行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
九重下山後、打たせ湯へ寄り、熊本方面へ。
この登山記録の行程
大浪池登山口(06:30)・・・大浪池避難小屋(07:12)・・・韓国岳避難小屋(08:16)・・・韓国岳(09:38)・・・韓国岳避難小屋(10:56)・・・大浪池避難小屋(11:48)・・・大浪池登山口(12:18)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日の九重の高揚感が残ったまま、大浪池登山口から、登山開始。
4日連続の強行軍で、最初の石畳のように整備された登山道は、さすがに足にきました。大浪池避難小屋分岐から、時計回りで韓国岳避難小屋方面へ向かいました。春の清々しい陽気と、見晴らしの良い稜線からの景色と、晴れ渡った天候に、少しずつ足が軽くなり、快調に韓国岳避難小屋に着きました。
ここから階段があることは知っていましたが、まさかの地獄の階段急登とは思いもよりませんでした。歩き始めて上を見上げて愕然。一気に今までの体力貯金はなくなり、足裏から頭の先まで疲弊が蔓延。この旅の最後の最後こんな地獄が、ウェルカ~ムと嫌味で不気味な顔をして待っていました。
なんとか昇りきり、樹林帯を抜けて、ガレ場になりましたが、今度はルートが分からない……登れば必ず頂上に着くの信念は、ここでは通用せず、細かい礫の斜面で、どこに登山者の踏みあと、マーキングがあるか判らず、至る所が踏みあとで、大きく迂回する羽目になってしまいました。
そこを抜けると、今度は頂上直下20mくらいのところから猛烈な強風。「こんな世間様が『不要不急の外出自粛』と言っている時期に、山へ来るとはいい根性してるじゃねーか、なめんじゃね~よ」と洗礼を浴びせられているようにも感じられてしまいました。
ようやっと念願の頂上に着いた時には疲労困憊で、寒さをしのぐくらいの動作しかできませんでした。
なんとか下って韓国岳避難小屋からまた時計回りに行こうとしましたが、今度は小屋からのルートが分からない。見つけるのに右往左往して、15分くらいロス。またしたも一筋縄では行かせてくれないいけずな山ですね。
正解は小屋の入口正面くらいの腰丈のブッシュに細いルートがあります。
説明看板の直ぐ左脇を入ると行き止まり迷路です。ここに入ってしまったら、少し降りて広い場所で、小屋(北東、山頂、からのルート)を正面に見て、右(方角は南東、1時~5時方向)水平30~50度くらい上にロープがあり、そこにピンクテープがありました。ロープの向こうが正規ルートです。そこからは上がれないと思うので、回り込みましょう。
このルートを登る人は参考にし、注意してほしいですね。
精も根も尽き果てた、出しきれた山でしたが、もしまたこの山を登る機会があったとしても、このルートは使わないでしょう。
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