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無雪期登山
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奥秩父名峰巡り1日目 瑞牆山! 奇岩と名水巡り第一弾! 瑞牆山(関東)
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明日から本気出す! さん

この登山記録の行程

瑞牆山荘(06:42)…富士見平小屋(07:15)[休憩 10分]…瑞牆山(08:33)[休憩 65分]…不動滝(10:43)[休憩 16分]…林道終点(11:45)…芝生広場(12:04)[休憩 36分]…瑞牆山荘(13:09)

総距離 約10.1km 累積標高差 上り:約1,294m
下り:約1,294m
コースタイム 標準:7時間17分
自己:4時間20分
コースタイム倍率 0.59
そろそろ今年の登山シーズンは終盤となってきたので、関東から比較的近くてアクセスの良い奥秩父の名峰巡りしてきました!今回は瑞牆山荘を基点に瑞牆山と金峰山を登ってきました。
1日目の瑞牆山は過去に何度か登ったことがあり、前回2年前の夏時期に登ったコースとほぼ同じコースを通りました。今回は林道終点から遊歩道通らず、林道から芝生公園へ。芝生公園からは再び登山道に入らず道路から瑞牆山荘に戻りました。

瑞牆山は奥秩父では珍しく花崗岩で出来た岩山で、迫力のある大きな奇岩があちこちにあります。まっぷたつに割れた桃太郎岩、クライミングでも人気のある大ヤスリ岩、弁天岩、夫婦岩、弘法岩、十一面岩など数多くの奇岩が見どころです。クライマーにも人気がある山です。登山道にも岩場が多く、あちこち鎖場がありますが補助用なので鎖場苦手な人でも大丈夫だと思います。
関東から近くてアクセスが良く、3時間程度で山頂に着くことができ、山頂の展望も良くアスレチック要素もあるので人気があります。みずがき山自然公園から周回するコースは鎖場はありませんが、急流の沢を何度か渡ったり、不明瞭な林道を歩くため道迷いしやすくちょっと難易度があります。
大迫力の奇岩を巡ったり、川底が見えるほど透き通ったキレイな沢を見たり、迫力のある不動滝を見たりと見どころ満載の山です!

台風の影響についてですが、瑞牆山荘から富士見平小屋を経由して岩場を登るコースは大きな影響は受けていません。倒木は整備済みでした。
反対側の不動滝を通るコースは、沢の橋が決壊して倒れた木を伝って渡る必要があり危険な状況です。沢の水は濁流までなっていませんでしたが、かなり急流です。沢付近は倒木と崩落があり不明瞭な状況です。テープや目印が見通しやすくなっているため、さらに道迷いしやすくなっています。YAMAPなどのGPS機能付き地図があると良いと思います。
瑞牆山荘に通じる林道は、前日の悪天候で一部通行止めになっていました。この辺りは整備が追い付かず、すぐ通行止め・交通規制になるので、出発前に事前確認しておくと良いと思います。瑞牆山荘に電話して状況聞く方が明確です。

▼アクセス・アプローチ
最寄りの須玉ICから約25km、増富ダムから林道に入ります。林道は10km弱あり、舗装されていますが落石や倒木が多いため悪天候時は通行注意です。また、台風後や大雨の後は通行止めになることもあるため、事前によく確認してから計画した方が良いと思います。出発前日に瑞牆山荘に確認すると良いと思います。
瑞牆山荘の100m先にある無料駐車場は現在公衆トイレ工事に伴い、収容台数が縮小されています。通常は100台収容可能な駐車場ですが、40-50台前後しか利用できないとのことです。紅葉シーズンの土日・祝日は混雑しやすいので、8時には満車になる可能性があるとのことで、早めに着くようにしましょう。
JR中央本線の韮崎駅から瑞牆山荘行きのバスも出ています。ただしオフシーズンはかなり手前のバス停までしか行かないので、バス利用するさいは気を付けてください。
登山口は瑞牆山荘の目の前にあります。山荘にトイレや自動販売機あるので登る前に準備しておきましょう。

▼~富士見平小屋・天鳥川
瑞牆山荘から30~45分程度登ると富士見平小屋に着きます。最初はなだらかな坂から始まりますが、林道分岐過ぎた辺りから傾斜が急になってきます。道中、林道や道標がない細かい分岐やあちこちにあるため、間違った方向に行かないようGPS付きの地図見ながら進んだ方が良いです。
丁度中間辺り、分岐手前に瑞牆山全体を見渡せる展望ポイントがあります。思わず足を止めて見入ってしまうほど、迫力のある絶景です!
林道の分岐過ぎて、しばらく登ると水場があります。この水場は有名な名水で、めっちゃ美味しい水が豊富に湧き出ています。ぜひ立ち寄ってください!
水場から少し登ったところに富士見平小屋があります。この山小屋は瑞牆山と金峰山登山道の分岐点になっています。テント場もあり、ここをベースに登山しているハイカーも多く人気のある山小屋です。残念ながらこの時間は営業していませんでしたが、日帰りも利用できるレストランがオススメです。

富士見平小屋から瑞牆山方面に進みます。樹林帯で殆ど展望はありませんが、木の間から瑞牆山が見えます。樹林帯を進み天鳥川まで下って沢を渡渉すると、目の前に大きな桃太郎岩があります。ここから先は岩場と鎖場のオンパレードです。手を使って登る箇所が多く、岩が鋭く怪我しやすいのでグローブ着けておくと良いと思います。

▼~瑞牆山
岩場は瑞牆山の山頂までずっと続きます。大小様々な岩が登山者を拒むように積まれています。この日は前日の雨で滑りやすくなっていたので、さらに危険度が増していました。とはいえ、慎重に登っていけば問題ないレベルです。
山頂に近づくにつれ、どんどん天気が良くなってきました。木の間から富士山、南アルプス、金峰山の五丈岩が見えました。山頂の展望が期待できそうです!

瑞牆山の山頂は不動滝コースの分岐から少し外れたところにあります。つまり山頂は行き止まりになっています。山頂手前まで鎖場が続き油断できません。気を緩めず慎重に進みます。最後の鉄梯子登ると山頂に着きます。

山頂はそこそこ広さはありますが岩場の断崖絶壁です。足踏み外したり荷物落とさないよう注意が必要です。パノラマになっていて近くの奥秩父の山や富士山、茅ヶ岳、南アルプス、八ヶ岳の展望が素晴らしいです!この日は天気が良く、南アルプスと八ヶ岳の間に中央アルプスと御嶽山も見えました。南アルプスの反対側は木が生い茂っていますが、雲海の先に浅間山も見ることが出来ました。瑞牆山山頂から見る小川山や横尾山の山容もキレイです。
絶壁から覗くと大ヤスリ岩や弁天岩が見えます。大ヤスリ岩は南アルプス方面に見えます。弁天岩は金峰山・国師ヶ岳に見える岩です。
この日はちょっと雲ありましたが全体的に晴れていて、風も殆ど無く普段より長い時間絶景堪能しました^^

▼~不動滝
瑞牆山は富士見平小屋方面の岩場から登るピストンハイカーが圧倒的に多く、不動滝方面に下るハイカーは少ないです。みずがき自然公園から登ってくるハイカーが数組居た程度で皆さん熟練者って感じでした。単独登山者ばっかりです。
このコースはほんとに同じ山なのか?と疑いたくなるくらい反対の岩場コースと全く様子が異なっています。不動滝までは視界の悪い急坂の林道が続き、不動滝からは沢渡が連続します。道標がないので道迷いしやすいです。このコースも奇岩が多いですが、鎖場はありません。
台風の影響で倒木や崩落で解りにくい登山道がさらに解りにくくなっていました。頼りのピンクテープも無くなっていて、何度か道迷いしそうになりました。不動滝周辺は特に倒木と崩落が酷く不明瞭な状況です。

不動滝を過ぎ、何度か木の橋を渡るポイントがあります。登山口に一番近い橋が台風の影響で壊れていて、木を伝って渡るところがありました。前日の雨で濡れていたので、かなり危険な状態でした。正常な状態であれば、大迫力の岩を見たり、キレイな沢を見たり、不動滝を見たり、自然豊かなで静かな樹林帯を堪能したりと穴場でオススメのコースだったのですが、復旧するまでしばらく危険な状況が続きそうです。

▼~芝生公園(下山)
林道終点から遊歩道を通り芝生公園手前の駐車場に抜ける道がありますが、台風後で状況が解らずしかも人気が全くなかったので今回は遊歩道通らず林道から芝生公園に下山しました。林道は台風の影響で落石や土砂崩れがあり、車は通れなくなっています。徒歩では問題なく通れます。

芝生公園はみずがき自然公園とキャンプ場が併設しています。施設内にトイレ、自動販売機、お土産屋さんや軽食もあります。駐車場は広々としていて、ここから瑞牆山に登るハイカーも多く人気があります。芝生公園から周回する場合は、富士見平小屋の分岐から戻ってくるルートを利用すると駐車場手前に着きます。

前回来た時は芝生公園から富士見平小屋手前の分岐に通じる登山道を通りましたが、意外と急坂でしんどかった記憶があり、今回は道路を下って瑞牆山荘に戻りました。ほぼ下り道ですが、T字路から瑞牆山荘までは少し登り坂になります。

芝生公園から富士見平方面の登山道を通って周回することも出来ますが、350m近い登り返しがあるので体力有り余ってない限り止めた方が良いと思います。道路から周回しても大して時間掛かりません。

写真はこちらからご覧ください。
https://photos.app.goo.gl/jwbeKqnxWck8aeKj6

登山中の画像
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、トレイルランニング用シューズ、ザック、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、地図(地形図・ルート図)、コンパス、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、非常食、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール、GPS機器
【その他】 水 2.0ℓ+ペットボトル550m
昼食、ウィダーインゼリーx1(非常用)、プロテインゼリーx1(下山後用)
※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ
※トレッキングポールは折り畳み式非常用(未使用)
この山行で使った山道具
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  • kyura さん
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