行程・コース
天候
初日:晴れ、2日目:曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
マイカーで前日の午後10時、沢渡駐車場到着。車中泊で翌朝、上高地バスターミナルまで路線バスで移動しました。
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:50)・・・河童橋(06:55)・・・明神(07:40)[休憩 5分]・・・徳沢(08:35)[休憩 5分]・・・横尾(09:30)[休憩 30分]・・・本谷橋(11:10)[休憩 15分]・・・涸沢(13:30)
【2日目】
涸沢(06:10)・・・涸沢(06:45)・・・屏風のコル(08:00)[休憩 5分]・・・奥又白谷河原(09:25)・・・徳沢(10:10)[休憩 3分]・・・明神(11:00)[休憩 3分]・・・河童橋(11:55)・・・上高地バスターミナル(12:00)
※コース定数:53(行動時間:28.8h)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
上高地を起点に北アルプスの山を巡る登山に憧れて、何度も計画しては仕事の都合で断念を繰り返してきたのですが、この度ようやく実現しました。しかし時間と体力の関係で今回はお試しトレッキングです。それでも北アルプスのすばらしい山々を間近に見ることができたので、まずは満足です。
撮影機材:Nikon F100+18-35mm f3.5-4.5D
フォトギャラリー:34枚
上高地バスターミナルです。登山計画書を書いている時はとても寒く、震えるほどでした。
朝6時50分。まずは、梓川沿いの遊歩道をのんびり歩きます。
梓川はとてもきれいです、整備されすぎていて登山道という雰囲気からはかけ離れている感じがします。
マイカーが入れないというだけで、河童橋まではまさしく観光地以外の何ものでもありません。
しかし早朝のため、この時間帯はさすがに登山者しか歩いておらず、静かに時が流れます。
河童橋からはハイマツが立ち並ぶ林の中を進みます。上高地ビジターセンターを左手に通過すると、やがて小梨平キャンプ場へと到着です。
左手に見え隠れする明神岳がとてもきれいで、何度もシャッターをきりました。
午前7時40分。約1時間ほどで明神に到着しました。のんびりシャッターをきりながら歩いても標準コースタイム通りです。調子にのってペースをあげすぎると後半バテてしまうので注意が必要です。明神館前ではりんごやトマトが300円で売られていました。冷たい水につかっており、とてもおいしそうでした。
明神からも林の中を進みます。
日が差しているにもかかわらず、木々の上部から雨が降っているようなザーザーとした音が聞こえてきます。木々の葉にたまった朝露が落ちているようでもあり、風にざわめいているようでもあり、結局、正体は分かりませんでした。
時折り見え隠れする梓川がきれいです。
少しずつですが高度を上げていきます。
湖面に対岸の稜線と青空が映って、とてもきれいです。
午前8時35分。やがて広い草原となり徳沢園に到着しました。ハルニレの木陰にベンチがあり、休憩している人もいます。いくつかテントが設営されていました。ここまでもだいたい1時間程度で到着となりました。
徳沢を後に先を急ぎます。奥又白からの新村橋を左手に分け、更に先へ進みます。
梓川沿いに出ると屏風岩の壮大な姿が眺められます。
少しずつ山奥に入っていく感じです。
午前9時30分。今度も1時間程度で横尾到着となりました。これから登りがきつくなるので食堂でうどんでも食べようかと思ったのですが、まだ営業を開始していない様子でした。仕方が無いのでカロリーメイトでエネルギーを補給しておきます。
山荘前は広場になっていて休憩や昼食によい場所です。正面は涸沢方面へ続く横尾大橋です。午前10時、横尾を後にします。横尾大橋を渡って横尾尾根にとりつきます。
登山道も狭くなりごろごろした石が多くなり歩きにくくなりました。少しずつ斜度も増していき、やっと登山道という雰囲気になってきました。
でも、まだシャッターをきりつつ登る余裕はあります。
横尾谷から見る屏風岩です。
紅葉にはまだ早いようですね。
細い吊り橋が見えてくると本谷橋到着です。午前11時10分です。川原や簡易ベンチなどで、たくさんの登山者が休憩していました。ここまでの登りは確かにきつかったのですが、富士登山の時ほどではなかったです。
さらに涸沢へ向けて急登が始まります。かなりきついですが、丹沢の天神尾根ほどではありません。
涸沢カールの上部が少し見えてきました。期待が高まります。
途中、真っ白な「Sガレ」と呼ばれるガレ場などあり、やはり近場の山とは雰囲気が違います。
少しだけ色づいている部分があります。最盛期にはさぞかしきれいでしょう。
涸沢ヒュッテと涸沢キャンプ場への分岐点に到達し、右手のキャンプ場方面の坂を登ります。視界が開けると涸沢カールが一望できます。
目の前のテント場では結構多くのテントが設営されていました。そのテント村の間を縫うように涸沢小屋へ進みます。すぐ左手には石堤の上に涸沢ヒュッテが見えるのですが、涸沢小屋はもう少し先の上部です。
午後1時半、ついに涸沢小屋に到着しました。標高は2350mです。
さすがに疲れましたが、小屋前テラスから見る涸沢カールは格別で疲れを忘れさせてくれます。
先ほどのテント場が下の方に小さく見えます。
小屋前はテラスになっていて、食事や休憩ができます。今日はここに宿泊し、明日はパノラマ新道を経由して上高地まで下る予定です。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
みんなのコメント