行程・コース
天候
初日:曇り、2日目:雨後晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
立山ケーブルカー&高原バス
ケーブルカー、バス共に臨時便が出ていた。
この登山記録の行程
[1日目]室堂ターミナル(12:41)・・・雷鳥沢キャンプ場(13:25)
[2日目]雷鳥沢キャンプ場(05:38)・・・新室堂乗越(06:19)・・・剱御前小舎(07:41)・・・別山南峰(08:20)・・・別山北峰(08:28)・・・真砂岳(09:47)・・・大汝山(10:46)・・・雄山(11:50)・・・一ノ越(12:48)・・・室堂ターミナル(13:48)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
雷鳥沢キャンプ場に前泊し、立山三山を縦走してきました。
コロナの影響か高原バスの始発の時間が遅く、日帰りでの立山三山縦走は難しいので、雷鳥沢キャンプ場前泊することにしました。
初日は室堂から雷鳥沢キャンプ場までの約1時間の行程。しかも殆ど下りで楽々。途中ミクリガ池や地獄谷を眺めながらの気楽な道中です。
テント場はかなり広く、まだまだスペースが空いていました。1張500円。水場は2か所、トイレはなんと水洗。随分と快適なテント場です。地面はペグの利きも良く、テントもたてやすかったです。
テント場には売店の類は無いが、近くの雷鳥沢ヒュッテやロッジ立山連峰で飲み物などが買えます。また、ロッジ立山連峰では風呂も入れるそうです。
2日目はまずは新室堂乗越まで登り、そこから尾根沿いに、剱御前小舎のある別山乗越、別山、真砂岳、大汝山、雄山、一ノ越まで行き、室堂ターミナルまでのルートです。今回この新室堂乗越経由のルートを選んだのは、ライチョウ目撃多数との情報があったためだが、正にその通りで、ライチョウに出会えることが出来ました。
雷鳥沢キャンプ場から新室堂乗越へ行く道は少し分かりにくいが、沢沿いに真っ直ぐ進むようにすると自然と行けました。沢沿いから少し登ると、その先は木道のある草原で、綿毛状になったチングルマ等高山植物が咲いています。別山ではそれまで出ていたガスが晴れ、迫力の剱岳を見ることが出来ました。別山から真砂岳の鞍部は結構標高差があり真砂岳への登り返しは結構きついものがありました。富士ノ折立から大汝山の辺りは岩場が続き、滑落しないよう注意して進みました。大汝山までは登山者は少なかったが、その先は一気に登山者が増え、雄山では老若男女沢山の登山者でいっぱいでした。雄山から一ノ越の間は登りと下りとで登山道が分けられていて、気を遣わずに下りる事ができました。
今回天気は基本曇りあるいはガスが出ていて視界はあまり利きませんでした。唯一別山のあたりでガスが晴れ、剱岳や立山三山を見る事が出来ました。また、夜中に結構な雨が降り、また朝も少し降っていたので、テントは濡れたままの撤収となり、水を吸ったテントでザックがいつもより重くなってしまいました。
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[初日]
出発前にまずは腹ごしらえ。室堂ターミナルの1階の売店で買った「厚切ります寿しおにぎり」が今日の昼食。さすが富山。
室堂から雷鳥荘方面に向かいます。『転落多し』、死亡者数の標識が身を引き締めてくれます。
この辺りは舗装道路状態
ミクリガ池
地獄谷に近づくと、こんな施設が。
こんな標識も
下の方に雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。まだまだ空きがありそうです。
テント設営完了。
右奥の建物がテント場受付と水洗トイレ。
[二日目]
出発時はこんな感じで、山の上の方はガスがかかっている状態。この時は雨が止んでいたが、この後雨が降り出した。
新室堂乗越の手前はこんな感じの草原が広がっています
チングルマが綿毛状態になっていました
新室堂乗越まできました
ライチョウに出会えました。遠くを見つめるライチョウ。
新室堂乗越から別山乗越の尾根道
またまたライチョウ君。今度はこんなに近くに。
ガスが晴れてきました。雷鳥沢キャンプ場と地獄谷が箱庭のように見えます。
ウサギギク
アキノキリンソウ
別山乗越の剱御前小舎に到着。あまりひとけがありません。
少し休憩していたら、ガスが晴れてきて、剱岳が見えてきました。
剱御前小舎から別山・雄山方面に向かいます。少し前にクマの目撃情報があったそうな。
剱岳方面のはるか下の方に剱沢キャンプ場が見えます
ガスが晴れてきて、別山も見えてきました。手前が南峰。左の奥側が北峰。
立山三山も見えてきました
別山南峰。こんな祠があります。
別山北峰。剱岳が目の前に良く見えます。遠くに雲間から日本海も見えています。
別山北峰と南峰の中間で見た、迫力の剱岳。
立山三山への縦走路が良く見えます。
真砂岳。辺りはまたガスってきました。
これが最近認定されたと言う内蔵助氷河。
大汝山。休憩所はコロナ対策で閉鎖でした。
大汝山から雄山へ行く途中は、こんな岩場が続きます。
雄山。山頂は神社になっています。
雄山から一ノ越はこんな感じ。登り(赤ペンキ)と下り(黄色ペンキ)で登山道が別々です。
一ノ越山荘。くつろいでいる人達が沢山います。
一ノ越から室堂ターミナルの間はずっとこんな整備された遊歩道状態。
これが江戸時代からあると言う日本最古の山小屋、立山室堂。重要文化財だそうな。




