋川から大宮までは特急草津で帰路に着く。
2日間とも時間に追われた山行で慌ただしい印象だ。
予定の時間に客を帰すのも仕事の一つだろうが、遅れをとっている方のフォローやバックアップもしてあげてほしかった。
皆が1人参加だったからか、終始無言な感じで和気あいあいさがなく、疲れだけが残るという残念な結果になってしまった。
今回のメインは加仁湯温泉だったから、よしとしよう。
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