• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

沼山峠→尾瀬沼→尾瀬ヶ原→至仏山→鳩待峠(2023夏,35) 

至仏山( 関東)

パーティ: 1人 (カメノコウタロウ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

初日:曇り時々晴れ、2日目:曇り時々晴れ

利用した登山口

沼山峠   鳩待峠  

登山口へのアクセス

バス
その他: 野岩鉄道会津高原尾瀬口からバスで沼山峠へ

この登山記録の行程

【1日目】
沼山峠(11:50)・・・大江湿原(12:35)・・・浅湖湿原(13:05)[休憩 5分]・・・沼尻平(13:50)・・・白砂峠(14:15)[休憩 10分]・・・燧ヶ岳分岐(15:25)・・・見晴(下田代十字路)(15:35)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(05:35)・・・竜宮十字路(06:10)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(06:45)[休憩 5分]・・・牛首(06:55)・・・山ノ鼻(07:30)[休憩 10分]・・・至仏山(11:50)[休憩 20分]・・・小至仏山(13:00)・・・オヤマ沢田代(13:20)[休憩 5分]・・・鳩待峠(14:35)

コース

総距離
約23.1km
累積標高差
上り約1,078m
下り約1,188m
コースタイム
標準9時間40
自己11時間50
倍率1.22

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 今回は、秋の気配を感じるために、尾瀬沼、尾瀬ヶ原を歩き、至仏山に登ってきました。草紅葉は始まったばかりでしたが、吹く風も涼しく秋の気配を十分に楽しむことができました。また、夏の終わりを告げるエゾリンドウを始めとした花々も、まだ楽しむことができました。
 尾瀬は2016年7月以来の訪問ですが、私にとって、尾瀬沼、尾瀬ヶ原とそれを包み込む鬱蒼とした樹林帯はいつ来ても山を楽しめる場所です。特に、今回は、平日の早朝に尾瀬ヶ原を歩きましたので、人はほとんどおらず、尾瀬ヶ原の自然にとっぷりとつかることができました。
 尾瀬ヶ原の草紅葉を上から眺めるために至仏山に登りました。高度を上げると尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が見えるようになり尾瀬ヶ原がうっすらと草紅葉してきた姿を楽しむことができました。また、山頂からは、天候にも恵まれて、周辺の山々の眺望も楽しむことができました。北方面には、燧ヶ岳とその左側に会津駒ケ岳、さらに左側には平ヶ岳、越後三山、巻機山などが眺望できました。残念ながら、さらに左側(西方面)の谷川岳や反対側(南方面)の武尊山や日光白根山、男体山は雲がかかっていました。
 至仏山の登りは、登り始めて1時間を過ぎるころから森林限界を超えて燧ヶ岳や尾瀬ヶ原を眺望できるようになります。その後、小石を敷いた道になりますが、その後は、大きな岩(蛇紋岩)の道を登っていくことになります。私の場合は、ここで悪戦苦闘してかなり時間がかかってしまいました。その後、木道の階段が多くなりますが、ここでもペースが上がりませんでした。「山と渓谷オンライン」のコースタイムで山ノ鼻から山頂までは2時間15分となっていますが、私に場合は、4時間(休憩時間を除く)ほどかかってしまいました。7年前に登った時には3時間でしたので、自分の体力に合った余裕のある計画を立てることの重要さを再認識しました(なお、山頂から小至仏山へも大きな岩の道でコースタイムを大幅に超過しました)。ちなみに、前回より、見晴の出発を40分ほど早めて、尾瀬戸倉でゆっくりと温泉に入ってから、15時30発の新宿行きの最終の高速バスで帰る予定でしたが、バスの乗車15分前というギリギリのタイミングで尾瀬戸倉に到着することになってしまいました(反省)。
 至仏山で悪戦苦闘しましたが、夏から秋にかけての尾瀬の大自然を十分に楽しめた山歩きでした。

続きを読む

フォトギャラリー:46枚

沼山峠から大江湿原に向かう道(鬱蒼とした樹林帯を進みます)

大江湿原が見えてきました

トリカブト

大江湿原

ウメバチソウ

アキノキリンソウ

大江湿原から燧ケ岳を望む

尾瀬沼北岸道

沼尻平

白砂湿原

イヨドマリ沢

昨夜泊った小屋(宿泊者は、韓国の6名(男性4名、女性2名)のパーティのほかは、女性が1名、1名でした。韓国の方が山ノ鼻にも多く来ていました)

見晴から至仏山を望む(早朝に出発したので尾瀬ヶ原を歩く人はほとんどなく大自然にとっぷりとつかることができました)

アキノキリンソウ

燧ヶ岳を望む

ウメバチソウ

ゴマナ

エゾリンドウ

トリカブト

至仏山を望む

至仏山の登山道がくっきりと見えてきました

逆さ燧ケ岳

山ノ鼻の植物研究見本園を通って登山道に向かいます

森林限界を越えたあたりから燧ヶ岳を望む

森林限界を超えたあたりから小石を敷いた道になります

尾瀬ヶ原がうっすらと葉紅葉しているのが分かります

小石を敷いた道から大きな岩(蛇紋岩)の道を登っていきます(悪戦苦闘しました)

大きな岩の道から木道の階段が多くなります

至仏山山頂

山頂から燧ヶ岳、会津駒ケ岳方面を望む

山頂から平ヶ岳、越後三山、巻機山方面を望む(残念ながら、さらに左側(西方面)の谷川岳や反対側(南方面)の武尊山や日光白根山、男体山は雲がかかっていました)

山頂から小至仏山へ向かう途中で平ヶ岳、越後三山方面を望む

小至仏山から至仏山方面を望む

オヤマ沢田代

下山路から至仏山、小至仏山方面を望む

下山路から雲が切れて男体山方面を望む

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

至仏山

至仏山

2,228m

よく似たコース

至仏山 群馬県

尾瀬を代表する高山植物と展望の山 鳩待峠から至仏山へ往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
4時間
難易度
★★
コース定数
18
至仏山 群馬県

山ノ鼻から高天ヶ原、至仏山に登り鳩待峠へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間45分
難易度
★★★
コース定数
21
登山計画を立てる