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石裂山(おざくさん)クサリとハシゴの大人のアスレチック 2020

石裂山( 関東)

パーティ: 2人 (はにわ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

加蘇山神社駐車場8:10***千本桂8:45***東剣の峰10:07(5分休憩)***石裂山10:47(5分休憩)***月山11:00(5分休憩)***祠11:25(30分休憩)***駐車場12:45

コース

総距離
約4.7km
累積標高差
上り約706m
下り約702m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年最後の山行は栃木県の岩稜と信仰の山、石裂山へ。
石裂山は(いしさくやま)ではなく(おざくさん)と読む。
自分も調べるまで(おざくさん)とは読めなかった。
石を裂くと言うと今年流行った<鬼滅の刃>で炭治郎が修行で一刀両断にする岩でもないかと思ったが結果から言うとそんな石は見当たらなかった。
この辺なら以前、山の中で見かけた名草の巨石群の<弁慶の手割石>の方が聖地になるかも。

<まとめ>
加蘇山神社駐車場は20台ほど停められます。
石裂山BSの近くの神社の脇にトイレあり。
石裂山までのバスはJR鹿沼駅から(1日2便)
https://www.city.kanuma.tochigi.jp/0495/info-0000001380-0.html
加蘇山神社参道入口には樹齢800年と500年の大杉あり。
沢沿いの道にはこの時期、氷華も見られるらしいが本日はありませんでした。
また沢沿いの道には切り出した苔つく古い杉が多数あり。
回遊コースは時計回りの方が楽そうです。
分岐を過ぎ県の天然記念物の千本桂を過ぎると行者返しの岩からハシゴやクサリが始まります。
その先、石裂石のハシゴを登ると奥宮。
戻って左に行くと岩稜の尾根。
この先至る所に滑落注意の看板が出てきます。
慎重に進み、稜線にでて東ノ剣の峰、西ノ剣の峰と続きますが降るごとに長いハシゴがあります。
石裂山頂上はあまり展望がよくありませんが男体山方面だけ開けています。
月山も展望少し。
下山はハシゴが一か所だけでそれほど危険はありません。
石裂山は過去に何度も滑落死亡事故がおきている山らしいです。(今年も滑落事故あり)
ぐらついたハシゴもありましたが油断しなければほとんどがしっかりしたハシゴなので慎重に上り下りすれば問題ないかもしれません。
ただ子供や登山初心者は危ないかなと思いました。
岩場になれた人は大人のアスレチック感覚で楽しいかも。
自分は普段、体全体を使う登山はしないので距離は短いですが久しぶりに疲労感がありました。
----------------
さて今年も残りわずかですね。
今年はアルプスなどに行かず様子を見ながらの山行でしたが来年はどうなることやら。
自分は電車やバスを使わず車でのピストン登山がメインですが年末にかけて感染者も増え、大寒波も来そうだし年末年始は大人しく自粛して巣ごもりかなあ。。。。。。


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フォトギャラリー:60枚

思ったよりも広い駐車場。
今日は自分達だけのようだ。

やたらと多い注意書き。
気を引き締めていきます。

コースの案内板。

まずは大杉をくぐって加蘇山神社へ。

加蘇山神社。

その脇の大杉の鳥居をくぐって登山道へ。

最初は作業用のような道。

何の動物だろう?ご丁寧に白骨が並んでいました。

この下が竜が滝。

竜が滝は水量もあり中々の落差です。

東屋を過ぎて分岐を左に進みます。

少し行くと天然記念物の千年かつらに出会う。

裏から回り込んでみるがサグラダ・ファミリアなんて呼んでいる人もいるみたいだよ。

登山道の杉の倒木。
でも道はしっかりとしている。

昔は日光の修験場だった石裂山はいにしえを感じる大杉が至る所にありました。

東屋を過ぎて中ノ宮からいよいよ最初の鎖場、行者返しへ。

まずはハシゴを登り

続いて鎖場。

手掛かりは多いので難なくクリア。

少し歩いて奥宮へハシゴを登る。

ハシゴの脇に古い鎖があったが昔はこちらを使って登ったんでしょうね。

ここもしっかりとしたハシゴ。

岩壁の隙間に小さな鳥居があってその奥に祠があった。

奥宮からは先程のハシゴを戻って、ストックをしまい、今度は急な尾根を木々の根っこをつかんで登って行く。

危ないところにはハシゴが架けられ

危険の注意書きも。

岩場が終わると落ち葉で見づらい踏み跡を探して

稜線に出る

暫く進むと西の剣の峰が見え

東の剣の峰に到着

この下を鞍部まで降るが幅50cmほどの登山道から

長いハシゴを降りる

友人Y君頑張って!ハシゴはしっかりしているので慎重に下れば問題なし。
ただ両側はキレ落ちているのでハシゴの無い昔の人はどうやって上り下りしたのかなと思いながら下から見上げる。

鞍部からは岩場を登り返し

西の剣の峰から石裂山

展望台にも行ってみるが栃木の低山が見えました。

そしてまた長いハシゴ。

ここもしっかりとしているハシゴなので問題なし。

鞍部に降りて

また登り返し

そして石裂山頂上。
見晴らしは良くないが急に風速5m以上はありそうな風が吹いてきて顔が冷たい。

日光男体山方面は雪雲の中。あっちから冷たい風を運んでくるんだろうな。

風が強く寒いので早々に尾根伝いを月山へ。

初めて見た!山頂の灰皿。吸い殻が入っているから登頂したときに一服する人って今でもいるんだなあ。山火事用心、栃木県恐るべし。

月山も寒いので早々に下山。

幾らか岩場下り

杉林へ

岩壁の下の祠。
ここで風もなく太陽の光が暖かいので昼食タイム。

何処からか啄木鳥のコンコンコンと言う音も聞こえ、コーヒーを飲みながらゆっくり休憩。

その後は1ケ所ハシゴを降り

倒木の登山道を進む。

辺りは苔だらけ。

分岐まで戻ってきて。

1時間弱で駐車場に無事到着。
二人して久しぶりに体全体を使って疲れた~。
おしまい。

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登った山

石裂山

石裂山

879m

よく似たコース

石裂山 栃木県

展望とスリルの信仰の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
4時間15分
難易度
コース定数
16
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