登山記録詳細
2020秋 登山ツアー
涸沢カール(北アルプス・御嶽山)
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(14:15)・・・河童橋(14:20)・・・明神池(15:45)[休憩 15分]・・・明神・・・徳沢(17:30)
【2日目】
徳沢(04:45)・・・横尾(05:50)[休憩 10分]・・・本谷橋(07:26)[休憩 15分]・・・涸沢(09:28)[休憩 92分]・・・本谷橋[休憩 5分]・・・横尾(14:00)・・・徳沢(15:07)
【3日目】
徳沢(07:50)・・・明神・・・河童橋(09:50)
今年の夏はコロナの影響で、登山ツアーが中止になった。秋になりやっと涸沢カールへのツアーに参加できた。
京都から観光バスで上高地へ。コロナのため参加人数は14人。1人で2席使えるのは楽ですね。添乗員さんは、車窓から見える山をいろいろ紹介してくれた。
上高地で山岳ガイドさん(2人)と合流していよいよ出発。河童橋を渡り、梓川沿いの遊歩道を明神へ。明神池を拝観して、明神橋を渡り、徳澤へ向かう。途中、ガイドさんが道をそれて連れて行ってくれた所からは槍の東鎌尾根の一部が遠望出来た。徳澤に着くと、色とりどりのテントがお出迎え、まるでテントの見本市!宿泊するのは有名な徳澤園。これが相部屋?!薄い壁とカーテンで仕切られていて、プライバシーが保てる。一昨年の富士山で寝返りも打てないぐらいに詰め込まれた山小屋とは天国と地獄ほどの差がある。ご飯も美味しかったし、お風呂にも入れた。
前日涸沢に1000人程登っているため、登山道の混雑を見越して早朝5時前に出立。真っ暗な中、ヘッドライトを頼りに歩く。横尾に着く頃には夜が明けた。揺れる横尾大橋を渡り山道へ。山岳ガイドさんの岩石や地層に関する話を聞きながら歩く。左手に見える屏風岩は日本最大の花崗岩の一枚岩だそうだ。本谷のゆらゆら揺れる吊り橋を渡って河原で携帯食の朝ごはん。岩場にきれいな水が流れる良い場所。たくさんの人が休憩している。ここから急登がはじまった。コロナ自粛で鈍った身体にはキツイ。ガイドさんのすぐ後ろについて、なんとか登る。辺りに色づいた木が増え、前方に見える山小屋がだんだん大きく見えて来た。涸沢ヒュッテに到着!死ぬ前に必ず行ってみたい場所の1つ、涸沢カールだあ!目前に迫る穂高の峰々。晴天ではなかったが、雲が刻々と形を変え、頂や稜線が見え隠れする様子は荒々しい山容をますます引き立てる。ずっと眺めていたい風景だ。残念ながら紅葉のほうは色づきがいまいちだった。これも近年の温暖化などの異常気象のせいなのだろうか。帰り道にガイドさんが真っ赤なナナカマドの所に連れて行ってくれた。この赤、西日本ではなかなかお目にかかれない。名残惜しい風景を後に、下山する。あの屏風岩が見えて来た、山岳ガイドの青年が「来週、あれを登るんですよ。」と笑顔で言う。え~、あの岩壁の何処を?何本もルートはあるらしい。1番の主ルートを示してくれたが・・・、確かに道らしきものが草木の生える所に見えるが、その先は垂直の岩壁やん!(彼はTVにも出る有名な登山家らしい。)無事、徳澤園に到着。時々、小雨がポツポツしたが、カッパを着るほどではなく良かった。去年の双六岳はずーっと雨やったからなあ。
3日目の朝は雨、風もある。美味しい朝ごはんをいただき徳澤園を出発する頃には雨はやんでいた。河童橋で、お世話になったガイドさんとお別れ、バスの出発時間まで自由散策。5千尺ホテルでケーキセットを堪能し、お土産を買い、バスへ。途中、平湯温泉に入浴して帰路に着く。
- この山行での装備
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長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、傘、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、メモ帳・筆記用具、腕時計、健康保険証、ファーストエイド・医療品、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール |
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