色鮮やかな紅葉にも出会えた〜会津駒ヶ岳〜

小屋泊

会津駒ヶ岳・中門池（関東）

2025.10.12（日）

パーティ： 2人 (やぎやぎさん、ほか1名)

やぎやぎさん

行程・コース

天候

曇りのち晴れ(12℃〜18℃)

登山口へのアクセス

マイカー
その他：御池〜会津駒ケ岳(最上部Pから700m下)駐車スペース　５：1０前後

この登山記録の行程

Start(05:28)・・・滝沢登山口(05:43)・・・水場(07:19)・・・駒ノ小屋(08:52休憩10分)・・・会津駒ヶ岳(09:28)・・・中門池(10:20休憩15分)・・・駒ノ小屋(11:28休憩25分)・・・水場(12:52)・・・滝沢登山口(14:08)・・・Goal(14:22)

コース

総距離: 約13.2km

累積標高差: 上り約1,317m; 下り約1,316m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

前日に秋雨の尾瀬沼を歩き、御池ロッジに前泊して早朝から会津駒ケ岳を目指しました。
あれ程降っていた雨は、朝方にやんでいました。街灯のない真っ暗な道のカーブは、先がみえず恐ろしいほどでしたが、対向車が増えて…そのライトに安心できました。
会津駒ケ岳の林道は、幅員が狭く対向車がなかったので不安もありましたが、登っていくと下部の駐車に車が数台あったので、最上部の駐車場は無理だろうなと察していると誘導車が上部からバックしてきたので中間部(最上部から700m下)の駐車スペースに停めました。そのあとも続々と車がきて駐車スペースをあっという間に埋めていき…この山の人気を知りました。
朝陽が樹林帯へ差し込み出すと…ブナやダケカンバ・ミネカエデの黄葉とオオカメノキやハウチワカエデ、ヤマ漆の紅葉が美しく輝きだし・・足を止めさせます。曇り気味で光量がたりない状態でしたが、それはそれで充分満足させてくれました。
標高をあげると…展望が開けて周りの山肌の紅葉に目を見張りました。こんな光景に出会えるのは久しぶり…この瞬間を待っていたんだと周りから呟く声が聞こえました。
駒の小屋への草原は黄色やオレンジに色づいて、空には下弦の月が残っていました。ツツジやカエデの真っ赤な紅葉とチイングルマの赤い葉が、差し色のように映えて…秋色の湿原を彩っていました。
駒の大池には、ミネカエデの黄色と会津駒ヶ岳を映し出しており・・暫くその光景に釘付けになりました。
会津駒ヶ岳への木道は、一部、改修が進んでいて滑りにくいようになってきています。その先は、まだ間に合っておらず、何度か足を滑らせました。木道が粉々になり湿原への踏み入り箇所もあったので早く改修が進むといいなと思いました。
足元では、ネバリノギランとキンコウカのオレンジ色の葉とチングルマやイワショウブが赤い葉が、草もみじに色を添えています。小さな池塘の周りでは、ツツジ類の真っ赤な紅葉が鮮やかでした。
昼前くらいから重たい雲もはけて天候が回復・・ますます紅葉も映えてみえました。
大木のブナやダケカンバが黄金色に輝いて長い樹林帯を明るくしてくれていました。

想像以上にダイナミックな紅葉にも出会えて…大満足の秋山登山となりました。