行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
中央本線笹子駅発着
この登山記録の行程
笹子駅 7:15--(車道21分)--7:36 車道終点 7:42--(25分)--8:07 最後の徒渉点・標識支柱 8:07--(30分)--8:37 送電鉄塔 8:37--(9分)--8:46 林道 8:50--(31分)--9:21 宝越え・鶴ヶ鳥屋山分岐 9:21--(26分)--9:47 角研山・庭洞山分岐 9:47--(20分)--10:07 送電鉄塔・ふれあいの里分岐 10:24--(41分)--11:05 からかさ岩分岐 11:05--(10分)--11:15 本社ヶ丸(1630.8m)11:45--(31分)--12:16 清八峠 12:16--(7分)--12:23 清八山 12:35--(5分)--12:40 清八峠 12:40--(20分)--13:00 ベンチ 13:00--(16分)--13:16 鹿除け柵 13:16--(11分)--13:27 登山口 13:27--(林道15分)--13:42 変電所手前の橋 13:42--(車道33分)--14:15 追分トンネル入口 14:15--(車道10分)--14:25 国道20号線 14:25--(車道25分)--14:50 笹子駅
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
大月市の観光ガイドマップを見て、まだ行ったことのない山に登ってみようと本社ヶ丸に登る。快晴の空の下、富士山、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳と大展望を楽しむ。その代わり、前回の塔ノ岳長尾尾根コース同様、終盤の長い車道歩きに疲れ果てる。
早朝の電車で無人の笹子駅に下車すると、鶴ヶ鳥屋山方面への登山道に向かう。山に朝日が当たって紅くなっている。
鋪装された道が右にカーブするところからは、沢沿いに進んでいく。20分ほどで舗装道が途切れ、そのまま細めの林道を少し行くと、徒渉となる。左岸を進み、堰堤を越えていくと道が途切れ、よく見るとここも徒渉点だ。次は、流れが枝分かれするところ。ここも分かりにくいが、右の小さなナメ沢のある方に徒渉して暫く行くと、また谷が二手に分かれるところにぶつかる。ここも右手の方に徒渉。少し行くと、本当にここで良いの?という感じでまた徒渉する。数少ない赤いリボンが頼りだ。
少し上がったところには、標識の細い支柱がポツンと立っていて、標示はないが間違いでないことを確信する。
ここからは沢を離れ、斜面を急登していく。植林帯を抜けると、斜度は一層きつくなる。道も足幅しかない。それでも、標高がどんどん上がっていくので、また明るい山々が見えるようになる。
がむしゃらに登ること30分、巨大な送電線鉄塔に到着する。その手前で、道は二手に分かれるが、鉄塔の先で合流し、やがて鋪装された広い林道に飛び出す。
一息入れ、向かいの擁壁に付けられた鉄ばしごを登る。更に進んでいくと、右にカーブする辺りから緩やかな稜線歩きとなる。巨木も見られる。途中から巻き道を行くと再び稜線の分岐に出る。左に向かえば、鶴ヶ鳥屋山だ。
標識に従い、右に進む。朽ち果てた滑車を越え、岩場のピークを幾つか越えたり巻いたりしていくと、角研山に到着する。ここは、庭洞山を経由して笹子駅に下る道の分岐でもある。
稜線を更に進むと、足下に小さな笹がびっしりと生えた緑の道となる。やがて大きく開けた場所に出ると、ここにも巨大な送電鉄塔が建っており、ふれあいの里分岐となる。
緑の斜面を登ると、反対側には、南アルプス、八ヶ岳、その間に北アルプスの大展望が広がる。素晴らしい景色だ。
ここからも割と広めの稜線をアップダウンしながら登っていくと、からかさ岩方面の分岐に至り、やがて左手には、樹林越しに三つ峠山、その右に富士山が見えてくる。
最後の岩場に登れば、そこが本社ヶ丸だ。当然、展望も良い。甲府盆地や河口湖も見下ろせる。山頂部はそれ程広くはないが、今日は、他に二人組がいるだけなので、のんびりと岩に腰掛けて昼食とする。風もなく、日射しが暑い位だ。
本社ヶ丸からの下りは、急な岩場の連続。その途中には、独立した大きな岩が有り、ここからの展望もまた良い。
本社ヶ丸から30分ほどで清八峠に到着する。後は下るだけなので、三つ峠山方向に少し登り、清八山に行ってみる。なかなか素敵なところだ。三つ峠山への縦走路が見え、富士山も、より全体的に見える。勿論、南アルプスから八ヶ岳の展望も良い。
三つ峠山から来た方の話では、三つ峠山は大分賑わっていたとのこと。静けさと展望に大いに満足していた様子。
清八峠に戻ると、山腹を巻くように下り、やがて、九十九折りの道に。登山開始後の急登部は落ち葉が厚く積もっていたが、こちらは唐松林が主なので、落ち葉で滑るようなこともなくて助かる。勿論、登山道としても明瞭でしっかりしている。
ひたすら下ると、やがて左の谷筋が明るいまだ新しい植林帯となり、鹿除けの柵を越えると、その植林帯の道に入っていく。道も緩やかになるが、登山道の両脇にびっしりと檜の若木が植えられているので、藪漕ぎするかのようになっていて、閉口する。
清八峠から50分ほどで登山口の鹿除け柵となる。ここからは、道の境が見えないほど厚く積もった落ち葉で埋め尽くされた舗装道を気持ちよく下る。ところが、そのまま行くかと思いきや、徒渉が有り、何故か荒れた林道を下ることに。
やがて、大きな橋が見えてくると、橋のこちら側が少し広くなっていて、車も停まっている。車で来る人は、ここから往復すればたやすく登れることになる。
橋の対岸には、直ぐに巨大な変電所が現れる。ここと、途中で見上げた巨大な送電鉄塔とが結ばれているのだ。
その後は、これといってめぼしいものの無い車道歩きが延々と続く。たまに、変電所の工事車両が通過するくらい。やがて、追分トンネルを抜けていく。照明は点いていないが、それ程の長さはないので、灯りを点ける程のことはない。一段上がった歩道もある。
トンネルを抜けて暫く行くと、国道20号線に出る。交通量は多く、トラックの数も多い。疲れも出てくる。
1時間10分の車道歩きの後、漸く笹子駅に到着。電車の時間に余裕があったので、直ぐ先にあるお店で笹子名物の笹子餅を買う。
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
トレッキングポール |
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