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栗ノ木洞から鍋割山 機械の肩がほしい

栗ノ木洞、鍋割山( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ~快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 大倉

この登山記録の行程

大倉0518……0548西山林道0548……0633県民の森分岐0633……0642栗ノ木洞分岐0642……0746栗ノ木洞0746……0815後沢乗越0815……0934鍋割山1046……1151後沢乗越1151……1231二俣1231……1318西山林道出合1318……1338大倉

コース

総距離
約16.9km
累積標高差
上り約1,737m
下り約1,737m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

大倉から栗ノ木洞を登り、鍋割山でうどんを食べて帰ってきました。
予定では鍋割山から北尾根を降り、蛭ヶ岳まで行くつもりだったのですが、先月来悪化させてしまった右肩が悲鳴どころか絶叫を発するに至り、泣く泣く蛭ヶ岳山荘にキャンセルの連絡を入れ、撤収した次第です。
  
栗ノ木洞も、計画段階では表丹沢県民の森を歩いてまずは櫟山から登るつもりだったのですが、黒竜ノ滝から先、四十八瀬川を渡る橋が流出して通行不可とのことで、こちらも諦めました。
なので計画を変更して、上秦野林道から栗ノ木洞をまっすぐ登りました。
  
栗ノ木洞へは400m強の直登。歩きやすい道でしたが、結構厳しかったです。
詳細図以外には何故か特に登山道とは記されていないのですが、道中標識もふたつありましたし、実線の道として扱っても良いと思います。
  
栗ノ木洞から後沢乗越までは小ピークをひとつ越えました。
元々が分からないので何とも言えませんが、若干台風の影響があるかも知れません。
ただ歩けない程ではありませんでした。
  
後沢乗越からは鍋割名物の急登が続きます。
途中いくつか平坦な場所があるので、そこをオアシスに登っていきます。
9時半頃に鍋割山に到着。天気はほぼ快晴で風も無いので、すぐにシェルやフリースを脱いで上半身はTシャツだけにしました。
Tシャツとは言え山小屋で買った山用Tシャツですので、すぐに乾きます。
  
10時に山荘が開店。並んで名物の鍋焼きうどんにありつきます。
前回も似た様な時期に来ましたが、正月明けだったこともあってお餅を追加して貰った記憶があります。
山頂に響くうどんをすする音と「おいしいねー」の声。
1500円に値上がりしていましたが、これからも続けて欲しいですね。
  
鍋割山からは北尾根を下る予定でしたが、少ないとは言え雪に踏跡はなく、しかも右肩が痛い痛いと絶叫を上げています。
この先RFしながらよじ降り・よじ登りを雪の斜面で行うのはさすがに無謀に思えましたし、降りてしまうと玄倉林道が通行止なこともあってエスケープも厳しくなります。
と言う事で今回はここで撤収することにしました。
  
帰路はノーマルに後沢乗越から二俣経由で大倉まで。
崩落箇所などは全くありませんでした。
西山林道へ出てからは加速。一歩ごとに右肩がぎゃーぎゃー騒ぎますが無視。
農家直売のはくさいをひとつ買って帰りました。
  
夏の熱中症以来体調がガタ落ちで、無理が効かなくなっています。
スクワットや体幹筋トレは毎日続けていますが、五十肩(と呼ぶにはもう5年以上治る気配がありませんが)の急激な悪化も伴って、お山以外の運動、例えばジョギングや剣道なども満足にできなくなっています。
とは言えそれはそれで自分の身体。無論治すつもりではいますが、ぼちぼち付き合いながら、身の丈にあった山歩きを続けたいです。
  
でもなあ……。
まだ普通に懸垂の10回、腕立ての50回やそこらはできるのに、ラジオ体操が痛くてできないのもなあ……。

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フォトギャラリー:43枚

計画では初日は10時間以上でしたので、5時過ぎに出発です。

県民の森を目指します。
関西人ならビーフンかい!と思うところでしょうか。

さすがにこの時間だと、人気のコースでも人はいません。

お地蔵さん。
行ってきますねー。

ところが県民の森に向かって、川を渡ろうとすると

まさかの橋流出。

仕方ないのでそのまま林道を進みます。
普通に鍋割山を目指すなら右の道です。

ゲートを越えて

四十八瀬川を勘七橋で越えました。

でもここから櫟山は大分時間をロスしてしまいそうです。

なので栗ノ木洞をまっすぐ目指すことにしました。

栗ノ木洞へは、ギリギリ普通に歩ける斜度が続きます。

7時丁度にお日さまー!

でも良い尾根です。
県民の森とそれ以外の境界の尾根なのですが、もっとアピールしてあげても良いのでは。

フーセンが!
「見つかっちゃった!」
どこから飛んできたのでしょうね。

栗ノ木洞、着いたー!

静かで広い、良い山頂でした。

左に同角ノ頭、右に雪山と化している檜洞丸です。

続いて北に向かいます。
小ピークをひとつ越えて後沢乗越。

ここからは沢山の方にお会いしました。

とは言え大倉尾根ほどではありません。
静かに歩けます。

頑張って頑張って

着いたー!

富士山眺望方面は工事中で、立入禁止でしたが

相模湾だけでも十分満足できます。

手前に登った栗ノ木洞。

午前中、丹沢から見る海は本当に最高です。

30分並んでありついた鍋焼きうどん。
食事でみんなが幸せになる度合いでは、鍋割山は丹沢でぶっちぎりですね。

鍋割峠方面に少し降りてみましたが、右肩が酷いので諦めました。
蛭ヶ岳山荘にキャンセルの電話。自分の体調がと言うと心配をかけてしまいそうでしたので、家族が急病でと言い訳。ごめんなさい。
改めて差し入れなぞしますので、ここはひとつ……。

ふっじさーん!
左手前に雨山・檜岳です。

富士山アップ。

それでは帰りましょう。

帰りは後沢乗越から二俣へ。
状態が状態なので、できるだけ人が多い、ノーマルコースを歩きます。

渡渉と言うには道過ぎます。

林道終点。
出発前、駐車場で隣の方が自転車を用意していたのに激しく「?」を感じていたのですが(ヤビツでもないのに)、ここで見かけました。
そういう事かー。

今回は裏からでしたので、お水ボッカはできませんでした。
3年前は10リットル運びました。

鍋割山荘の営業情報です。

二俣に到着。
尚も林道をどこどこ歩きます。

お地蔵さま。
帰ってきちゃった。
でも無事戻ってこれたよ。

西山林道出合です。
ゲートの向こうに国定公園の石碑。

大倉まで戻って山行終了です。
とりあえず、山頂をふたつ踏んで無事帰って来れたのですから、登り納めとしては上出来でしょう。

はくさいを買って帰りました。
お鍋、塩炒め、クリーム煮……。
芯はお漬物にしましょうか。

道志村の行方不明の女の子の捜索情報が貼られていました。
見つかるといいですね。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ 軽アイゼン スリーピングマット 燃料 ライター
カップ カトラリー ローソク・ランタン アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ
ピッケル ロープ エイト環・ATC カラビナ 安全環付きカラビナ クイックドロー
ビレイデバイス スリング ハーネス ヘルメット
【その他】 モバイルバッテリー、風力計、予備ヘッドライト、アマチュア無線機、ウエビング、スカイフック、プーリー、アッセンダー、山荘差し入れ用の洋酒一本(結局持ち帰ることになりましたが……)

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登った山

鍋割山

鍋割山

1,272m

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