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泉ヶ岳・北泉ヶ岳(表コース〜氾濫原〜桑沼周回)2020

泉ヶ岳・北泉ヶ岳・大倉山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ一時雨(山頂部は強風)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 表コース登山口には十数台駐車できます。

この登山記録の行程

表コース登山口(6:48)・・・泉ヶ岳山頂(8:12)【休憩5分】・・・・三叉路(8:55)【休憩10分】・・・北泉ヶ岳山頂(9:35)・・・【休憩10分】・・・大倉山(10:55)【休憩20分】・・・氾濫原(11:43)・・・林道・・・桑沼(13:22)【遊歩道を歩く】・・・スプリングバレースキー場(14:50)・・・表コース登山口(15:09)

コース

総距離
約19.2km
累積標高差
上り約1,399m
下り約1,405m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

11月8日(日)の予報は晴れだが、山は強風注意となっている。隣県の予報を見ると、福島県は宮城県と同じような天気、山形県は曇りベースで雨もありそうだ。こういう状況なので県外や県境の山は諦め、県内の山を歩くことにした。

平野部に近い山で、標高は高くても1000m程度、樹林帯の中を歩くのが中心となると、候補は限られてくる。青麻山・あけら山、笹倉山・達居森が浮かんだが、里山はもう少し時期が遅い方が良いので、最終的には泉ヶ岳周辺に決定した。

どこから登ろうかと悩んだ末、もっとも登りごたえのある表コースを選ぶ。ブナを存分に味わうことができるように、そして葉が落ちてはいるものの、桑沼、氾濫原にも足を伸ばしてと少し欲張って、ルートは20kmほどになってしまった。最後は桑沼から林道を、スプリングバレースキー場からは車道を歩くことになるが、単独行ですからこれは仕方がない。

表コースは3年ぶりである。ここは岩場の急登で、泉ヶ岳ではもっとも難度の高いルートになるだろう。紅葉は終盤で、樹間にモミジの赤や黄色が残っていた。
胎内くぐりから先になると、岩をつかんで登るようになる。50分ほど急登を凌ぐと、稜線に出る。右に折れて、ドーダン林を進み、ブナ林の中をしばらく登った。山頂はすぐ・・というのは錯覚で、斜面をトラバースし、鞍部を登り返し、ニセピークを越えて山頂に着く。途中、視界が開け、太平洋が光って見えた。

山頂は強風が吹き荒れていたので、休まずに北泉ヶ岳に向かう。いったん鞍部に下り、三叉路を右に折れて、ブナとミズナラが見事な森を歩いた。ここの森の雰囲気が素晴らしく、私の好きなスポットの一つである。

北泉ヶ岳の山頂は展望がないので、ここも休まずに大倉山に向かった。
北泉ヶ岳から大倉山への稜線は、登山道の整備状況がよく、公園を散歩しているような楽しさが味わる。風が上空で唸りを上げているが、ブナの森の中は日差しも射して、とても快適である。

大倉山の東屋で休憩し、早めの昼食を摂る。
ここからは氾濫原に下り、ぐるりと回って升沢林道に出た。林道のカラマツが黄金色に輝いている。
林道を歩き、桑沼に着く。ここは寄り道をして、桑沼の遊歩道を歩く。ブナの葉はすっかり落ちて、周囲は初冬の色が濃くなっていた。ブナの白い幹が水面に映り、時折吹く風が水面を揺らしていく。

桑沼からは、少し退屈な林道歩きである。途中で時雨に会い、傘を取り出した。雨は降ったり、止んだりを繰り返し、スプリングバレースキー場に着く頃には、また日が射してきた。

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装備・携行品

登った山

泉ヶ岳

泉ヶ岳

1,172m

北泉ヶ岳

北泉ヶ岳

1,253m

大倉山

大倉山

934m

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