行程・コース
天候
曇り、のち嵐、のち晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
【前日】
自宅(13:45)→ 狭山日高ICより圏央道、東北道で那須塩原ICへ
→ 国道400号、121号、352号で道の駅尾瀬桧枝岐へ(17:30)
ここで車中泊をし、翌朝滝沢登山口へ移動
この登山記録の行程
滝沢登山口(6:00) → 駒の小屋(9:45) → 会津駒ヶ岳山頂
→ 中門岳(11:00)→ 会津駒ヶ岳山頂 → 駒の小屋 →
滝沢登山口(15:20)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
草紅葉の会津駒ヶ岳に行ってきました。土日は天気がよくなく、月曜日が晴れると予報が出て
いたので月曜日に休みを取りました。ですが、登っている途中から雨がパラパラ降り始め、次第に
風も強くなり嵐のような天気に・・・。山頂に着くころには雨はやんできましたがすっきりとした
秋晴れの空は見られませんでした。
当初は会津駒ヶ岳のピストンを考えていましたが、いろいろ調べていくうちにその先の中門岳
が素晴らしいと知りました。ですが会津駒ヶ岳から中門岳への往復は2時間弱かかるため、
早朝出発では時間が間に合わないということで前日に現地入りし車中泊しました。
檜枝岐村は尾瀬の北に位置し、最寄りの高速道路のICから2時間以上も走るかなりの奥地です。
運転だけでもかなり疲れるので前日に入って正解でした。到着後は駒の湯で温泉につかり、
持って行ったお弁当を車中で食べて早めに就寝しました。
朝起きると雲はありましたが光も差し、まずまずの天気だと思いました。ただ天気予報では
朝のうちは雨も残るとのことでしたので多少は覚悟しながらも出発。駐車場は国道から林道に
入って滝沢登山口の近くに停められました。ここは10数台ほど停められますが林道の途中にも
駐車スペースは確保されており、全部で100台は停められるとのことです。
一番近いスペースは3台分くらいの余裕がまだありましたがあっという間に埋まりました。
歩き始めは樹林帯のなかなかの急な道でした。雨はぽつぽつ降っていましたが光も差していたのでそのうちやむかなと思っていましたが次第に本格的に降り始め、レインウエアを着用しました。次第に斜度は緩くなっていきますがとにかく登りが長く、無心でひたすら登り続けました。
3時間近くたつと辺りは急に開けて湿原や池塘が現れます。ですがガスも濃くなり雨も降り続け
だんだん寒くなってきました。駒の小屋のトイレ(ベンチがある)で中にフリースを着込み、
どうしようかなあ、中門岳はやめようかなあなどと考えましたが駒の小屋のご主人?が午後から
天気が回復すると話してるのを小耳にはさんだのでとりあえず行ってみることにしました。
会津駒ケ岳山頂はあっという間で雨も小降りになって風も収まってきたので取りあえず
中門岳を目指すことにしました。時折一瞬ですが薄日が差し始めうれしくなりました。
中門岳はどこだろうと思って進むと大きな池が現れ、中門岳の標柱が立っていました。
あたりは霧に包まれていましたが薄日が差し、なんとも幻想的な不思議な場所でした。
人もおらず静かで雨も上がったのでここで昼食にしました。
今日は悪天候なので中門岳まで来る人は自分だけかと思っていましたが、戻る途中数人の
方とすれ違い、行かれる方もいたようです。
その後、来た道を戻り駒の小屋に着くころには下界がよく見えてきて廻りの景色もわかって
きました。今までの分を取り戻すかのように写真撮影、景色を堪能して再び樹林帯を
黙々と下りました。標高差が1000mくらいあるのでかなりきつかったです。
今回の旅は天気予報が外れ、ちょっと残念でしたが頑張って中門岳まで行けたのはよかったです。晴れていればもっときれいだと思うので会津駒ケ岳に行かれた際は中門岳まで足を
延ばされることをお勧めします。
フォトギャラリー:91枚
前日夕方現地入りし、まずは地元の温泉(駒の湯)で汗を流しました。靴箱に登山靴が何足か入っていたので登山客が利用しているようです。
昨夜はここに泊まりました。道の駅尾瀬檜枝岐です。駐車場も広く、トイレは24時間開いています。登山口までも近いです。
朝はこんなにいい天気でした。
登山口の駐車場に移動しました。国道から林道に入っていきますが、林道のあちこちに駐車スペースが確保してあり、駐車には困らないかと思います。パンフレットでは全部で100台ほどとのこと。この時間は登山口から一番近い場所に停められました。
歩いてすぐ登山口があります。階段からのスタートです。
樹林帯の中を登っていきます。この時間はまだ日差しがありました。
雨が降り始めましたがこのときは一時的なものだと思っていました。湿原に着くころまでに晴れていればと。
紅葉が進んでいます。
道は歩きやすくなかなかいい樹林帯です。だんだん空も暗くなり雨が強くなってきました。
雨で写真も撮る気も起きず、気づけば湿原に出ました。天気が良ければ心躍る瞬間ですが・・・。
池塘の中に閉じ込められた草。
雨でカメラが濡れてしまうのでなかなか写真は撮れませんでした。
それでも色鮮やかな木を見ると一枚。
草がオレンジ色になっていてとてもきれいでした。
この時はガスでわかりませんでしたが
晴れていれば駒の小屋が見える場所でした。
雨なので地図も出すのも面倒で気がついたら駒の小屋のすぐ近くまで来ていました。
駒の小屋です。
小屋の裏のトイレの案内がかわいいです。
ハリネズミでしょうか?
トイレはベンチもあって荷物も置けるので少し休んでフリースを着込みました。
駒ノ大池の水鏡も楽しみにしていたんだけどなあ・・・。
風も強くなり、手はかじかんできましたがここまで来て山頂に行かないのはありえないのでとりあえず進みます。ここから20分くらいです。
歩いていると雨も小降りになり景色がはっきりとしてきました。
なんともいい色の絨毯です。
怖~い!
あっという間に山頂に着きました。
この先の中門岳、どうしようかなあ。
この時まで悩んでいましたがとりあえず行ってみてダメなら引き返そうと決めました。
道はほとんど平らで辺りは一面の湿原でした。草紅葉が見事です。
時々ガスが薄くなって明るくなるので天気が回復しそうな気がします。
中門岳はどこかしら?と思って歩いていたら急に大きな池と幻想的な風景が目に飛び込んできました!
近づいてみるとここが中門岳でした。ピークではないので山頂っぽくない不思議な場所でした。
ガスってはいますが雨は止み、ちょうどベンチもあったので昼食にしました。
幻想的な世界を独り占め。
後から一人来られました。ここは晴れているときにもう一度来たいです。
あいにくの天気ですが先ほどまでの雨と風が収まっただけでもありがたいです。
今まで濡れるのを気にして出せなかったカメラを思いきり出して撮りまくりです。(笑)
たまに見える青空が嬉しい。
わずかに残っていた花。
真っ赤ないいアクセントになっています。
再びの会津駒ケ岳山頂です。山頂は広くありません。
晴れていればいろんな山が見えたかなあ。
ドウダンツツジでしょうか。
駒の小屋まで戻ってきました。一瞬青空が見えました。
駒ノ大池。
メルヘンチックな感じがかわいらしいです。
だんだん周りの山々が見えてきました。
駒ノ大池から会津駒ヶ岳に向かう登山者たち。今から登る人は青空も見えるかな。
アースカラーとでもいうのでしょうか、
この落ち着いた色の感じが好きです。
許されるなら転がってみたい・・・
風景に登山者がいるといい感じです。
スミマセン、同じ人ばかり撮っています。
駒の小屋に向かう登山者。バックに青空が欲しかった。
池塘に映る逆さ草花。
いい場所にベンチがあります。
赤があるとついレンズを向けてしまう。
駒の小屋見納め。
すっかりいい天気になりました。
最後の階段を下りて
ゴールの駐車場です。車はほとんどなくなっていました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
みんなのコメント