行程・コース
天候
曇り時々晴れ。ちょうど山頂に着いた頃は晴れていました。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東京から中央道経由で池口岳登山口まで約4時間半かかります。登山口に最も近いコンビニと思われるファミリーマート信州喬木店(下伊那郡喬木村6593番地)にナビをセット。東京からコンビニまで約3時間半、コンビニから登山口まで1時間弱です。中央道の松川ICを降りてコンビニへ。コンビニから県道251号を通り、見通しが悪く,すれ違い出来ない細い道(車のナビのルート)を通り、高速道路の様な無料の三遠南信自動車道矢筈トンネルを通り、国道152号を経由して池口岳登山口に向かいました。続きはコース状況等の欄を参照願います
この登山記録の行程
登山口〈4:14〉・・・黒薙〈6:21〉[休憩6分]・・・ザラ薙平(テント場)(7:31)・・・ジャンクション〈9:08〉・・・池口岳北峰〈9:26〉[休憩15分]・・・池口岳南峰〈10:17〉[休憩40分]・・・池口岳北峰〈11:39〉[休憩7分]・・・ジャンクション〈12:08〉[休憩16分]・・・ザラ薙平(テント場)(13:42)[休憩14分]・・・黒薙〈15:02〉[休憩14分]・・・登山口〈17:02〉
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口へのアクセス方法に書ききれなかったので、ここに追加で記載します。
遠山郷の道の駅で入手したパンフレットによると、中央道の飯田ICを降りるルートが示されており、登山口へのアクセス方法に記した見通しが悪く,すれ違い出来ない細い道を通らないルートを推奨しています。下記URLの遠山郷までのロードマップのサイトを参考にして下さい。(2021年6月12日時点の情報。遠山郷観光協会に確認したところ、土砂災害等でルートが変わる可能性があるので、事前確認をお願いします。との事)
https://tohyamago.com/access/road_map/
なお、人家跡にある登山届の箱のあるところまでは道が舗装され、通行に問題ないです。登山届の箱の先から砂利道となるものの、池口岳登山口先の避難小屋まで、一般車でも全く問題ありません。池口岳登山口先の避難小屋から、更に先に砂利道があり、もっと奥まで行けるのか?(登山ルートが短縮出来るか?)と思い、焦って車で突っ込んだところ、相当荒れた道で、車を傷めてしまいました。池口岳登山口先の避難小屋から先の道は、池口岳にも繋がっておらず、絶対に行かない方がよいです。池口岳登山口の路肩に4,5台位、登山口先の避難小屋周辺に5,6台位車が置けそうです。また、登山届の箱のある人家跡(私が見た感じでは人が住んでいない様子)にも2台位駐車出来そうです。
池口岳登山道は、昭文社「山と高原地図」では破線(難路)になっているものの、踏み跡はしっかりしており、尾根筋を通るルートで、道迷いしそうな場所には必ずマーキングがある為、ほとんど問題ないと思いました。ただ、ネットでは池口岳南峰から鶏冠山へ行かれる方が多数おられるものの、南峰から先はマーキングが無く、笹原は鹿道か?雨筋か?登山道か?の区別が全く出来ない状態で、見通しが悪い場合、素人では絶対無理だと思いました。昭文社「山と高原地図」で、池口岳北峰まで往復のコースタイムが11時間以上となっており、今回南峰まで休憩を含めて往復約13時間もかかっており、早出と充分な水分が必要だと感じました。
登山口、黒薙、ザラ薙平(テント場)、池口岳北峰、池口岳南峰は、auの電波が入りました。
ザラ薙平(テント場)は5,6張、池口岳北峰山頂は2,3張、池口岳南峰山頂(若干傾斜あり)1,2張、個人用テントが張れそうです。
ザラ薙の先の北側1、加加森山へのジャンクション手前の北側2、ジャンクションと池口岳北峰の間の西側3、池口岳南峰山頂周辺の西側4の4ヵ所の木の間から南アルプスが見えました。
今回どうしても池口岳南峰まで行きたくて、梅雨入り前の夏至(6/21)の直前の一年で最も日が長いこの時期を選んで、池口岳登山を決行しました。日の出(4:23)直前に登山口を出発。今回休憩を含めて往復約13時間かかり、疲れましたが、南アルプス南部、中央アルプス、御嶽山、恵那山を見る事が出来てとても満足出来ました。
フォトギャラリー:65枚
最終人家跡近くの道路脇にある登山届の箱。ここまで舗装されており、車の通行に問題なし。この先の道は砂利道となり、狭く、すれ違い不可。
登山口。日の出(4:23)前に出発。
面切平。
北側が明るい林の中の登山道。
中央アルプス。中央から左から右に、南駒ケ岳、空木岳、木曽駒ヶ岳。
黒薙。
黒薙から池口岳。左が北峰。右が南峰。
黒薙から池口岳(左)と鶏冠山(右)。
黒薙の案内板。右側の黒薙部分がひらけて、鶏冠山方面の眺め良好。ただし、池口岳は左側の樹木で完全には見えませんでした。池口岳は、ここより手前で良く見えました。
繁殖力が強い雑草のカタバミがザラ薙平の先まで、登山道脇に至るところに咲いていました。
南アルプス。右の尖がったピークが上河内岳。その左が聖岳と思われます。
ザラ薙から池口岳。手前の北峰に南峰が隠れて一つに見える。
テント場の案内。登山道上の倒木が切られ、登山道が整備されていました。
草原の気持ちの良いテント場。
水場下降点の看板と、下に水取り用のパイプ。
熊の糞?
イワカガミ。ザラ薙平より先の登山道の至る所に咲いていました。
ザラ薙から眺め。手前下の登って来た尾根と、左側奥に恵那山が見える。
ザラ薙の先から中央アルプス拡大。左から南駒ケ岳、空木岳、木曽駒ヶ岳。
一つ目の岩場。通行に問題なし。
加加森山。
二つ目の岩場の登り。通行に問題なし。
二つ目の岩場の下り。狭い岩の間を通るものの、問題なし。
ジャンクション手前から、しらびそ高原方面の眺め。中央の最も高いピークが奥茶臼山。中央右奥に仙丈岳。
ジャンクション手前から、しらびそ高原方面の眺め拡大。左の最も高いピークが奥茶臼山。右奥に仙丈岳?
加加森山へのジャンクション。
岩の間からの眺め。中央奥のピークが恵那山。
光岳の山塊。左側の最も高いピークが光岳。
池口岳北峰への笹原の道。
池口岳北峰山頂。
池口岳北峰山頂のテント場。個人用テントなら2,3張いけそう。
池口岳南峰(左)と、鶏冠山,中ノ尾根山方面(右)。中央奥が深南部。
池口岳北峰先からの南アルプス拡大。左:上河内岳、右:茶臼岳?
池口岳北峰先からの光岳拡大。左側中程のテカリ岩が良く見えました。
池口岳南峰。
池口岳南峰への笹原の道。
池口岳南峰山頂。三角点と案内板。
池口岳南峰の案内板拡大。
池口岳南峰山頂の様子。若干傾斜があるもの、1,2張は個人テントが張れそう。
池口岳南峰の木の間から眺め。手前は加加森山。奥一番右が聖岳、その次の奥が赤石岳?その次の手前が兎岳?その次の奥が悪沢岳?その次の手前が中盛丸山?その次が大沢岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。聖岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。赤石岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。左手前:中盛丸山?、中央奥:悪沢岳?、右手前:兎岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。右:塩見岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。仙丈岳?
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。信濃俣。
池口岳南峰の木の間から南アルプス拡大。大無間山?(信濃俣の右に見える山)
池口岳南峰の木の間から眺め。手前は加加森山。奥一番右が聖岳、その次の奥が赤石岳?その次の手前が兎岳?その次の奥が悪沢岳?その次の手前が中盛丸山?その次が大沢岳?
池口岳北峰。
池口岳北峰山頂。
池口岳北峰を下る途中から見える中央アルプス拡大。左奥かすかに見える:御嶽山、右手前:安平路山?
ジャンクション。
登山道上の倒木がカットされ、整備された登山道。
ザラ薙から池口岳方面の眺め。急に曇ってきて山頂が隠れる。
ザラ薙の谷底を見たところ。
黒薙から池口岳方面の眺め。雲で池口岳山頂が隠れる。
山の神。
池口岳登山口。登山口に向かって右側に4,5台位の駐車スペースあり。
池口岳登山口から少し上がった所にある池口避難小屋。この周辺に5,6台駐車出来そう。
池口避難小屋の中の様子。畳敷きで綺麗。十畳あり、そのうち四畳に物が置いてあるものの、六畳空いているので、最低でも六名は泊まれそうです。
最終人家跡(私が見た感じでは人が住んでいなさそう)の駐車スペース(2台位置けそう)から池口岳方面を見たところ。池口岳は雲に隠れて見えませんでした。
近くの道の駅 遠山郷にある「かぐらの湯」の入口。源泉汲み上げポンプの落下事故で、現在温泉ではなく、沸かし湯ですが、気持ちの良いお風呂でした。大人/\400。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | トレッキングポール | ライター | |||
【その他】 水等3.5L、モバイルバッテリー |