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月山(快晴。展望良し。リンドウ咲く)2020

月山・姥ヶ岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 姥沢小屋駐車場には100台以上駐車できます。

この登山記録の行程

姥沢小屋(7:28)・・・姥ヶ岳(9:17)【休憩10分】・・・柴灯森(9:47)・・・【休憩5分】・・・月山山頂(11:03)・・・大峰手前(11:21)・・・月山神社(11:40)【昼食35分】・・・水場(13:25)【休憩10分】・・・姥沢小屋(13:51)

コース

総距離
約13.7km
累積標高差
上り約1,174m
下り約1,171m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

月山の山頂を初めて踏んだのは2008年7月である。山歩きを始めて3年目のことだった。
リフト上駅からリフトを利用して姥ヶ岳に登り、稜線を上り下りして月山山頂に至るという入門コースで、下りはリフトを使わずに下った。残雪がまだ豊富な時期だった。花も美しく、見晴らしは良くなかったものの、巨大な山容に圧倒されたことを覚えている。

初登頂後、月山の周辺はよく通った。
大朝日岳、以東岳、障子ヶ岳、寒江山、高館山、鳥海山、摩耶山などから月山を眺めた回数は、数十回になるだろうか。それなのに月山に足が向かなかったのは、リフトで登れるということもあり、あまり登りごたえを感じなかったのが大きな理由だった。また、登山者が多く、渋滞しがちなことも敬遠していた理由の一つである。

今回、12年ぶりに月山を選んだのは、周辺の山々の中で、「てんくら」の予報が終日良かったのはここだけだったからだ。このように消極的な理由で選んだものの、予報通りの天気に恵まれ、月山の印象は大きく変わった。
* * * * * * * * * * *
晴れの仙台を山形に向かうと、笹谷峠手前から天候は変わり、雲が厚くなった。山形に出ると、平野部は晴れているものの、月山周辺は雲の中である。
ところが、午前7時に姥沢小屋駐車場に着くと、雲から下界に出たように青空が広がり、姥ヶ岳と月山が大きな姿を現した。湯殿山山頂には滝雲が流れ、その先は雲に隠れている。登る山の方面だけが晴れている不思議な天気である。

協力金200円を払って、リフト上駅に向かう。今回はリフトは利用せず、右手に進んで登山道を歩く。姥沢小屋から出発して樹林帯を抜け、月山へは向かわずに姥ヶ岳に進み、そこから稜線伝いに柴打森を通り、月山山頂へ向かうルートである。

山頂からは八号目の方にしばらく進んで湿地を眺め、引き返して山頂に戻り、そこから姥ヶ岳を通らずに姥沢小屋へ下る。このルートは、約15kmの歩行距離になるので、登りごたえもある。ついでに、山頂部でいろいろなルートの確認もしてみた。

月山は素晴らしい山である。その雄大な山体を眺め、広大な湿地帯を見下ろし、稜線伝いに歩いていく。天気は次第に良くなり、秋田県側は快晴に近い状態となった。庄内平野はもちろん、日本海や鳥海山もくっきりと見えている。この季節は、リンドウが主役で、エゾリンドウ、ミヤマリンドウの紫が深い色合いで目に飛び込んできた。

山頂周辺からこれまで登った山々を同定する。朝日連峰は雲に隠れていますが、大朝日岳と西朝日岳が雲の上に顔を出していた。摩耶山や高館山の山頂付近に立つテレビ塔も確認できた。これまでは、あちらから見ていた山から見返したことになる。初めて登った時は、雲がかかって姥ヶ岳が見えただけだったので、なるほど、こうなっていたのですねという感じである。

下りは一直線である。登り返しがないので、淡々と下る。途中、水場で休み、あとはそのまま駐車場に直行した。
これだけ晴れた日も珍しい。この次は志津温泉付近から古道を歩いて山頂にいくことにしよう。

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装備・携行品

登った山

月山

月山

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