行程・コース
この登山記録の行程
栃寄森の家(11:45)・・・分岐(13:15)・・・御前山(13:25)[休憩 25分]・・・御前山避難小屋(13:55)[休憩 10分]・・・トチノキ広場(14:50)[休憩 20分]・・・栃寄森の家(15:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
カタクリを見に御前山へ向かった。ルートは奥多摩都民の森からの周回ルートを選択。栃寄森の家へは境橋のトンネル出口を左折し狭い山道を登るが舗装はしてあった。栃寄森の家は現在閉館中だが、20台くらいは置けそうな規模の日帰りハイカーのための駐車場もある。
惣岳山に向かって登っていくがそこそこの急登。登る途上でカモシカと出会ったが下山してきたハイカーの熊鈴に驚いて逃げてしまった。御前山への稜線ではカタクリも咲いており、カタクリを眺めながらのハイキングになる。山頂直下で富士山も望めるが、午後の時間で雲がかかっていた。山頂に到着すると雲取山、鷹ノ巣山~石尾根が望める。以前は森に遮られ展望はなかったが、雲取山を望む北側の樹木が伐採され展望も広がる山になった。本日は風も少しあって少々寒かった。山頂で食事をして避難小屋に下山していく。避難小屋からは大岳山や都心方面の眺望もあり、窓も広くて水場もあるのでなかなか快適な作りだと感じた。避難小屋からは栃寄へ向けて下山。中腹では桜も咲いておりカタクリの群落もあった。また、トチノキ広場にはワサビ田もあり、そこからの下山路では栃寄大滝も望めた。ここまで下山してくると標高は1000ⅿを割ることもあり、駐車場への道のりでは新緑と山桜がきれいだった。
都民の森からの周回ルートは初めてだったが、カモシカ、スミレ、カタクリ、富士山、雲取山と石尾根、山桜につつじ、わさび田、大滝や新緑となかなか多彩な景色が楽しめた。コースタイムが4時間位で手軽に歩け、コースの端々に奥多摩の春らしい感じのするコースだった。