行程・コース
この登山記録の行程
柳沢峠(09:30)・・・六本木峠(10:50)[休憩 10分]・・・横手山峠(11:45)[休憩 10分]・・・黒川山三角点(12:20)[休憩 5分]・・・鶏冠山(12:40)[休憩 5分]・・・黒川山三角点(13:05)[休憩 5分]・・・横手山峠(13:35)[休憩 5分]・・・六本木峠(14:20)[休憩 10分]・・・柳沢峠(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山としての天候は明日の方が良いのだが、明日は所用の為、この日出かける。やや腰痛ぎみのため、無理をせず、柳沢峠から黒川鶏冠山への往復とし、バスの時間までは、やや余裕が出る予定なので、きのこ観察しながら歩く。
久しぶりの土日とも晴れのせいか、あるいはGotoキャンペーンの影響か、非常に登山客が多かった。
この日塩山駅では、西沢渓谷行バスが3台と柳沢峠経由落合行きが1台の4台がほぼ同じ時間に出発。
これ以上の増発はないとのことで、10人くらい柳沢峠行バスに乗れない人が出た。
そして座れないバスに乗ったまま、柳沢峠に到着。晴れならここから富士山が見えるのだが、今日は曇り。
柳沢峠の付近はブナの道として園地となっている。やまなしの森林100選に選ばれたブナーミズナラ林が広がっている。ブナ、ミズナラの他、カエデ類も多い。イタヤカエデ、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、オオイタヤメイゲツ、ウリハダカエデ、ヒトツバカエデ、コミネカエデなど確認できただけで8種。但し、天気があまり良くなかったせいか、赤まで行かず、黄色で止まっているものが多かった。
一帯には人工林もあるが、これも、最初にカラマツを植え、次にモミを植えと長い時間をかけて、天然林の環境に近づけている、水源の森である。このあたり、きのこも豊富だが、クリタケなどの食べられるきのこは競争が激しく、既に取られた後が多い。
六本木峠、横手山峠への道はほぼ水平につけられており、楽に歩ける。横手山峠付近からは、ときどき日も差すようになって来たが、日が差す時間が少ないので、少し寒い。
そこから先も大きな登りはあまりなく、黒川鶏冠山(1710m)に着く。山頂周辺は、シラビソ、コメツガ林も広がっている。
ここからは眺望はなく、その先は、鶏冠神社(1716m)まで、岩場の滑りやすい道が続き、少し緊張する。ここからは、大菩薩嶺が見える。だが、スペースは非常に狭く、ツアー登山客がたくさん登ってきたので、押し出されるように下る。
そういえば、今日はガイドさんがついているツアー団体客が多い。Gotoトラベルの影響だろうか?
帰りの道で鹿と遭遇。雲取山でも感じたのだが、このあたりの鹿は人に慣れて、割と接近しても、あまり逃げない。
帰りは、ブナの道の園地内の別のルートで帰る。すると、途中で、鹿柵がしっかり張られて、通り抜けできないところがあった。バス停に10分前に着く予定で歩いていたので少々焦り、道のない斜面を登ってショートカットして間に合わせた。
結局この日は、ヤマブシタケ、カベンタケ、アイシメジなどをいただいて帰宅後に美味しく頂いた。
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