北横岳１２本爪テスト

雪山

北横岳（八ヶ岳）

2020.01.11（土）

パーティ： 2人 (ヤマちゃんさん、ほか1名)

ヤマちゃんさん

行程・コース

天候

快晴なるも強風

利用した登山口

山頂駅　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：自宅0500⇒中央道諏訪ＩＣ⇒北八ヶ岳ロープウェイＰ0900

この登山記録の行程

山頂駅(09:53)・・・北横岳ヒュッテ(10:38)[休憩 15分]・・・北横岳(11:07)[休憩 16分]・・・北横岳ヒュッテ(11:37)[休憩 39分]・・・山頂駅(13:00)

コース

総距離: 約3.5km

累積標高差: 上り約286m; 下り約286m

コースタイム: 標準2時間30分; 自己1時間57分; 倍率0.78

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

昨年末に満を持して１２本爪アイゼンを買ったので、３連休に嫁さんと二人でテストをしに北八ヶ岳の北横岳に登ってきた。
せっかくの３連休なので、蓼科親湯温泉を予約しての一泊登山である。
北横岳は八ヶ岳連峰の北端に位置する２４８０ｍのロープウェイで登れる、雪山初心者に人気のスポットだ。
今まで６本爪で雪山はやっているので、少しものたりないがチャッピーな登山もたまにはいい！
土曜日の朝５時に出発。
中央道諏訪ＩＣで下りてビーナスラインを使って、９時に北八ヶ岳ロープウェイＰに到着。
ここは基本的にはスキー場なので、スキーヤーが７割で３割が登山者。

準備をして９時半のロープウェイに乗って、２２４０ｍの坪庭へ。
どうやら積雪は少ないようで、５０センチあるかどうかというレベル。
アイゼンを装着して９時５０分に出発。
しばらくはのんびりと坪庭を歩く。
今日も快晴で空の青さが素晴らしい！！
坪庭を抜けるとつづら折りの樹林帯となる。
１２本爪は反対側のゲイターを引っかけない限り信頼性が高く、前爪の有無で登りがこれほど楽になるとは・・・使ってみないとわからないものである。
スタートから５０分で北横岳ヒュッテに着く。
標高を上げるにつれて風が強くなってきてるが、ヒュッテ周辺は比較的穏やかであり、ここでランチにすることにして、まずは山頂を目指す。
ここから１０分ほどで北横岳南峰(２４７２ｍ)に着いたが、風が強いのなんのって・・・体が持っていかれそうになるくらいだ。
標識はエビの尻尾どころではなくなっている。
眺望は最高なんだけど・・・。
空の青さも最高なんだけど・・・
雪の白さも眩しいぐらいなんだけど・・・。
なんだけど・・・・残念なぐらい風が強すぎる。
撮影している指の感覚があっという間になくなっていく。
登山者の方の写真を撮ってあげたが、カメラが揺れて落ち着かない。
早々に北峰(２４８０ｍ)へ。
こちらの方が比較的風はましだ。
三角点もエビの尻尾と化している。
こちらからも絶景が広がっている。
南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍、穂高・槍、蓼科山、立山・劔、白馬・後立山の超絶景が広がる。
スノーモンスターも、こう雪が少ないとイマイチである。
風がなければ絶景の中でのランチだが、なんとか撮影だけ終えて下山。
雪山の下山はスリップ注意だが、膝には優しいので嫌いではない。
なんならヒップソリもありだ！
ランチは比較的風の緩やかな北横岳ヒュッテでおにぎりとカップ麺。
風はましだが残念ながらコーヒーどころではなかった・・・
３０分ほどで食べ終えて下山。
１３時に無事ロープウェイ駅に戻り着いた。
ここにきてアイゼンを外している時に、嫁さんのアイゼンケースが風に持っていかれた・・・・。
防水布を使った嫁さんの自作品なので、既にゲイターも外していたがツボ足で取りに行った。
無事回収し、山中では飲めなかったコーヒーを山のカフェで飲みながらしばしマッタリ。
１３時４０分のロープウエイに乗車し、山麓駅へ戻り山バッチを購入後、親湯温泉に向かった。

今回はもっと雪深い山行を期待していたが、暖冬の影響でそれほどでもなかった・・・・。
アイゼン訓練には少し物足りなかったが、快晴のおかげで絶景が堪能できた。
風がなければ満点だったが・・・前回の竜ヶ岳といい今年は強風に悩まされる１年になるのかな？