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予定外の至仏山(コース定数18)

至仏山( 関東)

パーティ: 1人 (クニョム さん )

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行程・コース

天候

薄曇り(太陽の日差しは降り注ぐことがあったが・・・)

利用した登山口

鳩待峠  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マイカーにて鳩待峠へ

この登山記録の行程

鳩待峠(07:04)・・・オヤマ沢田代(08:44)・・・小至仏山(09:19)・・・至仏山(10:08)[休憩 60分]・・・小至仏山(11:53)・・・オヤマ沢田代(12:18)・・・鳩待峠(13:35)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約735m
下り約735m
コースタイム
標準4時間
自己5時間31
倍率1.38

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

予定では、谷川岳を登るはずだった。ところが、ロープウェイがまさかの落雷による運休。落雷にあったのは4日とのことで、毎日チェックをしていたのだが、やはり7日も運休との情報が入った。

そこで一応、候補としてあげておいた至仏山に変更。
鳩待峠から登山を開始することにした。

鳩待峠から山の鼻経由で登るルートが一般的のようだが、久しぶりの登山で体力が少し心配だったので、鳩待峠から小至仏山経由で登るピストンの往復にすることにした。

最初のうちは傾斜もきつくなく、いい感じで登っていた。途中から木道や木階段が現れる。木道も木階段も綺麗に整備されていて、整備する人たちは大変だろうなぁ、と思いながら登っていく。

階段のおかげで高さを稼げる部分もあるのだろうが、だんだんきつくなってきた。それでも、登山道には多くの高山植物が咲き乱れいて、写真を撮りながらゆっくり登っていった。

後半は岩場やザレ場に変わっていく。蛇紋岩は滑りやすいと聞いていたが、まさにツルツルだ。とくに黒光りしている岩は、登山靴でも滑る。雨が降っていたり濡れていたりしているときは、登りも下りも大変だ。というより、登らない方がいい気がする。

息を切らし、足をなんとかあげ続けて到着したのが小至仏山。とても狭い山頂なので、写真だけ撮ってすぐに至仏山へ向かう。しかし、ここからが辛かった。小さなアップダウンがあるのだが、これが辛い。しかし、ここでも、高山植物に励まされながら登っていく。

登山地図には、「見晴らしが良く気持ちのいい稜線」と書かれていたが、確かに見晴らしは素晴らしいものの「気持ちのいい」という余裕は私にはなかった。「もっと体力をつけなければ」と、この時は思うのだが・・・。

途中途中で写真を撮る名目で休みつつ、やっとのことで登頂!!

見晴らしは素晴らしいのだが、今回は全体的に靄がかかっていて、くっきり見ることはできなかった。それでも、尾瀬ヶ原や燧ケ岳はしっかり見えたし、吹く風はとても涼しくて心地よい。1時間ほどゆっくりした。その間も、次々と登山者がやってくる。やはり、山の鼻から登ってくる姿が多そうだ。

そろそろ下山しようか、というときにやってきたグループのおばちゃん達が元気というか声が大きいというか。タイミングも良かったので、至仏山を後にした。

そして、下山はやはり足への負担が大きい。岩が大きいと、足が届かず大変だし、階段は階段で膝への負担も大きい。とにかくゆっくり、と言い聞かせながら下る。

至仏山山頂から小至仏山までの稜線は見晴らしがとてもいい。高山植物やゴツゴツした岩、そして周りの景色など、とても素晴らしいのだが、それを心から堪能するだけの体力がないのが悔しい。途中、途中で立ち止まって、周りの景色を眺めるのだが、登山をして良かったと思える瞬間でもある。

途中の小至仏山では、年長さんたちの遠足に出会った。年長さんで小至仏山が遠足の場所とは! さすが群馬の幼稚園生(?)。

そんなこともありながら、なんとか下ってきた。
今回の至仏山登山は、今までで一番時間がかかった登山(コースタイムの1.4倍)だった。ただ、小至仏山から至仏山のコースタイムが30分とあるが、さすがにそれは相当な健脚でないと無理な気がする。別のコースタイムでは45分と書いてあるし、至仏山から小至仏山もこのヤマケイでは20分とあるが、これまた相当きついペースだと感じてしまう。他のコースタイムでは35分と書いてあったし。私がただ遅いだけなのかもしれないが(・・;)

何はともあれ、無事に下山し、良い登山だったと思えることが幸せ。

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フォトギャラリー:44枚

鳩待峠からの登山道入り口。

20分ほどで木道が現れる。とてもよく整備されていて歩きやすい。

小さな白い花がお出迎え

最初の道標。
鳩待峠から1km、至仏山まで3.5km

木の階段もたくさん!

歩き始めて50分ほどで視界が開けた。靄ってはいるけれど、視界が開けるのはうれしい。

2つ目の道標。
鳩待峠から2km、至仏山まで2.5km

燧ケ岳も見えてきた。

一時間ほどで、さらに視界が開けて燧ケ岳の姿をしっかりと確認できるようになった。

クルマユリかな?

ソバナ???

いよいよ岩場か! と思ったのだが・・・

また、木道と

木の階段が続く

ゴゼンタチバナ?
たくさんの花が咲いていた

木道は続くよどこまでも

登り始めて90分ほどのところにあった小さな湿地帯。池塘もいくつかあり、お花畑になっていた。

イワイチョウ?

笠ヶ岳へ向かう登山道との分岐点

100分ほどのところにあったベンチ。見晴らしがよい

さらに木道は続く

チングルマかな?

木道には、このような印がたくさん。整備が大変そう・・・。

イワシモツケ?

タカネナデシコ?

イブキジャコウソウ?

バテバテで到着した小至仏山山頂。

至仏山山頂への稜線

ウメバチソウ?
花々に励まされての登山!

やっと登頂!

燧ケ岳はうっすら見える程度だったが、それでもやはり登頂した時の気分は最高。

手前のごつごつとした岩肌もいい感じ。

どこの山だかわからないが、ついつい撮ってしまう

こちらも同様・・・。

岩肌の荒々しさと、お花畑のギャップが意外と好きだった。

蛇紋岩を撮る余裕もなく、ただ登山道をパシャリ。

小至仏山の山頂が見える。
この時は、「あそこまで戻るのか・・・」と弱気になっていた。

それでも、足を前に出していれば到達する。

ピストンなので、帰りは「うんうん、ここは覚えている」と思いながら下山。

まだまだ

まだまだ

やっと、あと1km!

無事に鳩待峠に下山!
次の日は、しっかり筋肉痛。
まだまだです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 医療品 虫除け 非常食 行動食 テーピングテープ

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登った山

至仏山

至仏山

2,228m

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21
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