行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅5:30・・・国道16号線・・・国道410号線・・・道の駅みんなみの里※WC休憩(8:05~8:15)・・・和田町はなぞの広場(8:35)
カーナビ設定は向西坊入定窟付近→はなぞの広場付近に到着。細い道の運転が不安な人や大型車は海岸沿いの国道128号線町営無料駐車場からのんびり歩く事をお薦めします。
※サーファー御用達エリアです。
【帰路】曽呂経由12:05※酪農の里 ソフトクリーム350円/弁当400円
往路と同じ国道経由で14:10帰宅
この登山記録の行程
はなぞの広場(8:38)・・・花嫁街道登山口(8:44)・・・第1展望台(9:01)・・・経文岩(9:20)・・・じがい水(9:30)・・・駒返し(9:45)・・・烏場山(10:08)・・・旧烏場山(10:28)・・・金毘羅山(11:08)・・・黒滝(11:13)・・・はなぞの広場(11:17)
ガイドブックの参考CT【5時間】
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
正月休み最終日は房総低山へ。首都圏の知事達がこぞって外出自粛要請を促す状況下の登山は外道クライマーならぬ外道登山者か?昭和・戦時期なら非国民かしら。後世、『自己責任で』というフレーズが流布されたのを都合良く転用し、烏場山へ一人旅。山奧でひっそり暮らす動物たちのように(なるべく、人と会いませんように)と祈る。自宅を出た時の気温は0度。房総丘陵の山道はマイナス3度。温暖な地域とは言っても寒暖差がある。房総南部が水不足と聞いた年末。
岩崎元郎氏の【新日本百名山】に選定された、烏場山は一昨年の台風被害で早々に地元の人々によって登山道が復旧したと聞いた。5~6年前にガイドの読図山行が初登頂。低山ながら山の各所から静かな太平洋の海が眺められ、スダジイなど房総特有の山に育つ木々が印象的だった。この時期、房総は観光シーズンでそれなりに近県からの車の往来も多い筈、が肩すかしを食う。世間は良心的な人々が多いのだろう。
花嫁コースから半時計廻りで烏場山を回り、烏場山から黒滝までは花婿コースと名を変える。地元の【和田浦を歩こう会】の整備で、台風で傷んだ道は安全に通過出来るように手入れされていた。この山も令和元年台風19号の倒木被害。道を塞いだ痕跡は道端にチェーンソーで破砕された木片の数で知ることが出来た。地方では祖父母の代では木々を薪としたが、今は安易に焚火が出来ない。便利で不便な世の中だ。子どもの頃、夏休みになると祖父の家で過ごし五右衛門風呂の焚き付けをした経験が今になって誇らしい。
地図と地形を見比べる度に『ちょっと痩せた馬蹄形』だと思う。谷川の馬蹄形のようにハードでなくても半日で楽しめるのがいい。烏場山(からすばやま)には秋の花・アザミと春の花・菫が咲き、ほっこりする。風も凪いだ穏やかな日の『太平洋』の海がキラキラと輝く様は新潟で見た、日本海のとはまた違う趣で良いのだ。旧烏場山を過ぎた頃に、時計廻りで烏場山を目指す女性とすれ違う。黒滝には赤穂浪士となった武士に仕えた後、主人や縁者の慰霊の為出家し全国を行脚した向西坊が、人生の終焉を入定の場と定めた岩室がある。近隣地域に住まう娘も地元の人も推す心落ち着く場所。川に架かった橋を幾人かのハイカーが通過していく。黒滝を前に『わ~!!』という歓声が背後に聞こえる。コロナが席巻しても、明日は明日の風が吹く。我が家族を含め、離れて暮らす家族が一緒に盆と正月を過ごせる日が戻りますように。南アルプスへ今シーズンこそは行ってみたい。(元旦はそんな妄想を抱きルートガイドを眺めて過ごした。)欲張りなお願いばかりだが、一つでいいので願いが叶うといいなぁ。
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 行動食 |
テーピングテープ | GPS機器 | カップ | |||
【その他】
ウェット除菌シート・除菌ジェル アルパインハーネス・20mロープ・スリング120㎝・60㎝・カラビナ・環ビナ×各1※使用する箇所なし。 2019年~2020年と台風19号被害後に登頂した房総登山で整備が進んだ山道でした。 【分県登山ガイド・千葉県の山】 |
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