行程・コース
天候
雲量多いがときおり陽がさす
登山口へのアクセス
電車
その他:
【行き】西武池袋駅05:00~小手指駅と飯能駅で乗り換え~06:48西武秩父駅~御花畑駅07:18~07:39三峰口駅
【帰り】武州日野駅~御花畑駅~西武秩父駅~西武池袋駅
この登山記録の行程
07:56~聖尾根取り付き地点
08:40~622m峰
09:44~725m峰
10:20~802m峰
10:53~1030m付近の垂壁を巻きにかかる
11:01~尾根に戻る
11:10~1165m峰
11:47~1307m峰
12:04~1370m峰(地理院地図に標高記載なし)
12:07~三門の広場
12:14~熊倉山頂1426m、休憩37分
12:51~行動再開
13:09~蝉笹山
13:15~シラカケ岩
13:26~蝉笹山に戻り、宗屋敷尾根を降りはじめる
13:43~大岩を巻きにかかる
14:05~尾根に戻る
14:19~1284m峰
15:00~1003m峰
15:24~836m峰
15:57~林道に降りる
16:40~武州日野駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前回と異なるルートで聖尾根の要所を登り、下降路は時間切れで踏み込めなかった宗屋敷尾根を降りた。1426mのピークを踏むのに丸一日かかる。ずいぶんべらぼうな山だし、熊倉山の魅力だとも思う。山中では誰にも会わなかった。
※聖尾根・宗屋敷尾根ともにバリエーションルートです。
※地図は「地理院地図」にすると標高が確認しやすいです。
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【概況】
聖尾根は取り付きから725m峰までの下部の急登が、宗屋敷尾根では大岩の巻きかたと1284m峰までの急降下がポイントになると思う。
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【聖尾根】
聖尾根の詳細は前回の山行記録を(2019.10.14)を参照。
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=178498
このレポートでは前回と異なるルート取りをしたところをピックアップします。
■725m峰直登
ピークを左から巻くロープ場の途中から、右へよじ登って725m峰へ。行きはよいよい降りるのはヒヤヒヤ、一度でじゅうぶん。
■1030m付近のロープのある垂壁を巻く
右に巻く踏み跡をたどってゆくと※写真12、手書きの標識に出会う※写真13。ここから手を使って左に登り返し尾根に戻った。部分的でも岩登りは苦手なので、次回もこっちを選ぶ。
■1270m峰に登る
ロープが張ってある左への巻き道と別れ、大きな岩の基部を右に巻き、やがて尾根筋が近づいたところで左に登り返して尾根に戻った。が、他のレポートで目にしたロープに出合わなかったので、ちがうルートもあるのだろう。
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【シラカケ岩往復】
■是非モノでおすすめしたい※写真22から25。次回は熊倉山頂の祠にお参りして、ここで休憩することにしよう。
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【宗屋敷尾根】
■蝉笹山からロープをくぐって尾根を降りはじめる。まずお目にかからないザレた急斜面を、腰痛の心配をしながらそろそろと下ってゆく。新調したばかりでいきなり今回の山行に連れてきたハイキングシューズがよく滑るものだから焦った。スベるモノを作るのが本業の靴を選んだ己の甘さを後悔し、次回はサレワに戻ろうと固く誓う。
■大岩の巻き道にちょっとしたトリックがあった。時計盤の6時から12時までを右回りで歩いてゆくイメージだが(左からも巻けるらしい)、左の頭上を確認していると、岩が小さくなって「巻き終わった」と思える場所がある。右方向を見ればそれらしい尾根筋もある。念のためにGPSで現在地を取ってみてびっくりしたが、まだ半分も巻いていない。時計盤でいえば4時くらいなのだ。なるほど、「迷いやすい」とはこういうことなんだなと実感し、一方でGPSを積極的に使えば遭難はかなり減らせるのではないか、とも思った。
■引き続き大岩の基部からなるべく離れないように巻いてゆくが、やがてちょっと離れた下方に薄い踏み跡を見つけ、そこまで降りる。岩の基部で反対側を巻いてきたさらに薄い踏み跡と出合えば、そこで尾根筋に戻ったことになる。
■1284m峰のすぐ先にテープがあり、Uターンするように左に下ってゆく。テープに書き込んであるマジックの文字が意味不明で、はじめ直進してGPSで位置を取り、誤っていることを確かめてから戻った。
ただ歩かせてもらっている身の非礼を重々承知のうえで言わせてもらうと、私家製の標識を取り付けるならもう少し「わかりやすさ」に配慮してもらえないだろうか。疲労して判断力の鈍ったハイカーでも迷いなく理解できる標識だとたいへん有難い。じゃあおまえつけてみろよと言われれば難問なんだけれども。
■いくつかのレポートを読み、このルートには一抹の不安があった。トレイルのいちばん最後、林道へ下降した地点の写真を何枚か目にしたが、「トレイルがどのように林道に下りてくるか」を写した写真ではない。降りて少し歩き、振り返って「ここから○○メートル先に降りてきた」写真なのだ。その地形からして崖なのだろう。崖を写しても絵にならないから、少し離れて尾根の末端をとらえたのだろう。
不安は的中した。崖についていたはずの踏み跡は台風19号と21号の大雨で流され、ただ赤茶色の土が流れた痕になっている。しばらくウロウロしてから滑り降りたが、なんとか尻餅をつくのは避けることができた。
フォトギャラリー:41枚
装備・携行品
| 【その他】 サロモンのX Ultra 3。テスラのタイツ、ユニクロのショートパンツ。全行程モンベルの速乾性長袖、100均のゴム引き手袋、モンベルのヘルメット。ザックはロウアルパインの22リッターに、雨具・ヤッケ・ロールペーパー・ヘッドランプ・スマホ・バッテリー充電器と予備電池・ココヘリ発信機・地図、カロリーメイト3パック・コンビニおにぎり4個、下山後の着替え一式。キャメルバックのハイドレーションに水2リッター(残量0.5L)。スタート時重量7kg。 |













































