行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
牧ノ戸峠(09:35)・・・沓掛山(10:10)[休憩 20分]・・・扇ヶ鼻分岐(11:30)[休憩 20分]・・・久住分かれ(12:20)[休憩 10分]・・・久住山(12:50)[休憩 10分]・・・久住分かれ(13:10)・・・諏峨守越下(13:50)[休憩 10分]・・・北千里浜(14:20)[休憩 5分]・・・法華院温泉(14:50)
【2日目】
法華院温泉(07:25)・・・坊がつる(07:35)・・・分岐(07:40)・・・段原(09:00)[休憩 10分]・・・大船山(09:40)[休憩 10分]・・・段原(10:10)[休憩 10分]・・・大戸越(10:50)[休憩 5分]・・・林道合流点・・・分岐・・・坊がつる(11:55)・・・法華院温泉(12:10)[休憩 40分]・・・吉部分岐・・・雨ヶ池越(13:40)・・・分岐・・・雨ヶ池分岐・・・九重登山口(15:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ミヤマキリシマを観に九重に登る。
【1日目】
雨の降る中、牧ノ戸峠から久住山を目指す。沓掛山までは所々で小さい株が咲いているが、少し枯れ始めていた。高度を上げて行くと徐々に満開のミヤマキリシマが顔を出してくる。雨に煙る中の山行もなかなか良いものだ。久住分かれから久住山に向かう。中岳方面への分岐で、雨の降る中、パンで昼食。10分程小休止し、久住山に向かう。山頂手前から満開のミヤマキリシマが出迎えてくれる。山肌がピンクに染まる見事な景色だ。山頂に到着し、直ぐの下山開始。午後から天候が徐々に回復する予報であったが、回復の兆しがないので中岳はパスして法華院へ向かう。鉾立峠へのルートは崩落のため通行禁止となっているので、諏峨守越下、北千里浜を経由して法華院へ向かう。下り始めから急斜面が続き、徐々に沢沿いの岩稜帯に変化していく。段差が高い所もあり脚に堪える。北千里浜は歩きやすいが何度か徒渉しながらの登山道となる。雨で煙っているがミヤマキリシマも観る事も出来る。15時くらいに法華院に到着したが、雨が止まないのでテント泊を断念し法華院温泉山荘に素泊まりする事にした。コロナの影響か、この時期としては珍しく宿泊者が少なかった。持参の食材を調理して夕ご飯を食べ、温泉に浸かり疲れを癒す。
【2日目】
坊がつるから大船山に登る。法華院山荘からサブザックに換え軽量装備で出発。坊がつる避難小屋の先から登山道に入る。昨日の雨で岩が濡れていて滑りやすい。徐々に急登に変化し、段差の高い所も所々に現れる。高度を上げていくとミヤマキリシマも観る事が出来る。段原に到着するとピンクのミヤマキリシマが山腹を染めて見事な景色を観る事が出来る。暫し景色を観ながら小休止。まずは大船山に向かう。樹林帯を抜けると岩場の登山道に変化し、風も強くなってくる。山頂に到着すると遮る物がなく、祖母山、阿蘇山、遠くに霧島などを観る事が出来る。暫し景色を堪能し、平治岳へ続く稜線を歩く。ミヤマキリシマの中をノンビリと歩を進める。大戸越への下り斜面から平治岳のミヤマキリシマが見えてくる。大戸越に到着すると多くの登山者が集い写真を撮ったり、景色を観ながら休憩したりと大混雑。小生も暫し景色を堪能し平治岳を回避して、坊がつるに下山開始。泥濘が続く登山道で神経を使いながらの下山になる。坊がつるに到着すると、多くの登山者が設営の準備をしていた。法華院温泉山荘でお昼ご飯を食べ、長者原に下山。バスを乗り継ぎJRで帰路へ。
天候には恵まれなかったが、満開のミヤマキリシマを観る事ができ、思い出に残る山行であった。
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JR豊後中村駅からタクシーで牧ノ戸峠へ
雨の中、牧ノ戸峠から登山開始
展望台までコンクリートの登山道が続く
終わりかけているミヤマキリシマ
この間を抜けて行く
標高1,503m沓掛山に到着
沓掛山の山頂から久住方面へ向かう(巻道通行禁止)
徐々にミヤマキリシマが増えてくる
久住山へ向かう
イワカガミ
山肌に咲くミヤマキリシマ
マイヅルソウ
星生山
久住分かれに到着
標高1,786m久住山に到着
山頂付近のミヤマキリシマは満開
久住分かれから諏峨守越下に向かう
今にも落ちそうな岩
北千里浜が川になっていた
雨の中法華院へ歩を進める
雨の山行もいいものだ
法華院温泉山荘に到着
法華院温泉山荘から大船山に向かう
避難小屋の先に登山口がある
所々岩稜帯が現れる
崩落している
高度を上げていくとミヤマキリシマが現れる
段原に到着、山頂へ向かう
北大船山方面はミヤマキリシマが満開
岩稜帯が続く
登り切れば山頂
マイヅルソウ
標高1,786m大船山に到着
山頂から祖母山を望む
久住連山
阿蘇山
岩の割れ目に咲くミヤマキリシマ
北大船山から大船山を望む
標高1,706m北大船山に到着
平治岳もミヤマキリシマが満開
大戸越に到着
続々と平治岳に登っている
見事だ
大戸越から坊がつるまでは泥濘が連続
吉部分岐から長者原へ向かう
雨ヶ池の手前からミヤマキリシマが現れる
雨ヶ池
ヤブデマリ
九重登山口に到着
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー |
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