行程・コース
天候
晴たり曇ったり
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅=吉井IC=上信越自動車道=更埴IC=篠ノ井=R19=オリンピック道路=美麻=大町=扇沢
この登山記録の行程
一日目
扇沢駅(5:10発)~針ノ木峠(8:20)~蓮華岳(9:15)~北葛岳(11:15)~七倉岳(13:00着 13:30発)~船窪小屋(13:40) 泊
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨日は会社から帰り、夕飯を食べてから9時に家を出発してきた。ここ扇沢には予定通り夜中の12時に到着した、無料駐車場は9割方埋まっている感じで空きスペースはまばらである。途中のコンビニで買ってきたアルコールを一杯引っかけて朝まで仮眠する。
4時半に携帯の目覚ましで起き5時前に出発、扇沢ステーションにて体調を整えて5時10分のスタートとなった。辺りはまだ薄暗い。登山道入口は駅に向 かって一番左端、関電トンネルへと通じる道路脇にある。林内はさらに暗くヘッドランプが欲しいくらいであるが、時期明るくなるはずなのでそのまま行く。す ぐに前を行く単独行の男性に追いつき、追い抜く。登山道は何回か道路を横断しながら上っていくが、ここはトロリーバスの通る道では無く関係車両がダムへと 入っていく道である。関電トンネルを右に見て左側にヒロシ駐車スペースがあるところが登山道入口となっている。途中綺麗なブナ林を通り1時間弱で大沢小屋 へ到着する。朝が早いためか大沢小屋は人の気配が感じられないが、そのまま素通りして先を目差す。
フォトギャラリー:7枚
雪渓が前方に見え始める頃の支流横断のところで朝食休憩 を取る。食べ終わる頃後続の男性が一人追い越していく。40代くらいのこの男性はもちろん今朝扇沢を出て間もない頃追い越してきた人とは別人だ。しばらく 登ったところで本流に懸かる丸木橋を渡り、雪渓歩きとなる。雪渓は固く凍結していてちょっと滑りやすい、折角持ってきたので6本爪アイゼンを着ける。この 時点ではしばらく雪渓歩きが出来ると思ったのだが、実は100m程で終わっていまい高巻きとなる。どおやら雪渓の融解が進み危険な状態となっているようで ある。
先程追い越していった男性もコース取りに不安があるのか、私を先に行かせ後方へと下がってしまった。ノドの下方で右岸へとコース変更になり、さらに 高巻きを行く。ノドの上方で再び沢に戻るがこの辺りではもう雪渓は消えてしまっていて残っていない。
さらに傾斜のきつくなる針の木沢をつめ、峠には8時20分に到着扇沢を出てから3時間10分であった。後の男性は針ノ木を経て新越山荘へ向かうとのことで、ここで分かれ一人蓮華を目差す。
ガスのため視界不良の中蓮華岳へは1時間若で到着、さらに蓮華の大下りを北葛乗越目差して下る。
蓮華の大下り
この頃になるとようやくガスが切れかかり時折周囲の山々が姿を覗かせる。大下りは上部はガラ場、した1/4は岩場で鎖場の連続となる。下りきった最下部 のコルが北葛乗越だ。ここはかつて戦国時代の昔、佐々成政が冬の北アルプス越えをした場所としても知られているが、、、以前は針ノ木峠説や七倉乗越説など もあったが、最近ではこの北葛乗越説が最も有力となってきた。、、、ここからは北葛岳への上り、そして七倉乗越を経て七倉岳へと激しいアップダウンの連続 となる。
七月初めのツール・ド・モンブラン以降あまり山行に行けなかったため、ちょっとバテ気味である。七倉岳への上りにさしかかると、小さな看板に船窪小屋ま で1時間と書かれている。時間はまだ12時をちょっと回ったばかり、思ったよりも全然早い。上りの途中ではあるが昼食休憩と決め込む。
昼食の後七倉岳へは20分ほどで到着、まだ1時をちょっと回ったばかりである。ガスは多いものの時たま見える周囲の山々に見入っていると船窪岳方面より ちょっと年を召した男性が二人上ってきた。結構気さくな方で話し込んでいると、今度は針ノ木方面より男性が一人やって来た。見ると今朝扇沢を出てまもなく 追い抜いてきた人である。この方はその後船窪小屋で色々話して解ったのだが、日本百高山を目差していて、しかも今日越えてきた蓮華岳でその百高山達 成、、、との事であった。




