行程・コース
この登山記録の行程
戸隠牧場(06:15)・・・大橋(06:35)・・・西登山道入口(06:40)・・・古池(07:10)[休憩 30分]・・・新道分岐(08:30)[休憩 20分]・・・黒姫山(11:20)[休憩 30分]・・・新道分岐(13:30)[休憩 20分]・・・大橋(15:00)[休憩 20分]・・・戸隠牧場(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
台風10号の直後の晴れ間を狙って、黒姫山に登る。
黒姫山には以前、信越線黒姫駅から登ったことがあるが、今回は戸隠キャンプ場に前夜泊して登る。こちらからのルートだと7時間近いロングコースとなる。
7日の午後から長野に向かい16:30頃、戸隠キャンプ場に着く。
雨こそ降っていないが、雲が多く、風が強い。帰ったほうが良いか迷うくらいの天気だったが、しばらくすると、いくらかは晴れ間も出てきた。
翌8日、荷物をできる限りテントへ残し、ザックを軽くして、出発。
朝は晴れとなったが、しばらくすると雲が出始め、午前中は曇りで日が差さない天気が続いた。
古池方面への入口から登山道に入り、最初に種池に立ち寄る。
ここは、水草や、湿生植物が豊富で非常に良い環境が保たれている。ここで少し時間を費やした。
ついで、古池だが、堰堤が壊れて工事中のようだった。
古池を過ぎると、トチの木が多くなる。そして沢を渡る。
地図上は沢はないのだが、一応、水を飲んで問題なかった。
その後、ブナとシラカバの大木に、ネマガリダケの林床の森となる。
ここは伝統工芸の竹細工の資材保護のため、タケノコ採取禁止の看板が立っていた。
しなの木の休憩ポイントを過ぎ、黒姫山外輪山の尾根に登り、しばらくすると、しらたま平に至る。
しらたま平の地名の由来は、このあたりに多い、シラタマノキだ。
この尾根は眺望が良いはずだが、雲が多く、視界が悪い。
頂上へ着く頃、ようやく、ドンピシャでご褒美のように、雲が晴れ始めた。
野尻湖方面もはっきりと見える。
この後は、どんどん、天気は良くなり、行きの登りで見えなかった景色が、見えてくる。
帰りの沢で、水を補給し、山菜のミズを少しいただいて、キャンプ場に戻った。
久しぶりに堪能できた山登りだった。
ミズは、この時期、ムカゴ付きで、自宅に帰っておいしくいただいた。
【黒姫山の水場について】
地図上には水場はないことになっているが、2か所ある。
一つ目は、古池の先の地図にない沢。ここは今回初めて知ったが、一応飲んでみて問題はなかった。
もうひとつは、大橋林道沿いに流れる沢。何か所か入れるところがあるが、以前、この下流で、イワナ釣りをしたこともあり、こちらのほうが水質は確実だ。
いずれも、登りはじめ、終りに近く、途中にはないので、多めに水を持って行った方が良い。
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