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道迷い不完全燃焼二子山/LEVEL10

二子山( 関東)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

風弱く晴れ。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前日上野村の民宿に前泊して青梨からアクセスした。

この登山記録の行程

北登山口(06:30)・・・股峠(06:40)・・・東岳(07:20)・・・股峠(07:50)・・・中央峰(三角点峰)(08:40)・・・股峠(09:20)・・・北登山口(09:30)

コース

総距離
約1.7km
累積標高差
上り約425m
下り約425m
コースタイム
標準3時間
自己3時間
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

週末の予報で土曜日より日曜のほうが天気が良さそうなので土曜は秩父観光をして日曜日に二子山に登ることにした。
駐車場の心配があったので真っ先に三峰神社に向かい10時過ぎには駐車場に車を停めた。登山者が駐車場の脇の登山口から登っていくのをみて雲取山が近くにあることに気付く。雲取山って超ロングコースだけどいつか登ってみたいよね。茶屋の前のもみじの紅葉を眺めながら三峰神社の鳥居をくぐり参拝を終えて帰りは茶屋で芋串をたべ駐車場待ちの車が行列を作っているを見ながら宝登山神社に向かう。
宝登山神社の参道を走ると見覚えのある阿左美冷蔵の店舗があって昨年きたよね。去年は宝登山の参道の店に来たなんてしらなかった。宝登山神社で参拝してギャラリーカフェでお茶をする。これで秩父観光を終えて食事もせずに予約してあった上野村の宿に向かおう。
上野村の宿は前日に7軒ほど電話してやっと予約が取れた。HPを見るとジビエが食べられるというので期待が膨らむ秩父は移動が長すぎていつのまにか時間が過ぎてしまう。なにもない田舎道を延々と走らされると恐竜推しの看板がありやっぱりなにもない証拠じゃんなんて思いながら3時過ぎに宿につく。
宿に着くと恰幅のよいご主人が迎えてくれる。玄関は動物のはく製いっぱいで全部ここらでとれたんだよって。朝食は急いでも6時半ころとのことなので朝食は抜いてもらうことにして部屋に入る。例によって速攻で浴衣を着て一番風呂狙いで風呂に入り上がった時に次の客がチェックインしている。ワインを飲みながらダラダラして夕食を待つ。夕食の時間なので食堂に行くとすでに数名の客。ほかの客も入ってきて夕食が始まる。ソロは男性1名女性1名、あとは外国人3名ロッククライマー3名で総勢10名浴衣は我々だけ。メニューは岩魚の塩焼き、ジビエの焼肉と自家製うどん鍋。ジビエは鹿、イノシシ、イノブタで全部自分で仕留めたって。クマがないと言い訳してるが予約の時に熊鍋希望といえば用意するよ。ご主人は広間の真ん中に胡坐をかいて座り一升瓶から注いだコップ酒を飲みながらジビエの食べ方やうどんの煮方を忙しく指南する。鹿とイノシシはうまいがイノブタは脂身だらけでうまくはない。自家製うどんを食べ終わるとおなかがいっぱいになる。自然と話題は山の話になって上野村の山登りマップは自分が作ったとかあの山のルートはどうとか。なにせお客10人中9人が山登りとくに女性のソロ客はどこへでも登っちゃいそうなひと。外人3名はさすがに話題に入らないけど全員山の話題で盛り上がる。誰かが滑落して死んじゃったとか、熊とイノシシを同日に仕留めて苦労したはなしとか、熊と出会ったらどうするかとか。明日登る二子山はクマの巣窟だなんていうからクマと出会ったら食べられちゃうなんて反応するし。
宴たけなわだけど宿の主人が中座したときにお先に~なんて一足先に退散した。明日の朝早いのでフロントに行って清算をすませる。GOTO振興券をまたくれるが使えないんだよね。地元の柿がフロントに置いてあって持っていけと勧められる。甘いですかと聞くと甘かったり渋かったりで食べてみないとわからないて(笑)
翌朝5時には起きたいのでおなか一杯のまま寝る。掛け布団が分厚くて夜暑くて起きてしまったので窓を少し開けたらよく寝れた。翌朝は予定通り起きて登山着を着て前日に買ったコンビニおにぎりをほおばり6時前には宿を出る。
夕食のときに二子山はどっちからいくの坂元から行くというと道があやしいので青梨から行けといわれたので青梨にすすむ。まだ日の出前なのでライトをつけて走るが何台かとすれ違う。青梨から林道に入り紅葉もだいぶ進んで落ち葉で路面が見えないしあちこちで落石してて落石を踏みながらスピードを落として走る。ようやく登山道にたどり着くと軽自動車が1台あり2番手だ。軽自動車ではおばさんが登山靴の紐を結んでいるカップルだろうか。我々も用意をしているとおばさんはすでにソロで歩き出す。軽自動車から男性が降りてきて話しかけられ自分は留守番なんだよあいつは山が好きで一人でいっちゃうからこないだなんて9時間も車で留守番してたてこちらも靴ひもを結びながら話を聞いていた用意が済んでちょうどあった仮設トイレで用を足して歩き出す。岩山だからストックはいらないよね。
すぐ股峠に到着し東岳にむかう最初は土に落ち葉が降り積もった斜面を登っていくがすぐに岩山に代わる脚だけで登れる傾斜ではないので四つん這いになって両手両足を使って登る感じ。三点支持とかいうんだよね。上を見上げると垂直に岩が切り立っていてあんなところどうやって上るんだよルートなんかあるのかねって感じだけど行って見ると岩を巻いたり裏側に回るとだんだんいなっていたりで思ったより簡単に登れる。鎖場も何ヶ所かあって意外と簡単に高度を上げる。山頂に着く前にさっきのおばさんとすれ違う。30分強で山頂にたどり着くと360度の絶景がひろがっているが最近こんな山ばかりなのであまり感激が薄いのに驚く。絶景なんだけど秩父のお山はどれも同じ感じなのと周りに山が多すぎて感動がないな。早々に東岳を降りて股峠にもどる。
看板をみると一般ルートと上級者ルートがある事前にどっかの記事をみたら上級者ルートからは鎖が撤去されているていうので迷わず一般ルートを選ぶ。今日は一般ルートで西岳を登り西岳のさきを降りて坂元のほうから股峠に戻る予定よ。東岳と同じような感じで西岳を目指すがピンクのリボンが色あせててルートがわかりにくい落ち葉の踏み跡があちこちにあって踏み跡だけでは迷いそう。西岳にたどり着くと登山客が二人いて言葉を交わす。一人は普通の登山客で坂元から上がってきて股峠に降りるてもう一人はクライマー風でここからは一般ルートと上級者ルートとクライムルートだって。じゃあ予定してたのはクライムルートかでもヤマップにルートがあるんだからいけないことないじゃんって。西岳の標識をさがしてもどこにもないし一番高いところにいてもヤマップの山頂とは違うなんでだろうな。仕方ないので適当に降りだす。さっきのおばさんもすれ違わなかったしおばさんはどっちのルートにいったんだろう。適当におりだした道で何人かの登山者とすれ違ったのでまあ道はまちがってないよね。ここもピンクリボンが色あせてて道がわからないので探しながら降りるていくとなんかへんだよ見覚えのある場所じゃん。一般ルートと違うルートを降りてきたはずなのにじゃあ上級ルートで降りてきたってこと?でもそんな上級なんて場所なかったじゃんほらもう股峠だよ。股峠についけどまだ9時ころでどうする。西岳のルートの左側の平坦な道をいく人もいるからついていってみようよでもこれから周回するんじゃ相当遅くなるよねクライムルートに迷い込んだらニッチもサッチモ行かなくなるじゃんってことで断念して帰ることにする。股峠から降りていくと駐車場には停めきれないほどの車30台~40台は止まってるかな。せっかくだから高速が混まないうちに帰ろうって早々に装備を解いているとさっきのおばさんも降りてきたどこですれちがったんだろう不思議だよね。おばさん車に戻るも留守番のご主人がいなくて探しに行く。僕らが車に乗り込んだころ今度はご主人が帰ってくるがおばさんがいない(笑)それを尻目に車を出してまた青梨に向かう。青梨の手前で282号線にはいって山里を延々と走らされて龍勢会館にたどり着いて蕎麦でも食べようとしたけどあまりおいしそうな風情ではない。即座に検索するととみたって蕎麦屋が近くにあるので向かう。すぐ入れたけど蕎麦が出てこない。マイタケ天ぷらとごぼうのから揚げとざるを頼んで30分以上まつ次から次へと客が入ってきてあっという間に満席になる。ようやく蕎麦が出てきてなかなかに美味しい蕎麦。レジ横に渋抜きした熟熟柿が1個50円で売っていたので2個かって店を出る。
発秩父のお山でした。
秩父は遠い割には感動が薄いし、マイナーな山だから登山道がはっきりしてなくて迷うしいい印象じゃないけど両神山と雲取山はいつかこないとねっていつくるのさ(笑)

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装備・携行品

登った山

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1,166m

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