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笈ヶ岳&大笠山BCスキー2021

笈ヶ岳、大笠山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (100ski さん )

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行程・コース

天候

4/11快晴 4/12快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 南砺市道桂線冬季ゲート手前駐車スペース

この登山記録の行程

[1日目]
3:57市道桂線ゲートー5:57桂湖オートキャンプ場6:07ー6:14大畠谷橋ー(15分休憩)ー10:41前笈ヶ岳10:55ー13:23大笠山避難小屋13:43ー13:49大笠山13:55ー16:32笈ヶ岳16:40ー16:58シンノ又出合17:10ー18:10千丈平ボトムー19:51大笠山19:55ー20:00大笠山避難小屋

[2日目]
7:02大笠山避難小屋ー7:07大笠山7:16ー7:29千丈平ボトムー8:40大笠山ー8:45大笠山避難小屋9:18ー10:33前笈ヶ岳10:40ー(20分休憩)ー12:35大畠谷橋ー12:56桂湖オートキャンプ場13:15ー14:01市道桂線ゲート

コース

総距離
約36.1km
累積標高差
上り約3,252m
下り約3,252m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日本二百名山の笈ヶ岳と、日本三百名山の大笠山で山スキーしてきた。
笈ヶ岳と大笠山での山スキーは4月の上旬から中旬か旬だと思い、天気が良くて気温が低めのこのタイミングで笈ヶ岳と大笠山に登ることにした。
また、地図を見ると、笈ヶ岳と大笠山との間の稜線の石川県側には広々としたカール状の千丈平があり、山頂から千丈平に向かって思う存分滑りたいと思い、大笠山避難小屋で1泊することにした。

1日目、夜明け前の南砺市道桂線ゲートからスタートし、市道を進んで、トンネルをくぐり、境川ダムに進んだ。
境川ダムの上で眺めを楽しみ、桂湖畔の市道を進んだ。
湖畔の市道は雪で埋まっている所が多くあった。
桂湖オートキャンプ場に進んで休憩し、足場が上げられた大畠谷橋を恐る恐る渡り、登山道に入った。
登山道には、橋を渡るといきなり梯子場や鎖場があった。
登山道を進むと、標高900m付近から滑走可能な程度の積雪になり、アイゼンを装着した。
登山道の雪は、踏み抜きしない、丁度いい硬さで、アイゼンで登りやすかった。
標高1000mを超えると、一面の雪の斜面でどこでも進める状態だった。
前笈ヶ岳あたりまでは全面的に雪で覆われた状態だったが、そこを過ぎるとアップダウンのある稜線となり、ピーク付近で雪が途切れている所が多かった。
稜線の夏道が見えているところは夏道を進み、稜線の藪になっているところはその下の雪が付いたところを進んで巻いた。
アップダウンを過ぎると、再び全面的に雪で覆われ、大笠山避難小屋まで登った。
小屋で泊まり装備をデポし、休憩した後、すぐ傍の大笠山に登った。
大笠山頂上には雪がなかった。
白山連峰、日本海、北アルプスなどの景色を楽しんだ後、笈ヶ岳方向に稜線の雪庇に沿ってコルまで滑走した。
コルから先はピーク付近で藪が出ていたので、藪の下を巻くように雪があるところをトラバースして進んだ。
さらに稜線部を進んで笈ヶ岳に登頂した。
笈ヶ岳頂上にも雪がなかった。
景色を楽しんで、笈ヶ岳北西面の沢を滑走した。
面ツル極上ザラメの斜面でとても滑りやすかった。
滝が出てくるシンノ又沢との出合まで滑走した。
出合からシンノ又沢を上流に向けて登った。
シンノ又沢には雪解けの沢水が流れ込んでおり、美味しくて貴重な飲水をボトルに詰めることができて、とてもありがたかった。
この時期の雪は汚れており、雪を解かした水は、あまり美味しくなく、沢水の方が断然美味しい。
シンノ又沢を詰めて、千丈平のボトムに登った。
千丈平は、ツリーホールを覗いた感じでは、積雪が2m~3mありそうな感じだった。
千丈平ボトムからは、沢状の部分を進んで行くと、大笠山と笈ヶ岳との間の稜線のコルに登れた。
コルに登っている途中で夕暮れになった。
コルから稜線に沿って大笠山頂上に登り、金沢を含む加賀平野の夜景を楽しんだ。
その後、大笠山避難小屋で、食事をして、気持ちよく眠った。

2日目、夜明けで目が覚め、ご来光を見て、食事をして、泊まり装備を片付けてから、大笠山頂上に行った。
北西の方向には、金沢の実家があるエリアの建物がハッキリと見え、何だか嬉しかった。
大笠山頂上から千丈平を見下ろして、その先にある白山の姿はとても素晴らしかった。
大笠山頂上から、広大なカール状の南西面を滑走し、千丈平ボトムまで滑走した。
雪は縦縞状の溝があり、とても印象深い風景を醸し出していた。
白山を眺めながらの滑走はとても素晴らしく、心の底からここを滑れてよかったと思った。
千丈平ボトムから稜線のコルに登り、稜線を進んで、大笠山避難小屋に戻った。
デポしていた泊まり装備をザックに詰め、その後、登山道に沿って大笠山東面を滑走した。
前笈ヶ岳手前のアップダウン箇所は歩いて移動し、前笈ヶ岳の手前の直近のピークから滑走し、前笈ヶ岳のピークを巻いて、登山道に沿って滑走した。
雪が途切れてきた標高900m付近で滑走を終了し、登山靴に履き替えて、登山道を下った。
梯子場、大畠谷橋を進んで、まったりして心地いい桂湖オートキャンプ場で休憩した。
休憩後、市道桂線を進み、境川ダムに寄り道をして、トンネルをくぐって、市道桂線ゲートに下山した。
下山後、しらみずの湯で入浴し、家に帰った。

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フォトギャラリー:108枚

1日目。南砺市道桂線ゲート

市道トンネル

境川ダム

市道

市道

桂湖オートキャンプ場

登山口

大畠谷橋

登山道梯子場

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道

前笈ヶ岳頂上

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道

登山道

大笠山避難小屋前

大笠山避難小屋前

登山道

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山頂上三角点

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

大笠山南面稜線部滑走

稜線部移動

稜線部移動

稜線部移動

稜線部移動

笈ヶ岳頂上

笈ヶ岳頂上三角点

笈ヶ岳頂上

笈ヶ岳頂上

笈ヶ岳頂上

笈ヶ岳頂上

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

笈ヶ岳北西面滑走

シンノ又沢出合

シンノ又沢出合。笈ヶ岳北西面滑走終了

シンノ又沢登り

シンノ又沢登り。水場

シンノ又沢登り。滝露出部

シンノ又沢登り

シンノ又沢登り

千丈平ボトム

千丈平

千丈平

稜線部コル

稜線部登り

大笠山頂上

大笠山頂上。金沢方面の夜景

大笠山避難小屋

2日目。大笠山避難小屋前。ご来光。

大笠山避難小屋前

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山頂上

大笠山南西面千丈平カール滑走

大笠山南西面千丈平カール滑走

大笠山南西面千丈平カール滑走終了

千丈平ボトム

稜線部コル

稜線登り

大笠山頂上

大笠山頂上。河北潟と金沢医科大学が見えた

大笠山避難小屋前

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

大笠山東面滑走

前笈ヶ岳滑走

前笈ヶ岳滑走

前笈ヶ岳滑走

前笈ヶ岳滑走

登山道梯子場

大畠谷橋

桂橋上

桂湖オートキャンプ場

境川ダム上流側

境川ダム下流側

市道ゲート

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 帽子 グローブ
サングラス 腕時計 カメラ 非常食 行動食 GPS機器
シュラフ スリーピングマット アウターウェア バラクラバ オーバーグローブ アイゼン
ビーコン ヘルメット
【その他】 スキー、兼用靴、ウィペット、シール

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登った山

大笠山

大笠山

1,822m

笈ヶ岳

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