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プチ雪景色の烏の塒屋山・龍門岳縦走

烏の塒屋山・龍門岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (K-TAN さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: R166→大宇陀栗野 郵便局前

この登山記録の行程

08:47 大宇陀栗野
09:47 烏の塒屋山
12:06 龍門山
12:21 関電鉄塔
14:13 大峠
14:40 大峠トンネル出口

コース

総距離
約9.5km
累積標高差
上り約1,299m
下り約1,085m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

大宇陀栗野から烏の塒屋山を経由して、龍門岳へ登り、大峠から大峠トンネル出口へ下る縦走を計画

大峠トンネル出口の登山道に自転車を置き、4Km先の大宇陀栗野へ車を駐めて出発
登山口は民家の郵便局横から入っていく。
一番奥の民家の庭先の奥に登山口がある。
民家の玄関先をかすめると、ピンポンが鳴るので慌てて、「通りまぁ~す」と声をかけて、登山道に入っていったが、ちょっと気まずい思いをする。

登山道は、昨日の雨でかなり緩くなっているのですべる、すべる。

烏の塒屋山までは4つの激登りがある。烏の塒屋山手前の斜面は30度を超えているので、地表はバナナの皮状態で地面毎滑って危ないったらありゃしない。
烏の塒屋山からは折り返すように伸びている激下りの道を、3点支持で慎重に降りていくが、ここもバナナの皮なので、木々にジャンプしながら降りていく。

この後も、激登り、激下りが何度も現れる。
もうしんどいったらありゃしない

鹿除けのフェンスを右に進んでいると、「ガサッガサッ!」と大きな音がした。
びっくり!!して、前を見ると10m先で大きな日本猿2匹が逃げていく尻が見えた。「おおっー!」とため息をつく
今日は、クマ鈴を忘れたので、時々声を出しながら歩いていたが、フェンス沿いの道は、もう崖に近く、登ることに気を取られていたので、声を出していなかった。そのため10mまで気がつかなかった。
熊でなくて良かったなぁと胸をなで下ろし、しばらく大声を出しながら登って行った。

途中でやけに寒いと思っていたら、木の上からやたらと氷が落ちてくる。
結構大きな固まりに頭を直撃され、ボコッ!を音を立てる。
「イタッ!」と上を振り向いても誰も居ないのに、「コラッ!!」と叫ぶ。
気温は1℃、昨夜の雨が凍ったんだろうと思っていると、うっすらとした雪景色に変わった。

龍門岳手前の斜面は極めつけの激登りだが、登山道は土がむき出しなので、登山靴でスキーが出来手しまう程、滑って登れない。
仕方ないので、脇を登って行くことにしたが、斜度がきついので、滑るし、滑ると滑落してしまう。
慎重に足場を確かめながら一歩一歩、雪に覆われたがれきの上を登っていく。

途中、龍門岳の道標があったので、そちらに進んだが、道があるようで無い踏み跡を進むと、龍門岳の祠の下に出た。稜線に乗り換えようと登っても、滑って難儀する。

龍門岳は景色もなく、すこし下った所に関電鉄塔があるので、そこで昼ご飯にした。
ここは景色が抜群にいい。

今日の昼ご飯は、ナポリタン
野菜と肉をニンニクで炒め、ケチャップと牛乳ベースのスープを加えて一煮立ち。パスタを湯で、スープに絡めて、粉チーズをふりかけると
なかなかうまい、ナポリタンができあがった。

「うまいなぁ」と一人ご満悦な時間を過ごしていると、2台のバイクが登って来た。
ここは芝生が綺麗なんだが、二人のバイクがしっかりタイヤ痕を残していったので、なんだかなぁ、すこし残念な気持ちになった。

下山は大峠を目指してひたすら下っていくものと思っていたが、なんと急登のアップダウンが多々あり、結構しんどい思いをする。

10.1Km 5時間52分 激登りが多すぎるルートで、道が分からなくなるところも数々あるが、なぜか気持ちが良い。振り返ると楽しかった。
プチ雪景色も見られたし、大型の猿とのニアミスにどきり、昼飯はうまかった。終わってみると、なんか心地が良い
来週は花見登山かな?

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フォトギャラリー:40枚

民家の郵便局

その横を入っていく

民家の庭先に登山口がある

最初の激登り

4つ目の激登り。ここはかなりきつい

烏の塒屋山到着

折り返すように下っていくが、急登と同じ激下り。
昨日の雨で、地面がかなり緩く、滑るので危険だ

しか除けフェンスを右に進む

時々この手の道標が現れるが、非常にわかりやすく助かった。

龍門岳? 何で???

ここは左右どちらに行くかわかりにくい。ルートは右だった。

第一鉄塔

第一鉄塔からの景色

またまた龍門岳の標識が、今度は落ちてるし。
よく見ると左矢印が書かれている

なるほど、ピークを一つパス出来そうだな

左に進むのか

右のピークをパスして、左のピークの先がルートだな、と左のピークに裏から回ったら、大回りで余計に斜度がきつかった。前方の鞍部に進んだ方が良かったと後で気がついた。

ピークの先は激下り

登り返して進んでいくと、おや雪だ
温度をかくにんすると1℃だった。道理で寒い筈だ

斜度がきつすぎて、登山道は土が剥き出しで滑って上れないので横を登っていく。
しかし、こちらもかなり滑る。

やっと激登りを登り切る。
龍門岳は右か?と進んでみたものの、道は無い!

かろうじて踏み跡らしき道を進むと、お堂の下に出たので、斜面を登っていったが、滑って難儀する。

12:06 龍門岳到着
去年はこっちからのぼってきた。

一等三角点

すこし下ると、鉄塔がある

2つ目の鉄塔まで下る。
今日はここで昼ご飯

右のとんがりは音羽山手前の熊ケ岳

今日の昼は、ナポリタン

スープを絡めて、粉チーズを振りかけて完成

ここで降りようかとも思ったが、ここだとあまりにも近いので、先に進むことにした。

下山ルートなので、下りだけと思ったが、激登り、激下りの連続。

道がわかりにくい場所も多々ある

14:14 大峠到着。
音羽三山のルートは前方右から降りて来て、前方左に下っていく。
今回は、右に折り返して下っていく。

左が下山道

川の中を下っていく

しばらく進むと、林道に繋がっている

14:40 マイバイクに到着(下山完了)
ここから4Km自転車で下る。

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装備・携行品

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登った山

竜門岳

竜門岳

904m

よく似たコース

竜門岳 奈良県

今昔物語に登場する仙人が修行したという山

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間40分
難易度
コース定数
19
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