行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
沼山峠(11:50)・・・大江湿原(12:35)・・・浅湖湿原(13:05)[休憩 5分]・・・沼尻平(13:50)・・・白砂峠(14:15)[休憩 10分]・・・燧ヶ岳分岐(15:25)・・・見晴(下田代十字路)(15:35)
【2日目】
見晴(下田代十字路)(05:35)・・・竜宮十字路(06:10)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(06:45)[休憩 5分]・・・牛首(06:55)・・・山ノ鼻(07:30)[休憩 10分]・・・至仏山(11:50)[休憩 20分]・・・小至仏山(13:00)・・・オヤマ沢田代(13:20)[休憩 5分]・・・鳩待峠(14:35)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、秋の気配を感じるために、尾瀬沼、尾瀬ヶ原を歩き、至仏山に登ってきました。草紅葉は始まったばかりでしたが、吹く風も涼しく秋の気配を十分に楽しむことができました。また、夏の終わりを告げるエゾリンドウを始めとした花々も、まだ楽しむことができました。
尾瀬は2016年7月以来の訪問ですが、私にとって、尾瀬沼、尾瀬ヶ原とそれを包み込む鬱蒼とした樹林帯はいつ来ても山を楽しめる場所です。特に、今回は、平日の早朝に尾瀬ヶ原を歩きましたので、人はほとんどおらず、尾瀬ヶ原の自然にとっぷりとつかることができました。
尾瀬ヶ原の草紅葉を上から眺めるために至仏山に登りました。高度を上げると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が見えるようになり尾瀬ヶ原がうっすらと草紅葉してきた姿を楽しむことができました。また、山頂からは、天候にも恵まれて、周辺の山々の眺望も楽しむことができました。北方面には、燧ヶ岳とその左側に会津駒ケ岳、さらに左側には平ヶ岳、越後三山、巻機山などが眺望できました。残念ながら、さらに左側(西方面)の谷川岳や反対側(南方面)の武尊山や日光白根山、男体山は雲がかかっていました。
至仏山の登りは、登り始めて1時間を過ぎるころから森林限界を超えて燧ヶ岳や尾瀬ヶ原を眺望できるようになります。その後、小石を敷いた道になりますが、その後は、大きな岩(蛇紋岩)の道を登っていくことになります。私の場合は、ここで悪戦苦闘してかなり時間がかかってしまいました。その後、木道の階段が多くなりますが、ここでもペースが上がりませんでした。「山と渓谷オンライン」のコースタイムで山ノ鼻から山頂までは2時間15分となっていますが、私に場合は、4時間(休憩時間を除く)ほどかかってしまいました。7年前に登った時には3時間でしたので、自分の体力に合った余裕のある計画を立てることの重要さを再認識しました(なお、山頂から小至仏山へも大きな岩の道でコースタイムを大幅に超過しました)。ちなみに、前回より、見晴の出発を40分ほど早めて、尾瀬戸倉でゆっくりと温泉に入ってから、15時30発の新宿行きの最終の高速バスで帰る予定でしたが、バスの乗車15分前というギリギリのタイミングで尾瀬戸倉に到着することになってしまいました(反省)。
至仏山で悪戦苦闘しましたが、夏から秋にかけての尾瀬の大自然を十分に楽しめた山歩きでした。
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